クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件
戻った日常
最近イイねが増えなくて悲しい作者です。気づいている人が多いと思いますが,前までの話でこの物語の1部終了しました。
ちなみにタイトルで表すなら,
知られざる魔王の戦い
ってところかな。
前置きが長くなりましたが2部始まります。
後,なるべくイイね増やして欲しいなぁ〜。
作者はネガティブなので自信をなくしてしまいます。
はい,ほんと前置き長いですね。
早く始めろと言う方おまたせしました。
それでは始めましょう。
それではどうぞ。
かつてそこには村があった。
だが今では騒がしかった雰囲気もなくなり只々静寂が村を包む。
村にはいろいろな出店があった。
だが今ではそこは血の池だった。
そうこの村はとある理由で魔王に滅ぼされた。
悲しくもそれが魔王の定めなのだから。
「ふぁーあ。」
あの戦いからもう1週間だ。
しかし今だにゼンはあの宿でのんびりしている。
理由は簡単,王女のせいである。
なぜならゼンがベランダで寝た次の日,
いらないと言ったのに王女は兵たちを連れてゼンとエルに報酬を渡しにわざわざこの宿を訪ねてきたのだ。
すると当然街の人たちは何事かと集まってくる。
はっきり言おうゼンは目立ちたくないのだ。
なぜならいちおうコレでも魔王だししかもエルというガイド天使までいるわけでただでさえ目立つのにこれ以上目立って無駄に騒ぎが起こってまた巻き込まれるのが嫌なのだ。
しかもゼンには悩みが2つある。
1つはこの前ゼンだけが見た自分に関わる事。
そして2つ目は旅の目的を全く達成できそうにないのだ。
旅の目的と聞いて?が浮かんだ人がいたら困るので説明をしておく。
そもそもゼンがこの旅に出た理由は才道を止めるわけでもエルと出会うためでもないあくまで魔王の使命として自分の従者を見つけるための旅なのだ。
そして1週間も宿に泊まっているのは,もう心が折れかけているのだ。
事件にばかり巻き込まれ従者が出来る可能性が全く見えないのである。
そう思いながらゼンは今日も宿の窓からため息をこぼす。
「従者って言っても俺,人は信用できないしなぁー。」
(もうこの際エルでいいのでは?)
(いやいやたしかにエルは信用できるけどさ,ガイド天使であって,俺の従者とかじゃないから!
エルにも立場ってものがあるだろ。)
(それでは本人に聞いてみましょう。
エル聞こえてますか?)
すると,
(うん,聞こえてるよ。
ていうか最初から聞いてたよ。)
と,エルが驚きの発言をする。
(それでは話しは早いですね。
それでエルはマスターの従者になりますか?)
(うん,お兄ちゃんの従者だよね。
なら構わないよ。)
(いや待て待てー。
お前ら頭おかしいんじゃねえのか?)
ゼンがそうツッコムと,
(なにを言ってるんですかマスター。
これで目標達成し後はカタリナさんに報告するだけじゃないですか。)
(いや,天使が従者ってそんな魔王がいるか!)
(それはあくまでマスターの常識の範囲です。
そもそもマスターは違う世界の人間なんですからはっきり言ったら私たちが言ってることはまったくおかしくありません。)
マジで………。
(という事でエルはマスターの従者ということで決定しましょう。)
(サンセーイ。)
ハッハッハ。
ゼンは心の中で苦笑いしながら泣いていた。
ということで話し合い(ほぼエルとリリィが無理やり)で従者はエルということになった。
ゼンにしかできない従者の契りもリリィがゼンと無理やりリンクしエルにしっかり契りの証である十字のアザを右手首に施した。
やってしまったものはどうしようもないし他にやることもないのでゼンも折れてとりあえずカタリナに報告するために再び魔王会会場に向かうことにした。
ちなみにタイトルで表すなら,
知られざる魔王の戦い
ってところかな。
前置きが長くなりましたが2部始まります。
後,なるべくイイね増やして欲しいなぁ〜。
作者はネガティブなので自信をなくしてしまいます。
はい,ほんと前置き長いですね。
早く始めろと言う方おまたせしました。
それでは始めましょう。
それではどうぞ。
かつてそこには村があった。
だが今では騒がしかった雰囲気もなくなり只々静寂が村を包む。
村にはいろいろな出店があった。
だが今ではそこは血の池だった。
そうこの村はとある理由で魔王に滅ぼされた。
悲しくもそれが魔王の定めなのだから。
「ふぁーあ。」
あの戦いからもう1週間だ。
しかし今だにゼンはあの宿でのんびりしている。
理由は簡単,王女のせいである。
なぜならゼンがベランダで寝た次の日,
いらないと言ったのに王女は兵たちを連れてゼンとエルに報酬を渡しにわざわざこの宿を訪ねてきたのだ。
すると当然街の人たちは何事かと集まってくる。
はっきり言おうゼンは目立ちたくないのだ。
なぜならいちおうコレでも魔王だししかもエルというガイド天使までいるわけでただでさえ目立つのにこれ以上目立って無駄に騒ぎが起こってまた巻き込まれるのが嫌なのだ。
しかもゼンには悩みが2つある。
1つはこの前ゼンだけが見た自分に関わる事。
そして2つ目は旅の目的を全く達成できそうにないのだ。
旅の目的と聞いて?が浮かんだ人がいたら困るので説明をしておく。
そもそもゼンがこの旅に出た理由は才道を止めるわけでもエルと出会うためでもないあくまで魔王の使命として自分の従者を見つけるための旅なのだ。
そして1週間も宿に泊まっているのは,もう心が折れかけているのだ。
事件にばかり巻き込まれ従者が出来る可能性が全く見えないのである。
そう思いながらゼンは今日も宿の窓からため息をこぼす。
「従者って言っても俺,人は信用できないしなぁー。」
(もうこの際エルでいいのでは?)
(いやいやたしかにエルは信用できるけどさ,ガイド天使であって,俺の従者とかじゃないから!
エルにも立場ってものがあるだろ。)
(それでは本人に聞いてみましょう。
エル聞こえてますか?)
すると,
(うん,聞こえてるよ。
ていうか最初から聞いてたよ。)
と,エルが驚きの発言をする。
(それでは話しは早いですね。
それでエルはマスターの従者になりますか?)
(うん,お兄ちゃんの従者だよね。
なら構わないよ。)
(いや待て待てー。
お前ら頭おかしいんじゃねえのか?)
ゼンがそうツッコムと,
(なにを言ってるんですかマスター。
これで目標達成し後はカタリナさんに報告するだけじゃないですか。)
(いや,天使が従者ってそんな魔王がいるか!)
(それはあくまでマスターの常識の範囲です。
そもそもマスターは違う世界の人間なんですからはっきり言ったら私たちが言ってることはまったくおかしくありません。)
マジで………。
(という事でエルはマスターの従者ということで決定しましょう。)
(サンセーイ。)
ハッハッハ。
ゼンは心の中で苦笑いしながら泣いていた。
ということで話し合い(ほぼエルとリリィが無理やり)で従者はエルということになった。
ゼンにしかできない従者の契りもリリィがゼンと無理やりリンクしエルにしっかり契りの証である十字のアザを右手首に施した。
やってしまったものはどうしようもないし他にやることもないのでゼンも折れてとりあえずカタリナに報告するために再び魔王会会場に向かうことにした。
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