クラス転移でみんな勇者なのに俺だけ魔王だった件
提案そして新しい仲間?
切ったあとムラクモから黒い煙が出てきた。
「最後にしては案外あっけない最後だったがなかなか楽しめたぞ少年,最後にお前の名前を教えてくれないか。」
「ゼン,リロード,リバル
おそらくお前の主人と同じ出身地のものだ。」
「ハハッ,主人と同じ出身地のものか,ならば負けても少しも悔いは残らないな,だが、主人に対する脅威を取り除く事が出きなかったのは少し悔いが残るな,
主人よ貴方の望みが叶うようにこのムラクモ地獄から祈っております。今までありがとうございました。」
そう言い残しムラクモは,ちりひとつ残さず消えていった。
「昨日は色々疲れたな。」
次の日俺は,いつも通り少し早い時間に起き昨日の出来事を振り返っていた。
(マスター,今日の会議はどうされるので?)
リリィにそう言われ俺は思い出したくもない記憶まで思い出してしまった。
ムラクモを倒した後,当然領主はその場でクビになり今は保安ギルドにお世話になっている。
そして残った問題が次期領主を誰にするかまだ何も決まっておらずとりあえず今日,会議をするらしいのだが,なぜかその会議に俺も呼ばれているのだ。
正直言って行きたくない。
そりゃそうだろうはっきり言って面倒ごとになど関わりたくもない。
しかし,今回は自分が原因だし罪悪感があると言っちゃああるので行くしかないだろう。
出来る限り穏便に済ませよう。
この時の俺はこれから起こる事を全く知らずそんな呑気なことを考えていた。
「それでは次期領主について会議を始めます。」
もうヤダ帰りたい。
(まだ始まったばかりですよ。元気を出してください。)
思えば日本にいた頃からこう言った会議は嫌いだった。
早く終わんないかなー。
そんな風に日本の思い出に黄昏ながら会議に参加していたが次の瞬間放っては置けない言葉が出てきた。
「私としては今回の事件を解決したゼン殿に領主をやってもらいたいのですが,
どうですか?」
(ハッ?)
冗談ではない自分で言うのも何だけど俺穀潰しですよ。
人の上に立ってはいけない人ですよ。
「確かにゼン殿がいなければあのままあのクズにいいようにされていたな。」
嫌々先日まで領主だった人をクズって!
「ゼン殿,もしよろしければこの街の領主になってはもらえないでしょうか?」
「嫌です。」
即答だった。
「しかし,我々は貴方以外に適任者がいると思えないのですが?」
「えーっと自分は冒険者ですしまだ年も若いですのでもっと人生経験が豊富な方がいいと思います。」
なに言ってるかわかんない?
自分でもわかんねえよ。
「そうですかそれならこの中で一番年上なリガール殿,貴方は領主をやってもらえますか?」
「正直言って私もゼン殿がいいと思ったんですが、ゼン殿がそう言うのならば私が責任を持ってやりましょう。」
よかったー,っていうかなんでみんなそんな俺に期待してんの!
こうして少しいやマジで焦ったこともあったが無事に会議は終了した。
ホントよかったー。
しかし,まだ驚きは終わっていなかった。
「良し,今日はさっさと街を出て次に行こう。」
そう言いながら街を出る準備をしていると,
(マスター,その前に1つ質問してよろしいでしょうか?)
質問?まぁいいかっで質問って?
(その、マスターと同じベッドで寝ているその女の子は誰ですか?)
???????。
なんだろうこのまた面倒な事が起こりそうな予感、良し今のは聞かなかった事にしよう。
(イヤ、無視しないでくださいよ。)
覚悟を決め少し膨らんでいる布団のシーツを取ってみた。
わあ、金髪幼女がいるー。
どうやら人生とは決して楽な道はないのだと俺はこの時学んだ。
「最後にしては案外あっけない最後だったがなかなか楽しめたぞ少年,最後にお前の名前を教えてくれないか。」
「ゼン,リロード,リバル
おそらくお前の主人と同じ出身地のものだ。」
「ハハッ,主人と同じ出身地のものか,ならば負けても少しも悔いは残らないな,だが、主人に対する脅威を取り除く事が出きなかったのは少し悔いが残るな,
主人よ貴方の望みが叶うようにこのムラクモ地獄から祈っております。今までありがとうございました。」
そう言い残しムラクモは,ちりひとつ残さず消えていった。
「昨日は色々疲れたな。」
次の日俺は,いつも通り少し早い時間に起き昨日の出来事を振り返っていた。
(マスター,今日の会議はどうされるので?)
リリィにそう言われ俺は思い出したくもない記憶まで思い出してしまった。
ムラクモを倒した後,当然領主はその場でクビになり今は保安ギルドにお世話になっている。
そして残った問題が次期領主を誰にするかまだ何も決まっておらずとりあえず今日,会議をするらしいのだが,なぜかその会議に俺も呼ばれているのだ。
正直言って行きたくない。
そりゃそうだろうはっきり言って面倒ごとになど関わりたくもない。
しかし,今回は自分が原因だし罪悪感があると言っちゃああるので行くしかないだろう。
出来る限り穏便に済ませよう。
この時の俺はこれから起こる事を全く知らずそんな呑気なことを考えていた。
「それでは次期領主について会議を始めます。」
もうヤダ帰りたい。
(まだ始まったばかりですよ。元気を出してください。)
思えば日本にいた頃からこう言った会議は嫌いだった。
早く終わんないかなー。
そんな風に日本の思い出に黄昏ながら会議に参加していたが次の瞬間放っては置けない言葉が出てきた。
「私としては今回の事件を解決したゼン殿に領主をやってもらいたいのですが,
どうですか?」
(ハッ?)
冗談ではない自分で言うのも何だけど俺穀潰しですよ。
人の上に立ってはいけない人ですよ。
「確かにゼン殿がいなければあのままあのクズにいいようにされていたな。」
嫌々先日まで領主だった人をクズって!
「ゼン殿,もしよろしければこの街の領主になってはもらえないでしょうか?」
「嫌です。」
即答だった。
「しかし,我々は貴方以外に適任者がいると思えないのですが?」
「えーっと自分は冒険者ですしまだ年も若いですのでもっと人生経験が豊富な方がいいと思います。」
なに言ってるかわかんない?
自分でもわかんねえよ。
「そうですかそれならこの中で一番年上なリガール殿,貴方は領主をやってもらえますか?」
「正直言って私もゼン殿がいいと思ったんですが、ゼン殿がそう言うのならば私が責任を持ってやりましょう。」
よかったー,っていうかなんでみんなそんな俺に期待してんの!
こうして少しいやマジで焦ったこともあったが無事に会議は終了した。
ホントよかったー。
しかし,まだ驚きは終わっていなかった。
「良し,今日はさっさと街を出て次に行こう。」
そう言いながら街を出る準備をしていると,
(マスター,その前に1つ質問してよろしいでしょうか?)
質問?まぁいいかっで質問って?
(その、マスターと同じベッドで寝ているその女の子は誰ですか?)
???????。
なんだろうこのまた面倒な事が起こりそうな予感、良し今のは聞かなかった事にしよう。
(イヤ、無視しないでくださいよ。)
覚悟を決め少し膨らんでいる布団のシーツを取ってみた。
わあ、金髪幼女がいるー。
どうやら人生とは決して楽な道はないのだと俺はこの時学んだ。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
1359
-
-
104
-
-
49989
-
-
159
-
-
75
-
-
93
-
-
4405
-
-
314
-
-
52
コメント
ノベルバユーザー305165
面白いですが、
もうすこーし長めにしてくれないでしょうか!?応援しています!