加護とスキルでチートな異世界生活
60 ギルド長と海竜
 海竜と別れてから冒険者ギルドに行き受付でなぜ海竜が暴れているのか説明をしたらギルド長室に連れていかれもう一度説明させられた。
 説明する上で全言語理解を言語理解として説明した。
 その後海竜の元に複数人の冒険者とギルド長で海竜の下に行く。
 「おー?なんの集まりだー?それにさっきのボウズじゃねーか?」
 「あ、さっきはありがとうございました」
 昼前に酒場で海竜を説明してくれた大柄な冒険者だ。
 「えっと今更ですけどなんて呼んだらいいですか?」
 「あれ?まだ名乗ってなかったか俺はガドルフ、牙狼のリーダーをやってる」
 「俺はレンて言いますこっちのハクと一緒に冒険してます」
 「んでこの集まりはなんだ?」
 ガドルフに酒場で別れた後海竜の所へ行き話をして今からまた海竜と話をする事になったことを伝えた。
 「レンは海竜の言ってることが理解できるのか?」
 「ええ言語理解を持ってましたから」
 この後ギルド長と俺とガドルフ、それに6人ほどの冒険者が集まり海竜の下へ向かった。
 「海竜ーー!いるかー?」
 ギャィァアアア!
 俺が呼びかけると海竜は大きな声と水しぶきを上げながら海から顔を出す。
 大きな声に連れてきたギルド長とガドルフ以外は怯えている。
 「海竜!この方がギルド長の、えーと名前なんでしたっけ」
 「スアシだ」
 「ギルド長のスアシさんだよ」
 「ギルド長のスアシだ、私がなんと喋っているか理解できますかな?」
 『理解できる』
 「理解できるそうですよ」
 「それはよかった。」
 この後俺は通訳として海竜とギルド長の会話の架け橋をした。
 その後にギルド長は領主邸に行き領主と話をして海底遺跡の探索をクエストボードに領主依頼として張り出し王都にも海底遺跡のことを連絡して冒険者を呼ぶらしい。
 港町だからこそなのか多少高価ではあるけど海の中で息をしばらくしなくてもいいようなアイテムがあるらしい。
 俺もそのアイテムを真似て息が続くようなのを作ってみるかな。
 結局海竜の事は夜まで続いて明日に海底遺跡でも行く事をギルド長に伝えると明日の朝までに依頼書を作るから朝にもう一度きて欲しいと言われたので朝にまた来ることにした。
 宿に帰ってからすぐさま海で使えそうなアイテムを作っていく。ハク達は連れていかないので1人分だけ作り晩御飯は食べずに寝てしまった。
 
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