加護とスキルでチートな異世界生活

どど

46 王都到着


 
 アルだけは身分証がないし奴隷でもないので街に着いたら転移で連れてくるつもりだ。
 なぜ他の子も転移で連れていかないかだって?そりゃあ寂しいからだよ!!

 朝食を食べてから馬車に乗り込む。
 ラゴンとラースは頭がイイから行き先を教えれば基本的に御者がいなくても走ってくれるしラゴンとラースのご飯は俺の魔力をあげればいいからわざわざご飯を用意しなくていいから楽である。

 「走って揺れる感覚がないから進んでるかわからないけど窓の外を見ると進んでるのがわかるなあ」

 「そうですねレン様!ここまで快適な馬車は世界で見てもここくらいですね」

 「流石にリサ大げさだって!ここまで広くなくても揺れないのはあると思うよ?」


 楽しく会話をしてたまに休憩を取ってご飯を食べたりしながら1週間で王都に着いた。

 「次の者!止まれ!身分証を出してくれ!」

 大きな声を出され少しビックリしたが俺は自分の身分証とハクの従魔証を出し3人が奴隷である事を伝えると許可をえて街に入る。
 やはり王都だけあり全体的に建物も大きい気がする。とりあえず宿を取るためナビーにきく。

 hey!ナビー!美味しいご飯がでる宿を調べて!

 『普通に話しかけてください。宿はガーンダケの宿がオススメです。名前の通りガーンダケの美味しい料理を出すそうです』

 ガーンダケってキノコだっけ?そこまでの案内頼んだ!! 

 『キノコであってますよ。案内しますねマスター』

 「ここか!結構大きいな」

 「やっぱり王都だけありますね主様」

 ドアノブをひねる。

 「いらっしゃい、何名だい?」

 「今は4名なんですけど後から1人増えるんで5名ですけど大丈夫ですか?」

 「大丈夫大丈夫!6人部屋1つでいいかい?それとも分けるかい?」

 「どうする皆?一緒の部屋でも大丈夫?」

 「ミーニャは主と同じ部屋がイイ!」

 「私達も問題ありません。ね、リサ」

 「はい。レン様さえ良ければ一緒で構いません」

 「てことなので6人部屋で大丈夫です」

 「はいよ!仲がいいんだねぇ!そしたら何日泊まるかい?」

 「2週間程泊まりたいんですけど」

 「2週間ね、はいよ!朝食は指定の時間までに来たら出すからね、晩御飯はお金を払ってくれりゃだすよ!そしたら大銀貨1枚と銀貨5枚だよ」

 「じゃあ丁度で」

 「馬車があるなら裏に止めてきな!それとこれが鍵ね!晩御飯はいるなら荷物を部屋に置いてから下に降りてきな」

荷物を3階の部屋に一旦置きに行き1階にもどってガーンダケの料理を沢山食べた。
 食べ終わり部屋に戻ってしばらくしてから俺はゆっくりと寝た。

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