異世界貴族は自由を望む

ノベルバユーザー196771

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 レイア 地球とは違う世界。魔法・魔術がある。技術面は中世レベル。一日は二十時間。一年は三百六十日。一ヶ月三十日の十二ヶ月。地球とは少しだけ違う。


 マナ 魔法や魔術を行使するのに必要な物質。魔臓と呼ばれる臓器で生成される。体内で生成されたマナをどれだけ制御できるかが、魔法使いとして必要になる。


 魔法 レイアにおいて無くてはならないもの。火属性、水属性、土属性、光属性、闇属性、無属性の六つの中から人により二つから四つの適正を持つ。稀に全てに適正を持つ者もいる。発動方法は詠唱。詠唱の言葉の意味によって威力、規模などを調整できる。高等技術として、水属性の適正があれば扱える派生属性である氷属性、詠唱部分をイメージで補うことで魔法名のみで発動する詠唱破棄、魔法名すらも必要としない無詠唱などがある。


 魔術 陣を用いて魔法を行使する、近年急成長を見せている魔法の派生技術。詠唱と同じ意味を持たせた言語を陣として刻むことで、マナを流せば適正のない属性の魔法でも発動できる、陣にマナを流すだけなので発動速度に練度が関係しないなどの利点がある。しかし、マナを流せば陣が消耗し、定期的な整備が必要なことや、状況に合わせて威力、規模などをその場で調整できないといった欠点もある。


 魔法使い 魔法を使う人のこと


 魔導師 軍に所属する魔法使いのこと


 魔眼 マナを目に流すことで開眼することができる。魔眼にも属性があり、魔眼と同じ属性の魔法の威力、規模を強化できる。魔術にはまだ適応できていない。魔眼を極めると神眼へと昇華するとされているが、公式記録には残っていない。


 神眼 遺伝でのみ開眼するとされている。魔眼とは違い神眼は、硬化、再生、反射など、一つの魔法を行使することしかできず、主に無属性魔法の強化版であることが多い。ただし、普通の無属性魔法とは比べ物にならず、神眼の魔法なら無詠唱で行使可能。更に神眼が保持者に合わせて進化する。無属性でもない神眼の魔法は神眼魔法と呼ばれている。


 フランタジア王国 レイの生まれ育った国。本人は、特に思い入れも愛国心もない。


 三家 フランタジア王国において神眼を遺伝し続けている家系の総称。ヴァンディルグ家、グラント家、センタール家の三家。現在の優劣は、センタール家が一家飛び抜け、そのあとにグランド家、ヴァンディルグ家と続く。


 ダルタン帝国 大陸の最西端に位置する帝国。その国土と人口は大陸一。ただ国民一人一人の質は、フランタジア王国のほうが上。フランタジア王国とは、山脈一つ挟んだお隣さん。


 王都立フランタジア魔法学園 フランタジア王国で最もレベルの高い教育機関。ここを卒業した、というだけで仕事には困らない。 

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