黄金(きん)と壮麗の華

リナ

Wonder 過去編ー4 最後の願い

読んで下さり、ありがとうございます。
それでは、本編始まります。


ただただ、屋敷の方へ走っていた私はアッという間に屋敷にたどり着いた。

そこで、私は事の重大さに初めて気付いた。

アリス)「早く、このことをお父様に知らせなきゃ。」

私は急いでお父様のいる公務室に向かった。

アリス)「お父様!いらっしゃいますか?」

アリスの父(コルドバ・エレスト・エクリローメル))「アリス、どうしたんだ?やけに焦っているようだが。」

アリス)「お父様、助けてください。レオン、レオンハルトが……」

私はさっきあったことをお父様に話した。

お父様は深刻な顔で聞いていたが、話が終わると‥…

コルドバ(アリスの父))「わかった。捜索隊を出そう。」

と言った。私は、

アリス)「私も行かせてください。レオンのことは私の責任です。」

コルドバ(アリスの父))「いいだろう。だが、もし危険が及びそうになったら、すぐさま連れ戻すから覚悟しておきなさい。」

アリス)「はい。ありがとうございます。」

私は、捜索隊を引き連れてさっきの場所へ向かった。

そこには、レオンと私のものと思われる大量の血痕が残っていただけでレオンはどこにも見当たらなかった。

アリス)「う、うそ……レオンはどこ…ここで、大丈夫だからっていってたのに……」

アリス)「なんでぇぇ。なんでなの?レオンッッッ!!!」

私は大声を上げて泣いた。

もう周りの人の目なんて気にしていられなかった。

ただただ、悲しくて……

アリス)「なんで私は、あの時、自分に治癒魔法を使ってしまったんだろう。
あそこで使わなければ、魔力が切れてレオンがああなることはなかったのに………」



あれからもう8年が経った。

この8年間は長かった。

レオンがいない日々は何も楽しくなくて…

すべてがモノクロに見えて……

今日も私は足掻き続ける。


読んで下さり、ありがとうございました☆
次話もよろしくお願いします。

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