世界に復讐を誓った少年

やま

★登場人物★

 ハルト
 本作の主人公。特に特技などもなく村でも目立たないごく平凡な少年だったが、天啓で職業『暗黒魔術師』を貰い、人生が変わる。
 大昔、聖王国に敵対したダルクスが同じ力を持っていたため、その力を持つハルトは悪魔だと罵られ、体はボロボロに傷つけられ、村人たちからは踏み絵だとナイフで刺され、目の前で母親を殺された。その後、トドメを刺される前に、ダルクスに助けられる。
 それから、同じ力を持つダルクスに力の使い方について師事し、世界に復讐する事を誓った。


 ステラ
 ハルトと同じ村に生まれた幼馴染。昔からハルトの事を気にかけているが、その感情は男としてより、ペットに近い。自分の側にいるのが普通で、ハルトをナイフで刺す事もあったが、それも許してもらえると思っている。また、昔みたいに戻れるとも。職業は『聖女』で、現在魔王討伐のため勇者について行っている。


 リーグ
 ハルトやステラと同じ村に生まれた幼馴染。昔は仲が良かったが、今はステラの気を引くハルトを疎ましく思っている。ハルトが暗黒魔術師に選ばれた時、踏み絵としてナイフを刺す事になったが、嬉々としてそれを行う。現在は聖騎士として、ステラたちの魔王討伐について行っている。


 ダルクス・ブラッドレイ
 ハルトの運命が変わる元凶となった男。女神フィストリアが作った聖女というシステムの本当の意味を知ったダルクスは、自分の好きになった聖女を助けるために聖王国を攻める。そこで女神フィストリアを倒して、聖女を助けたが、その結果、ハルトに辛い思いをさせた事を後悔している。今はハルトに力の使い方を教えている。


 リーシャ・アインスタイン
 ハルトが初めに甦らした死霊の配下。聖黒首無騎士として蘇る。元フィスランド聖王国聖騎士団長だったが、若くて女性であるリーシャに嫉妬した副団長に罠に嵌められ殺される。
 ハルトと同じ聖王国に復讐に賛同して蘇った。生前は『七剣』と恐れられた。


 クロノ
 ハルトが初めに甦らした死霊の配下。レイスウィザード。元フィスランド聖王国の住民で本当なら魔道具開発の第一人者だったが、その成果を盗まれる。その結果、病弱な妹を治療する事が出来ずに亡くなり、口封じのために殺された。同じように聖王国に恨みを持つハルトに賛同する。


 ネロ
 ハルトの死霊の配下の1人てネクロマンサー。ハルトの影武者として表立って行動していた。ハルトの死霊たちのまとめ役。今は宰相として政務も任されている。


 ミレーヌ
 ハルトの配下である死霊の討伐を任されたパーティーの1人。フィストリア教のシスターをしていたが、ネロに捕まる。もう命も助からないと諦めていたところ、ハルトに生き残るための提案をされてそれに同意する。その結果、ミレーヌはハルトに心酔し、ハルトの側にいることを誓う。


 アークフィア・メストア
 メストア王国第1王女で『炎姫』の異名を持つ女性。メストア王国に攻めてきたハルトたちと対峙するが、リーシャに敗北。その後、国を守るために自らが犠牲となり、ハルトに隷属する。
 その後、ハルトを排除するために国を売る父親の国王と、配下にいるのならば国は守ってくれるというハルトを天秤にかけ、自分がどのような結果になっても国民は守ってくれると誓うハルトを選ぶ。
 今は、国王を排斥し、自身が女王として国を纏めている。


 マルス
 メストア王国の孤児として生きてきた。幼馴染のティエラとは良い関係だったのだが、ティエラがとある貴族に狙われ、その貴族に雇われた同じ幼馴染のダルに裏切られ、売られる。
 その売られた先がハルトの元で、ティエラを助ける事をお願いする。その結果、マルスとダルは一騎打ちを行い、ダルを倒してティエラを助ける事が出来た。
 現在はリーシャに師事をし特訓中。職業は『黒騎士』


 ティエラ
 メストア王国の孤児として生きてきた。生まれつき足が不自由で、魔道具の車椅子が無ければ、外に出る事が出来ない。天啓の結果『精霊魔術師』という暗黒魔術師と同じ神の力を手に入れて、聖王国から狙われる。自分が原因で、マルスとダルが殺し合いした事を後悔している。


 エリシネーゼ・メルキューア
 亜人国の女王で、巫女という職業を持っている。その力の1つに未来視というのがあり、女神フィストリアのせいで現れた神獣を倒してくれるのはハルトだという予知を見て、ハルトに助けを求める。今はハルトたちと協力中。


 ロウ
 女神フィストリアの力で大神木から生まれた神獣。生前は白銀の毛だったが、ハルトに殺ふすされ、死霊として甦らされてからは黒色に変わっている。


 セシラ
 亜人国との戦争で隊長を任されていた女性。ハルトと敵対し、敗北する。帝国を割るための駒として隷属させられる。


 セル
 セシラの部下。セシラを従えさせるために、ハルトはセルに呪いを付けた。セシラが従う条件で呪いは解かれている。


 エルフィオン・メルキューア
 亜人国の初代国王で、女神フィストリアの前の神、英雄神ナルガミを知っており、現女王と同じように予知ができる。


 レルシェンド・ドラギオン
 ドラゴニュートの女性で、異名は『鮮血竜』とんでもない戦闘狂で、敵味方関係なく勝負を挑む。昔はそのせいで同族殺しを行ったため、同族たちに殺される。蘇ったのもハルトたちとたたかいたかったから。


 シーシャ
 四獣家の1つの青龍家の生まれ。青龍家が保管する青龍の涙に選ばれたが、その事を認められなかった兄が、両親を殺す。なんとか逃げ延びたところ、クロノと出会い、一緒に帝国から逃げて来た。


 エリーゼ・グレンベルグ
 グレンベルグ帝国の第1皇女。容姿端麗で戦闘などもこなすなんでも出来る皇女だが、皇女の出した政策が、貴族たちが反発するものばかりで疎まれている。ハルトが持つ暗黒魔術師の下位である闇魔法師であり、自分では手の届かない高みにいるハルトの事を崇拝する。


 女神フィストリア
 世界を治める女神だが、実際は前神のナルガミの配下の天使だった。自分が神になるためにナルガミを騙して殺した。
 ただ、ナルガミが死ぬ寸前で地上に巻いた神の力のかけらを持つダルクスに殺されかけた。
 それからは、神の力を持つ者を探すために天啓と言う名の監視を行うようになった。 

コメント

  • リムル様と尚文様は神!!サイタマも!!

    ???「いまさら〜〜〜」

    1
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