黒髪の王〜魔法の使えない魔剣士の成り上がり〜
56話 模擬戦
「それじゃあ、みんな自分の剣は持っているね。これより模擬戦を始めるけど、誰からが良い?」
グランド先生はそう言いながらみんなを見渡す。今俺たちがいるのは、メイガス学園の第1訓練場になる。
それぞれ学年ごとに訓練場が割り振りされており、訓練場は第1から第5まである。第5に関しては誰でも使用する事ができる。
第1訓練場はもちろん4年生専用になり、結構な耐久性を持っているみたいだ。上級魔法でも耐えられるらしい。
そんな訓練場で、今から1組ずつ模擬戦をするらしい。俺含めて31人だから15組出来て1人余ってしまうな。みんなそれぞれ相手をしたい人を選んでいる。そして俺は
「私としてもらおう」
ピンク髪の女生徒だ。別に構わないのだが、どうしてこう威圧的なのだろうか。……そう言えば名前を知らなかったな。
「それは構わないのですが、お名前をお聞きしてもよろしいですか?」
「……そういえば名乗ってなかったな。私の名前はティリシア・バンハートと言う。バンハート子爵家の三女になる」
貴族の令嬢がどうして騎士学科にいるんだ? 普通なら合同学科に入ると思うのだが。俺が思っていた疑問は、ティリシアさんにはわかった様で自嘲気味に話す。
「子爵家の三女なんかどうせ他家への政略結婚にしか使われんからな。それが嫌で騎士学科に入った。幸いにして剣の腕はあったからな。父上にも認められてここにいる」
なるほどね。まあ、オーガを倒す程だ。そんじゃそこらの冒険者よりは強いのだろう。
「それじゃあ、ティリシアさんが学園で1番強いのですか?」
オーガを複数体倒す程だから1番強いのかと思ったが、ティリシアさんは首を横に振る。
「騎士学科では2番目だ。学園となると3番目になる」
「それじゃあ、1番強いのは?」
「あそこにいる奴だ」
ティリシアさんが指差す方を見ると、そこには紫髪の男が座っていた。彼が学年1位の強さを誇るのか。
「あいつの名前は、ランベルト・リストニックだ。リストニック侯爵家の次男になる。因みに学園2位が奴の双子の兄でランバルク・リストニックだ。髪は2人とも紫髪で、兄のランバルクが後継で、弟のランベルトがその従者になる」
はあ〜、2人とも紫髪をしているのか? なんと羨ましい。その才能を1割でも欲しかったぜ。
「前はエリシア・グレモンドが1番だったんだが卒業したからな」
……ん? 今聞き捨てならない言葉が出てきたぞ? エリシア・グレモンドが1番で既に卒業した? エリシア・グレモンドって言えば1人しかいないよな……って事は姉上がこの学園で1番だったのか。凄いな姉上は。
「エリシアさんって同い年ですよね。どうしてもう卒業したのですか?」
「「彼女は成績優秀だったからな。学園に認められて飛び級したのだ。そして今年1つ上の年代と一緒に卒業した……どうして同い年って知っているんだ?」
「あ、ええっと、俺グレモンド男爵領の生まれでエリシアさんの事を知っていたんですよ。それでちょっと気になったもんで」
「そうか」
あ、あぶねぇ〜。自分からバラすところだった。ティリシアさんは訝しげな表情を浮かべながらも、信じてくれた。
そんな話を、俺とティリシアさんで話している間にも、次々と模擬戦は進んでいく。グランド先生や他のクラスメイトが水魔法の回復魔法を使えるからか、致命傷にならない程度の傷は負わせても大丈夫な様だ。
みんな中々の実力を持っているのは確かな様だ。ここにロナやクルトを来させたいなぁ。いい練習相手になると思うのだが。
そして1人余りはさっきの紫髪の男、ランベルト・リストニックの様だ。まあ、一番強い奴とやりたいって奴の方が少ないのかも。ティリシアさんなら向かって行きそうだけど。
俺に話しかけて来てくれたガウェインは勝った様だ。盾を上手く使って、相手の剣を逸らして攻撃していた。盾の使い方はかなり上手かったな。
そして気が付けば
「最後にティリシアとレディウスだ」
俺の番が来てしまった。しかも最後って。ティリシアさんは自分の愛用の剣を持ち訓練場の中央へと向かって行く。手に持つ剣は刃渡り120センチほどの長さのバスタードソードだ。柄の部分を含めると150ほどはあるだろう。
その剣を片手で簡単に持つ。確かに片手でも扱える様にはなっているが、女性が持つにしては重いはずなのだが。
「ほらレディウス。君も構えなさい」
「あ、はい」
そうだ。模擬戦と言っても真剣を使った勝負なんだ。油断すれば大怪我では済まないだろう。俺も腰の剣を抜き構える。それを見たティリシアさんは「ほう」と感嘆の声を上げる。
「それじゃあ、2人とも。怪我をさせてもいいが、致命傷だけは避けるように。では、はじめ!」
グランド先生の声とともに駆け出してくるティリシアさん。片手に持った剣を軽々と上段から振り下ろしてくる。体の表面が僅かに光っているので身体強化を使っているようだ。
中々の速さだけど、俺はそれを横にずれて避ける。ティリシアさんも避けられるのはわかっていたのか、焦らずに両手持ちに変えて、バスタードソードを切り上げて来た。
後ろに下がる事で避けるが、ティリシアさんは直ぐに詰め寄って剣を振るってくる。横薙ぎをしゃがんで避け、振り下ろしを逸らして避ける。
振り下ろして隙の出来たところに剣を振るうが、直ぐ手元にバスタードソードを戻して防がれたしまう。まだ纏をしていないとは言え、中々手ごわいぞ。
何度も打ち合っていると、ティリシアさんも焦れて来たのか
「アイスランス!」
魔法も放って来た……って氷魔法!? 魔法は基本火・水・風・土・光・闇の6属性だけど、複数の魔法を合わせる事で別の魔法が発動するようになる。
今ティリシアさんがやっているのは、風と水魔法の複合魔法の氷魔法だ。言うのは簡単だが、風と水の魔法を同じ魔力量にしなければ発動しないので中々難しいとミストレアさんは言っていたのだが。
「穿て!」
ティリシアさんは直径1メートルほどの氷の槍を背後に複数の出現させて、俺目掛けて放ってくる。俺は降り注いでくる氷の槍を走って避けるが、避ける方にティリシアさんが先回りしてくる。
「ふん!」
避けた先でティリシアさんはバスタードソードを横振りに振ってくるのを、剣で受けるが、かなりの衝撃が腕に走る。後ろに下がる事で衝撃を逃したけど、再び降り注ぐ氷の槍。
なりふり構わず地面を転がって避けるが、御構い無しにと降り注ぐ氷の槍。避ける間に迫るティリシアさんの剣戟を防ぐ。下から振り上げられるバスタードソードを剣で防ぐが、その勢いに負けて吹き飛ばされる。
地面を転がる事で勢いは逃したが、気が付けば周りは氷の槍に囲まれていた。
「期待外れだったな。これで終わりだ!」
そして降り注ぐ氷の槍。仕方ない。
「魔闘装、魔闘眼」
氷の槍の一番魔力の弱いところを、魔闘装した剣で切る。魔力の弱いところを切られた氷の槍はそこから亀裂が入り霧散する。
「なっ!?」
ティリシアさんの驚く声が聞こえるが、それを無視して全ての氷の槍を切り落とす。ふぅ。まだまだ甘いな俺。纏を使わずにいけるかと思ったけど無理だったか。
「わ、私の魔法を切っただと?」
「行きますよ、ティリシアさん」
俺は剣を構えて、魔闘脚をし、ティリシアさんへ迫る。先ほどまでとは違うスピードにティリシアさんは戸惑いの表情を浮かべるが、俺の剣を何とか防ぐ。
俺は徐々にティリシアさんを押していく。ティリシアさんも何とか防ぐが少しずつ傷が増えていく。
「くっ、アイスランス!」
ティリシアさんは距離を取ろうと、氷の槍を再び放ってくるが、もうそれは俺には効かない。先ほどと同じ様に魔力の弱いところを切り霧散させる。
そして俺はティリシアさんに向かって剣を振りかぶる。ティリシアさんは、バスタードソードで防ごうとするが、俺の狙いは初めからバスタードソードだ。
「烈炎流、火花二連」
火花は相手と鍔迫り合いになった時に、魔力を爆発させて、相手を弾く技だが、それを攻撃に使う。烈炎流の動きに旋風流の動きを合わせる。狙うはバスタードソードと柄の一番細い部分。
振り下ろした剣がバスタードソードの細い部分に当たった瞬間に、下からすぐ様切り上げをし、上から当てた部分と逆の反対側の部分を下から切り上げる。
上からの衝撃が終わらない内に下から同じ衝撃が合わさって、バスタードソードの一番細い部分にかなりの負荷がかかる。そして
パキン!
とバスタードソードは根元から折れてしまった。呆然と飛んでいくバスタードソードの刃を見るティリシアさんの喉元に剣を突きつける。
「勝者、レディウス」
グランド先生が。勝者のコールをしてくれるが、周りはシーンとしたままだ。なんか気まずいぞこれ。周りは驚き表情でこっちを見ているが、数人は耳を塞いでいる。何でだ? そう思ったがその疑問は直ぐに解消された。
何故なら
「うぇ……」
「うぇ?」
謎の声が聞こえたと思い、その方を見るとティリシアさんが涙目になって、そして
「うぇぇぇぇんんん!」
両目から止めどなく溢れる涙。ティリシアさんが泣き出してしまったのだ。
グランド先生はそう言いながらみんなを見渡す。今俺たちがいるのは、メイガス学園の第1訓練場になる。
それぞれ学年ごとに訓練場が割り振りされており、訓練場は第1から第5まである。第5に関しては誰でも使用する事ができる。
第1訓練場はもちろん4年生専用になり、結構な耐久性を持っているみたいだ。上級魔法でも耐えられるらしい。
そんな訓練場で、今から1組ずつ模擬戦をするらしい。俺含めて31人だから15組出来て1人余ってしまうな。みんなそれぞれ相手をしたい人を選んでいる。そして俺は
「私としてもらおう」
ピンク髪の女生徒だ。別に構わないのだが、どうしてこう威圧的なのだろうか。……そう言えば名前を知らなかったな。
「それは構わないのですが、お名前をお聞きしてもよろしいですか?」
「……そういえば名乗ってなかったな。私の名前はティリシア・バンハートと言う。バンハート子爵家の三女になる」
貴族の令嬢がどうして騎士学科にいるんだ? 普通なら合同学科に入ると思うのだが。俺が思っていた疑問は、ティリシアさんにはわかった様で自嘲気味に話す。
「子爵家の三女なんかどうせ他家への政略結婚にしか使われんからな。それが嫌で騎士学科に入った。幸いにして剣の腕はあったからな。父上にも認められてここにいる」
なるほどね。まあ、オーガを倒す程だ。そんじゃそこらの冒険者よりは強いのだろう。
「それじゃあ、ティリシアさんが学園で1番強いのですか?」
オーガを複数体倒す程だから1番強いのかと思ったが、ティリシアさんは首を横に振る。
「騎士学科では2番目だ。学園となると3番目になる」
「それじゃあ、1番強いのは?」
「あそこにいる奴だ」
ティリシアさんが指差す方を見ると、そこには紫髪の男が座っていた。彼が学年1位の強さを誇るのか。
「あいつの名前は、ランベルト・リストニックだ。リストニック侯爵家の次男になる。因みに学園2位が奴の双子の兄でランバルク・リストニックだ。髪は2人とも紫髪で、兄のランバルクが後継で、弟のランベルトがその従者になる」
はあ〜、2人とも紫髪をしているのか? なんと羨ましい。その才能を1割でも欲しかったぜ。
「前はエリシア・グレモンドが1番だったんだが卒業したからな」
……ん? 今聞き捨てならない言葉が出てきたぞ? エリシア・グレモンドが1番で既に卒業した? エリシア・グレモンドって言えば1人しかいないよな……って事は姉上がこの学園で1番だったのか。凄いな姉上は。
「エリシアさんって同い年ですよね。どうしてもう卒業したのですか?」
「「彼女は成績優秀だったからな。学園に認められて飛び級したのだ。そして今年1つ上の年代と一緒に卒業した……どうして同い年って知っているんだ?」
「あ、ええっと、俺グレモンド男爵領の生まれでエリシアさんの事を知っていたんですよ。それでちょっと気になったもんで」
「そうか」
あ、あぶねぇ〜。自分からバラすところだった。ティリシアさんは訝しげな表情を浮かべながらも、信じてくれた。
そんな話を、俺とティリシアさんで話している間にも、次々と模擬戦は進んでいく。グランド先生や他のクラスメイトが水魔法の回復魔法を使えるからか、致命傷にならない程度の傷は負わせても大丈夫な様だ。
みんな中々の実力を持っているのは確かな様だ。ここにロナやクルトを来させたいなぁ。いい練習相手になると思うのだが。
そして1人余りはさっきの紫髪の男、ランベルト・リストニックの様だ。まあ、一番強い奴とやりたいって奴の方が少ないのかも。ティリシアさんなら向かって行きそうだけど。
俺に話しかけて来てくれたガウェインは勝った様だ。盾を上手く使って、相手の剣を逸らして攻撃していた。盾の使い方はかなり上手かったな。
そして気が付けば
「最後にティリシアとレディウスだ」
俺の番が来てしまった。しかも最後って。ティリシアさんは自分の愛用の剣を持ち訓練場の中央へと向かって行く。手に持つ剣は刃渡り120センチほどの長さのバスタードソードだ。柄の部分を含めると150ほどはあるだろう。
その剣を片手で簡単に持つ。確かに片手でも扱える様にはなっているが、女性が持つにしては重いはずなのだが。
「ほらレディウス。君も構えなさい」
「あ、はい」
そうだ。模擬戦と言っても真剣を使った勝負なんだ。油断すれば大怪我では済まないだろう。俺も腰の剣を抜き構える。それを見たティリシアさんは「ほう」と感嘆の声を上げる。
「それじゃあ、2人とも。怪我をさせてもいいが、致命傷だけは避けるように。では、はじめ!」
グランド先生の声とともに駆け出してくるティリシアさん。片手に持った剣を軽々と上段から振り下ろしてくる。体の表面が僅かに光っているので身体強化を使っているようだ。
中々の速さだけど、俺はそれを横にずれて避ける。ティリシアさんも避けられるのはわかっていたのか、焦らずに両手持ちに変えて、バスタードソードを切り上げて来た。
後ろに下がる事で避けるが、ティリシアさんは直ぐに詰め寄って剣を振るってくる。横薙ぎをしゃがんで避け、振り下ろしを逸らして避ける。
振り下ろして隙の出来たところに剣を振るうが、直ぐ手元にバスタードソードを戻して防がれたしまう。まだ纏をしていないとは言え、中々手ごわいぞ。
何度も打ち合っていると、ティリシアさんも焦れて来たのか
「アイスランス!」
魔法も放って来た……って氷魔法!? 魔法は基本火・水・風・土・光・闇の6属性だけど、複数の魔法を合わせる事で別の魔法が発動するようになる。
今ティリシアさんがやっているのは、風と水魔法の複合魔法の氷魔法だ。言うのは簡単だが、風と水の魔法を同じ魔力量にしなければ発動しないので中々難しいとミストレアさんは言っていたのだが。
「穿て!」
ティリシアさんは直径1メートルほどの氷の槍を背後に複数の出現させて、俺目掛けて放ってくる。俺は降り注いでくる氷の槍を走って避けるが、避ける方にティリシアさんが先回りしてくる。
「ふん!」
避けた先でティリシアさんはバスタードソードを横振りに振ってくるのを、剣で受けるが、かなりの衝撃が腕に走る。後ろに下がる事で衝撃を逃したけど、再び降り注ぐ氷の槍。
なりふり構わず地面を転がって避けるが、御構い無しにと降り注ぐ氷の槍。避ける間に迫るティリシアさんの剣戟を防ぐ。下から振り上げられるバスタードソードを剣で防ぐが、その勢いに負けて吹き飛ばされる。
地面を転がる事で勢いは逃したが、気が付けば周りは氷の槍に囲まれていた。
「期待外れだったな。これで終わりだ!」
そして降り注ぐ氷の槍。仕方ない。
「魔闘装、魔闘眼」
氷の槍の一番魔力の弱いところを、魔闘装した剣で切る。魔力の弱いところを切られた氷の槍はそこから亀裂が入り霧散する。
「なっ!?」
ティリシアさんの驚く声が聞こえるが、それを無視して全ての氷の槍を切り落とす。ふぅ。まだまだ甘いな俺。纏を使わずにいけるかと思ったけど無理だったか。
「わ、私の魔法を切っただと?」
「行きますよ、ティリシアさん」
俺は剣を構えて、魔闘脚をし、ティリシアさんへ迫る。先ほどまでとは違うスピードにティリシアさんは戸惑いの表情を浮かべるが、俺の剣を何とか防ぐ。
俺は徐々にティリシアさんを押していく。ティリシアさんも何とか防ぐが少しずつ傷が増えていく。
「くっ、アイスランス!」
ティリシアさんは距離を取ろうと、氷の槍を再び放ってくるが、もうそれは俺には効かない。先ほどと同じ様に魔力の弱いところを切り霧散させる。
そして俺はティリシアさんに向かって剣を振りかぶる。ティリシアさんは、バスタードソードで防ごうとするが、俺の狙いは初めからバスタードソードだ。
「烈炎流、火花二連」
火花は相手と鍔迫り合いになった時に、魔力を爆発させて、相手を弾く技だが、それを攻撃に使う。烈炎流の動きに旋風流の動きを合わせる。狙うはバスタードソードと柄の一番細い部分。
振り下ろした剣がバスタードソードの細い部分に当たった瞬間に、下からすぐ様切り上げをし、上から当てた部分と逆の反対側の部分を下から切り上げる。
上からの衝撃が終わらない内に下から同じ衝撃が合わさって、バスタードソードの一番細い部分にかなりの負荷がかかる。そして
パキン!
とバスタードソードは根元から折れてしまった。呆然と飛んでいくバスタードソードの刃を見るティリシアさんの喉元に剣を突きつける。
「勝者、レディウス」
グランド先生が。勝者のコールをしてくれるが、周りはシーンとしたままだ。なんか気まずいぞこれ。周りは驚き表情でこっちを見ているが、数人は耳を塞いでいる。何でだ? そう思ったがその疑問は直ぐに解消された。
何故なら
「うぇ……」
「うぇ?」
謎の声が聞こえたと思い、その方を見るとティリシアさんが涙目になって、そして
「うぇぇぇぇんんん!」
両目から止めどなく溢れる涙。ティリシアさんが泣き出してしまったのだ。
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