【固有スキル】は±0~必要、取得経験値、共に十億倍~

ツキウサギ

12話 【固有スキル】の真価

何度も変更すみません(汗)
※2019/3/7
・創始のステータス:【特殊スキル】[暗殺神]を削除
・【特殊スキル】[創技神]の効果を変更
・それに伴い、前回の注意書きを削除





まだ未熟な勇者達の前に薄黒いドラゴンが立ちはだかった。
それは、今の勇者達にとって絶体絶命、つまり全滅を意味することである。

創始という、規格外イレギュラーが居なければの話だが。
もちろん、現在のステータスだと創始は自身を犠牲にして、他の勇者達を逃がすということしかできない。

「『スキル発動:超越之眼』!」

────────────
種族:幻黒竜    Lv???
────────────

─100以上のレベル差を確認しました。ステータスの鑑定結果は不明です

「まじか…」

そんなとき、悲鳴をあげながら逃げ惑っていた勇者達に押されて、練が幻黒竜の方へ飛んでいく光景が創始の目に映る。

「は?」

(ハ?マタウシナウ?ソンナノユルサナイ。コンナチカラノナイオレモ、ヤツ幻黒竜モ、ナニモカモ。ホシイ、ヤツヲタオスチカラガ)

─必要な一定の感情を確認、ステータスに[七つの大罪:憤怒]を追加しました。
─必要な一定の感情を確認、ステータスに[七つの大罪:強欲]を追加しました。

そして、次いで頭に鳴る天の声アナウンスにより、創始は冷静になる。

─必要な一定の感情を確認、ステータスに[七つの大罪:傲慢]を追加しました。
─必要な一定の感情を確認、ステータスに[七つの大罪:嫉妬]を追加しました。

(あぁ、そうか、俺はこの武術を得てから傲慢になってたのか。それに…才能のある勇志に嫉妬してたとはな、俺もまだまだ未熟か)

そんなことを考えていれば、練に攻撃が迫ってきていた。

「『天は何処へ、獄なる力を跳ね除けん──«天結界»』」

だが、創始の魔法によりその攻撃は防がれる。
これは無属性の魔法である、無属性で結界を張れることに気づいた創始は、その結界をオリジナルのものへと昇華させたのだ。
そんな魔法でも、魔攻が低い創始の魔法はその一撃で崩れ去る。

「チッ!だが…時間は稼げた!」

縮地で練の元へ跳ぶ。

「創始、ごめん!」

「あぁ、別に構わない。今はこっちに集中する」

「わかった」

「「『我に答えよ、魔力は力を強化する──«筋力上昇ストレンジブースト»』『我に答えよ、魔力は速さを強化する──«敏速上昇アジリティブースト»』」」

「じゃあ…いくか」

「うん、今の僕達じゃ倒せないけどね」

「わかってるさ、だが、今の俺達に倒せないなら──戦闘中にレベルをあげればいいだけのことだろう!」

「相変わらず無茶言うなぁ。それしか手がないのは確かだけどね」

「『スキル発動:超越之威』!『スキル発動:体力操作』!」

─超越之威内包スキル:適散威圧の発動を確認しました。
─体力操作内包スキル:魔素操作の発動を確認しました。

「さあ、出てこいよゴブリン!幻黒竜の攻撃なんざ、避けながら倒してやる!」

そして、創始が撒き散らした魔素・・に反応して、100を超えるゴブリンが現れる。

「練はそっちから、俺はこっちから叩く!」

そして、創始は右側に練は左側へ駆け出す。

「まず1体」

─レベルアップ、レベルが2に上昇しました。
─レベル上昇により、BPとSPを付与しました。

────────────
名前:神々 創始    Lv2
年齢:15
種族:人間
職業:学生
状態:2…%(t(♪€*%(t(

魔力 2495/32540
攻撃 10
魔攻 10
防御 10
魔防 10
敏速 10
器用 10

BP:50000000000五百億
SP:5000000000五十億

【固有スキル】[2]
取得経験値十億倍
必要経験値十億倍
【特殊スキル】[11]
武闘神
創技神
叡智神
超越之眼
言語理解
超越之威
体力操作
七つの大罪:傲慢
七つの大罪:強欲
七つの大罪:嫉妬
七つの大罪:憤怒
【スキル】[12]
超回復:自然Lv9
状態異常耐性:全Lv10
熱氷耐性Lv10
魔法耐性Lv9
手入れLv9
明鏡止水:無境Lv9
目利きLv9
超感覚Lv8
偽表情Lv9
無属性魔法Lv6
火属性魔法Lv6
風属性魔法Lv5
【称号】[5]
±0の勇者
異世界転移者
神の寵愛:全
2「2(「j・(%
\…1☆2…%(t♪~♪%5*(4pj
─────────────

【称号】
・異世界転移者
効果:[【特殊スキル】言語理解を付与]
[BP獲得量50・・][SP獲得量5]

「これが【固有スキル】の真価か、おかしすぎるな、だが…好都合だ!」

創始はBPを全て割り振る。

────────────
名前:神々 創始    Lv2
年齢:15
種族:人間
職業:学生
状態:2…%(t(♪€*%(t(

魔力 2495/32540
攻撃 8333333343
魔攻 8333333344
防御 8333333343
魔防 8333333343
敏速 8333333344
器用 8333333343

BP:0
SP:5000000000

【固有スキル】[2]
取得経験値十億倍
必要経験値十億倍
【特殊スキル】[11]
武闘神
創技神
叡智神
超越之眼
言語理解
超越之威
体力操作
七つの大罪:傲慢
七つの大罪:強欲
七つの大罪:嫉妬
七つの大罪:憤怒
【スキル】[12]
超回復:自然Lv9
状態異常耐性:全Lv10
熱氷耐性Lv10
魔法耐性Lv9
手入れLv9
明鏡止水:無境Lv9
目利きLv9
超感覚Lv8
偽表情Lv9
無属性魔法Lv6
火属性魔法Lv6
風属性魔法Lv5
【称号】[5]
±0の勇者
異世界転移者
神の寵愛:全
2「2(「j・(%
\…1☆2…%(t♪~♪%5*(4pj
─────────────

再度ステータスの確認を終え、創始はゴブリンを倒していく。

「10体目」

「20!」

「50!」

─レベルアップ、レベルが3に上昇しました。
─レベル上昇により、BPとSPを付与しました。
─レベルアップ、レベルが4に上昇しました。
─レベル上昇により、BPとSPを付与しました。
─レベルアップ、レベルが5に上昇しました。
─レベル上昇により、BPとSPを付与しました。

創始が倒したゴブリンの数は約50、練も同じほどゴブリンを倒している。

「ステータスはさっきと同じく平均的に、と」

創始は大量のBPを割り振る。

「創始!幻黒竜の攻撃避けるのもう無理そう!」

「『天の如く、獄の如く、我が敵全てを拘束す──«天獄鎖てんごくさ»』」

「創始ありがと。ステータスどんな感じになった?」

「軽めに言ってもチート」

そう言いながら創始は練にステータスを見せる。

「うわぁ…あ、これ僕のステータス」


────────────
名前:東雲 練    Lv5
年齢:15
種族:人間
職業:学生
状態:正常

魔力 4/124
攻撃 843
魔攻 843
防御 843
魔防 843
敏速 1045
器用 843

BP:0
SP:520

【固有スキル】[1]
努力的成長(356/2500)(121/250)
【特殊スキル】[1]
言語理解
【スキル】[9]
手入れLv6
眠欲耐性Lv5
物理耐性Lv5
威圧耐性Lv5
恐怖耐性Lv5
思考加速Lv5
多重思考Lv4
記憶定着Lv5
並列行動Lv6
魔力操作Lv5
無属性魔法Lv4
生活魔法Lv2
【称号】
オルフェリガルの神の祝福:努力
異世界転移者
虐げられし者
────────────


「なるほど…そういうスキルだったか」

「そんな効果があるとは思わなかったなぁ。僕のやつレベル上昇分も貰えたし」

「あぁ、そうだな。さてと、そろそろ制限時間切れるし、やるか」

「だね、これなら僕達だけで勝てるし。他のみんなはどこにいるかわかんないけど」

「逃げたはずだぞ?」

「ふぅん…まあいいや、じゃあ」

「「さあ来い!幻黒竜!」」






【雑談】
文字数の大半がステータスで消えた!(驚愕)
そして、予定してたよりも創始と練が強くなってしまった…反省も後悔もしていない、むしr((ry

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