命を助けてくれた女騎士がただのくっ殺キチだった件
ごくっ殺
「さぁ、遠慮せずに上がってくれ」
「はぁ〜……おっきいですねぇー」
密林を出た私が連れてこられた場所、それは近くの街にあるセリアさんの自宅だった。
ナイゼルさんの話で聞いた通り、ゴリゴリのお嬢様なのが一発で分かるような、そんな豪邸が目の前に聳え立っていたのだ。
「お帰りなさいませセリアお嬢様」
「うむ」
(うわぁ、生メイドとか初めてみた)
セリアさんが門を抜けると、一斉に頭を下げたメイドの列が出来上がる。その光景は、田舎者の私には鮮烈すぎて、なんなら夢と間違えそうな風景だった。
「私は部屋で着替えてくるから、アリーシャはリビングで寛いでいてくれ。案内はメイドに頼んでおいた」
「は、はい!」
私はとりあえず、メイドさんの後ろに付いていく事となった。
しかし、その途中、とんでもないものが視界に飛び込んで来た。
「ぐへへ、美味そうな女騎士だなぁおい。どうやって遊んでやろうか?」
「く、くそッ!怪我などしていなければ、貴様の様な汚い輩になどッ!!」
なんと大きな廊下の片隅で、青い髪をした女騎士が巨大なオークに襲われていたのだ。え、ここ屋敷の中だよ?
二メートルを超える巨大なオークは、ヨダレを垂らしながら腕を抑える女騎士にどんどん迫っていった。女騎士は抵抗できないのか、苦痛に顔を歪めるだけだった。
「ぐひひ、たっぷり遊んだ後は、お楽しみといこうじゃねぇか」
「……貴様の様な下賎な輩に犯されるくらいなら……いっそのこと……わ、私を殺せっ!!」
「…………はい、45点です」
「!?ーーなんでっ、低い!?」
「…………んん?」
何故かオークは寸前で手を止め、懐から出した紙に点数を記しだした。
その点数を聞いた青髪の女騎士は、頭を抱えながら悔しそうな声を上げている。そのあまりに唐突な光景に、私は言葉を失っていたが、案内してくれていたメイドさんは逆に首を傾げた。
「あの、アリーシャ様。何を不思議そうになさっているのですか?」
「え!?……いや、だって城の中にオークが居て、それに女騎士さんが襲われて、でも何か採点とか始まって!え、うそ怖い、私がおかしいの!?」
キョドりまくる私だが、その様子に気付いたオークがのそりのそりとこちらに向かってくる。しかし、荒かった鼻息はだんだん収まり、猛々しい雰囲気が薄れていくと、優しい口調(イケボ)で語りかけてきた。
「これはこれは、お客人の前で失礼致しました」
「……え……は?……え!?」
「私はオークジェネラルの〝豚吉〟と申します。このお屋敷でご奉仕させてもらっているオークの一頭でございます」
「と、豚吉……さん!?」
耳が幸せになりそうなイケボのオークこと豚吉さん。彼は膝から崩れ落ちた私に手を差し伸べると、身体を起こした私に対して礼儀正しく頭を下げた。
「いやはや、まさかセリアお嬢様がお客様を連れてくるとは予想外でした」
「あ、あの!さっきのアレってなんですか!?」
「アレ?……あぁ、〝抜き打ちくっ殺〟の事でしょうか」
いや、抜き打ちテストみたいなノリで言わないでよ。
「この屋敷には私以外にも沢山のオークがおりまして、セリア様が目を掛けた女騎士の方々を相手に抜き打ちで試験をするのが仕事なのです。そして我々から見事、85点以上の点数を獲得できた女騎士だけがセリア様の直下で仕事が出来るというシステムなのですよ」
「お……おぉう?」
人間とは、理解が追いつかない状況になると思考が止まるらしい。現に私は、口を半開きのまま固まっていた。
「なんだアリーシャ、まだ廊下にいたのか?」
「あ、セリアさん!?」
「これはこれはセリア様、お帰りなさいませ」
「おぉ、久しいな豚吉よ!皆の首尾はどうなっている?」
「残念ですが、ここ最近では65点までですねぇ。やはり屋敷でのシチュですと、些か臨場感に欠けるようです」
「ふむ、ならば屋敷の庭に鬱蒼とした森でも作るか」
「それは名案ですね、さっそく庭師に頼んでおきましょう」
「いや!いやいやいやいや!」
「どうしたアリーシャ、鼻息が荒いぞ?」
「庭に!森とか!庭師の仕事じゃないですよ!」
「そうか?ウチの庭師は腕がいいのだが……」
「っと言うか庭に森うんぬんは置いといて!この屋敷のシステムが理解出来ないんですが!?」
「あっはは、まぁとりあえず部屋に行こうか。そこでゆっくり話そう。あとそれと……ルルティア、お前も一緒にお茶でもするか?」
ステラさんは廊下の隅で体育座りをして拗ねている青い髪の女騎士さんに声を掛けた。
「いいんですかお姉様!もちろんです、このルルティア墓場まで付いていきます!」
「ははっ、それは辞めてくれ」
「ああん、そんな事言わずにお姉様ぁ!」
「…………」
もうこの時点で真面目に考えるのが馬鹿らしくなり、私は考えるのをやめた。
◆
「ん〜いい香りですねお姉様。さてはアールグレイですね?」
「違うぞ、緑茶だ」
「おしい!」
(……何故に緑茶?)
突然始まった女騎士だらけのお茶会。
テーブルには何故か緑茶とせんべいが出されたのだが、ここは紅茶とかスコーンとか出てくる場面ではないのだろうか?
私の隣には、さっき豚吉さんに45点と採点された、青い髪の女騎士さんが美味しそうにお茶を啜っていた。
ポニーテールを高いところで纏め、鎧の上からでも分かるムカつくくらいに大きな胸が特徴的だった。決して自分の胸が並以下なのを嘆いている訳では無い。
もう一度言うが、決して自分の胸が並以下なのを嘆いている訳では無い。
だがしかし、彼女はパッと見た感じと雰囲気からあまり頭は良くないんだろうなと感じた。そもそも緑茶と紅茶なんて間違えようがないだろうよ。
とりあえず、私は自己紹介でもしておこうと緑茶を飲み干した湯呑みを置いた。
「あの、私はアリーシャっていいます。ルルティア……さんでいいんですかね?」
「え?あぁハイ。私はルルティア・アルフォーテです。お姉様の一番弟子を自負しています。よろしくお願いしますねアリーシャさん」
「あ、これはご丁寧にどうも」
チョコの付いたお菓子みたいな名前の女騎士さん。でもこの人、少しアホっぽいけど常識人かも知れない。
このカオスなお屋敷の中で、多少なりともまともそうな人が居て安堵した私は、少し嬉しくなり堅焼きのせんべいを齧った。
「あの、アリーシャさんはお姉様とどの様な関係ですか?」
「えっと、オークに襲われてた所を助けて貰ってーーーー」
「私がその素質を見込んで弟子にしたのだ」
「……で、し?」
「ん?」
セリアさんの言葉で、ルルティアさんの空気が変わった。
そして目に見えてルルティアさんはワナワナし始めている。湯呑みからはびっちゃびちゃに中身が溢れ、強めのマッサージ器並みに震えていた。
「え、怖い怖い怖い」
「お姉様の愛弟子は!私だけで!充分なんですけどぉぉおおおおおお!?」
「ひぃッ!?」
ルルティアさんは齧りかけの堅焼きせんべいを握りつぶすと、ゆるふわだった表情が一変。親の仇を目の当たりにしたような鬼の形相へと変化した。
「素質を見込まれた!?そんな言葉、私は一回も言われた事ないんですけど!?え、ムカつくんですけど、激おこプンプン丸なんですけど!?」
「うわ、生で激おこ言う人初めて見た!?……じゃなくてちょっと、いきなりキレないで下さいよ!セリアさん、止めて下さいって!」
「ははっ、困ったヤツだ」
「〝ははっ〟じゃねぇですよ!ちょっとルルティアさん、痛い痛い!左肘だけを強打しないで下さい!」
狂ったマナーモード状態のルルティアさんは隣に座る私の左肘を湯呑みでシバいてくる。角だからすごく痛いのと、目の焦点が合っていないのが怖すぎて引いた。
「そうだ!お姉様、私をアリーシャさんと戦わせて下さいよ!」
「む?」
「どちらが真のお姉様の愛弟子に相応しいか、貴女に決闘を申し込みます!私の〝くっ殺〟と貴女の〝くっ殺〟。どちらが本物か勝負です!」
ルルティアさんは履いていた靴下を投げてきた。多分、決闘を意味する〝手袋を投げる〟をしたかったのだろか?
私がキョトンとしていると、ルルティアさんは投げてきた靴下を手に取り、そして私に手渡してきた。少し蒸れてツンとする靴下を握らされた私は、これは一体なんの時間だと思った。
しかしセリアさんはせんべいをボリボリと齧りながら〝よし、その決闘採用〟と言うと、運ばれてきた羊羹を切らずに貪りだした。
(なんだよ……〝くっ殺〟の決闘って)
「はぁ〜……おっきいですねぇー」
密林を出た私が連れてこられた場所、それは近くの街にあるセリアさんの自宅だった。
ナイゼルさんの話で聞いた通り、ゴリゴリのお嬢様なのが一発で分かるような、そんな豪邸が目の前に聳え立っていたのだ。
「お帰りなさいませセリアお嬢様」
「うむ」
(うわぁ、生メイドとか初めてみた)
セリアさんが門を抜けると、一斉に頭を下げたメイドの列が出来上がる。その光景は、田舎者の私には鮮烈すぎて、なんなら夢と間違えそうな風景だった。
「私は部屋で着替えてくるから、アリーシャはリビングで寛いでいてくれ。案内はメイドに頼んでおいた」
「は、はい!」
私はとりあえず、メイドさんの後ろに付いていく事となった。
しかし、その途中、とんでもないものが視界に飛び込んで来た。
「ぐへへ、美味そうな女騎士だなぁおい。どうやって遊んでやろうか?」
「く、くそッ!怪我などしていなければ、貴様の様な汚い輩になどッ!!」
なんと大きな廊下の片隅で、青い髪をした女騎士が巨大なオークに襲われていたのだ。え、ここ屋敷の中だよ?
二メートルを超える巨大なオークは、ヨダレを垂らしながら腕を抑える女騎士にどんどん迫っていった。女騎士は抵抗できないのか、苦痛に顔を歪めるだけだった。
「ぐひひ、たっぷり遊んだ後は、お楽しみといこうじゃねぇか」
「……貴様の様な下賎な輩に犯されるくらいなら……いっそのこと……わ、私を殺せっ!!」
「…………はい、45点です」
「!?ーーなんでっ、低い!?」
「…………んん?」
何故かオークは寸前で手を止め、懐から出した紙に点数を記しだした。
その点数を聞いた青髪の女騎士は、頭を抱えながら悔しそうな声を上げている。そのあまりに唐突な光景に、私は言葉を失っていたが、案内してくれていたメイドさんは逆に首を傾げた。
「あの、アリーシャ様。何を不思議そうになさっているのですか?」
「え!?……いや、だって城の中にオークが居て、それに女騎士さんが襲われて、でも何か採点とか始まって!え、うそ怖い、私がおかしいの!?」
キョドりまくる私だが、その様子に気付いたオークがのそりのそりとこちらに向かってくる。しかし、荒かった鼻息はだんだん収まり、猛々しい雰囲気が薄れていくと、優しい口調(イケボ)で語りかけてきた。
「これはこれは、お客人の前で失礼致しました」
「……え……は?……え!?」
「私はオークジェネラルの〝豚吉〟と申します。このお屋敷でご奉仕させてもらっているオークの一頭でございます」
「と、豚吉……さん!?」
耳が幸せになりそうなイケボのオークこと豚吉さん。彼は膝から崩れ落ちた私に手を差し伸べると、身体を起こした私に対して礼儀正しく頭を下げた。
「いやはや、まさかセリアお嬢様がお客様を連れてくるとは予想外でした」
「あ、あの!さっきのアレってなんですか!?」
「アレ?……あぁ、〝抜き打ちくっ殺〟の事でしょうか」
いや、抜き打ちテストみたいなノリで言わないでよ。
「この屋敷には私以外にも沢山のオークがおりまして、セリア様が目を掛けた女騎士の方々を相手に抜き打ちで試験をするのが仕事なのです。そして我々から見事、85点以上の点数を獲得できた女騎士だけがセリア様の直下で仕事が出来るというシステムなのですよ」
「お……おぉう?」
人間とは、理解が追いつかない状況になると思考が止まるらしい。現に私は、口を半開きのまま固まっていた。
「なんだアリーシャ、まだ廊下にいたのか?」
「あ、セリアさん!?」
「これはこれはセリア様、お帰りなさいませ」
「おぉ、久しいな豚吉よ!皆の首尾はどうなっている?」
「残念ですが、ここ最近では65点までですねぇ。やはり屋敷でのシチュですと、些か臨場感に欠けるようです」
「ふむ、ならば屋敷の庭に鬱蒼とした森でも作るか」
「それは名案ですね、さっそく庭師に頼んでおきましょう」
「いや!いやいやいやいや!」
「どうしたアリーシャ、鼻息が荒いぞ?」
「庭に!森とか!庭師の仕事じゃないですよ!」
「そうか?ウチの庭師は腕がいいのだが……」
「っと言うか庭に森うんぬんは置いといて!この屋敷のシステムが理解出来ないんですが!?」
「あっはは、まぁとりあえず部屋に行こうか。そこでゆっくり話そう。あとそれと……ルルティア、お前も一緒にお茶でもするか?」
ステラさんは廊下の隅で体育座りをして拗ねている青い髪の女騎士さんに声を掛けた。
「いいんですかお姉様!もちろんです、このルルティア墓場まで付いていきます!」
「ははっ、それは辞めてくれ」
「ああん、そんな事言わずにお姉様ぁ!」
「…………」
もうこの時点で真面目に考えるのが馬鹿らしくなり、私は考えるのをやめた。
◆
「ん〜いい香りですねお姉様。さてはアールグレイですね?」
「違うぞ、緑茶だ」
「おしい!」
(……何故に緑茶?)
突然始まった女騎士だらけのお茶会。
テーブルには何故か緑茶とせんべいが出されたのだが、ここは紅茶とかスコーンとか出てくる場面ではないのだろうか?
私の隣には、さっき豚吉さんに45点と採点された、青い髪の女騎士さんが美味しそうにお茶を啜っていた。
ポニーテールを高いところで纏め、鎧の上からでも分かるムカつくくらいに大きな胸が特徴的だった。決して自分の胸が並以下なのを嘆いている訳では無い。
もう一度言うが、決して自分の胸が並以下なのを嘆いている訳では無い。
だがしかし、彼女はパッと見た感じと雰囲気からあまり頭は良くないんだろうなと感じた。そもそも緑茶と紅茶なんて間違えようがないだろうよ。
とりあえず、私は自己紹介でもしておこうと緑茶を飲み干した湯呑みを置いた。
「あの、私はアリーシャっていいます。ルルティア……さんでいいんですかね?」
「え?あぁハイ。私はルルティア・アルフォーテです。お姉様の一番弟子を自負しています。よろしくお願いしますねアリーシャさん」
「あ、これはご丁寧にどうも」
チョコの付いたお菓子みたいな名前の女騎士さん。でもこの人、少しアホっぽいけど常識人かも知れない。
このカオスなお屋敷の中で、多少なりともまともそうな人が居て安堵した私は、少し嬉しくなり堅焼きのせんべいを齧った。
「あの、アリーシャさんはお姉様とどの様な関係ですか?」
「えっと、オークに襲われてた所を助けて貰ってーーーー」
「私がその素質を見込んで弟子にしたのだ」
「……で、し?」
「ん?」
セリアさんの言葉で、ルルティアさんの空気が変わった。
そして目に見えてルルティアさんはワナワナし始めている。湯呑みからはびっちゃびちゃに中身が溢れ、強めのマッサージ器並みに震えていた。
「え、怖い怖い怖い」
「お姉様の愛弟子は!私だけで!充分なんですけどぉぉおおおおおお!?」
「ひぃッ!?」
ルルティアさんは齧りかけの堅焼きせんべいを握りつぶすと、ゆるふわだった表情が一変。親の仇を目の当たりにしたような鬼の形相へと変化した。
「素質を見込まれた!?そんな言葉、私は一回も言われた事ないんですけど!?え、ムカつくんですけど、激おこプンプン丸なんですけど!?」
「うわ、生で激おこ言う人初めて見た!?……じゃなくてちょっと、いきなりキレないで下さいよ!セリアさん、止めて下さいって!」
「ははっ、困ったヤツだ」
「〝ははっ〟じゃねぇですよ!ちょっとルルティアさん、痛い痛い!左肘だけを強打しないで下さい!」
狂ったマナーモード状態のルルティアさんは隣に座る私の左肘を湯呑みでシバいてくる。角だからすごく痛いのと、目の焦点が合っていないのが怖すぎて引いた。
「そうだ!お姉様、私をアリーシャさんと戦わせて下さいよ!」
「む?」
「どちらが真のお姉様の愛弟子に相応しいか、貴女に決闘を申し込みます!私の〝くっ殺〟と貴女の〝くっ殺〟。どちらが本物か勝負です!」
ルルティアさんは履いていた靴下を投げてきた。多分、決闘を意味する〝手袋を投げる〟をしたかったのだろか?
私がキョトンとしていると、ルルティアさんは投げてきた靴下を手に取り、そして私に手渡してきた。少し蒸れてツンとする靴下を握らされた私は、これは一体なんの時間だと思った。
しかしセリアさんはせんべいをボリボリと齧りながら〝よし、その決闘採用〟と言うと、運ばれてきた羊羹を切らずに貪りだした。
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