人外と友達になる方法

コング“シルバーバック”

第1話 宿題はきちんと家でやりましょう 〜洞窟篇〜

今日も退屈な1日が始まった。

伊鳴 悠火いなり ゆうかは憂鬱な朝にため息をこぼしていた。
ただ座って先生の退屈な授業を聞いているように聞き流し、クラスメイトとの雑談に相槌を打つ。そんな退屈な1日だ。

「なあ、聞いたか?」

クラスメイトの鬼嶋 奏鳴きじま そうめいが話しかけてきた。

「あのなぁ、そう…聞いたか? じゃ、わからねぇよ!」

「あれだろ? 最近噂になってる裏山の洞窟」

クラスの秀才、西園寺 光秀さいおんじ みつひでが伊鳴の代わりに答える。

「そうそう! それそれ」

「光秀…何でわかったんだよ」

「「こいつとは保育園からの腐れ縁なんでな」」

2人が声を揃えて言う。

「で? どんな噂だよ」

「なんでもその洞窟には出るらしいんだよ」

「出るってまさか、幽霊?」

「そう! やばくね!?」

悠火と光秀は腹を抱えて大笑いした。

「あっはっは……あ〜オモシロ! 奏。お前まだ幽霊とか信じてんのかよ」

「悠火の言う通りだ。幽霊なんて科学的に証明できない」

「それを言うならいないことも証明できないだろ?」

「それは……確かにそうだが…」

「ほら見ろ! 夢は大きい方がいいじゃんか!」

すると教室のドアが開き、次の授業の担当教師が入ってきた。

「やべっ! 宿題してない!」

奏鳴は大急ぎでノートを開け、ワークの答えのページを丸写しし始める。

「この話の続きは後でだな」

「だね」

悠火と光秀も自分の席に戻って授業の準備をする。
始業のチャイムが鳴り、授業がスタートする。

「じゃあ、宿題の確認からするぞー。じゃあ鬼嶋、問4を途中式も一緒に板書してくれ。もちろん答えを丸写しなんてしてないだろうから、簡単だよなぁ?」

「も、もちろんじゃないですか! やだなぁ…」

奏鳴はこっちへ目で合図をしてくるが自業自得だ助け舟を出すようなことはしない。
当然奏鳴はこっぴどく説教を食らった。





4時間目の授業が終わり、生徒たちの1日の楽しみ、昼休みがやってきた。

「お前ら! 何で助けてくれないんだよ!」

「あれはお前が悪い」

「光秀の言う通りだ」

「そう言う悠火はちゃんとやってたのかよ!」

「ああ、やってたぜ! 全問不正解だったけどな!」

悠火は堂々と不名誉を誇る。

「それで? 噂の続き聞かせろよ。まさか出るってだけで終わりじゃないだろ?」

「ああ、それでな? 洞窟に肝試しに行った奴がいたらしいんだけど。肝試しの次の日から魂が抜けたみたいになったんだってさ!」

「それで? 終わりか?」

「終わり」

「何だよつまんねぇな〜。どうせなら人がいなくなったとか、不思議な力に目覚めたとかありきたりなオチの方が面白かったぜ」

「そこまで言うなら今日の放課後、3人で行こうぜ!」

「まあ、今日は特に予定ないしいいけど…光秀は?」

「僕も今日は塾ないし、いいよ」

「よし、じゃあ放課後行くぞ! 逃げた奴はアイス奢れよ!」

こうして3人は裏山の洞窟に肝試しに行くことになった。




どうも!コングです。 ウホホッ!w
初めにこの小説を読んでくださり、誠にありがとうございます!

この作品は1,000〜2000字程度で更新していきたいと思います。

1,000〜2000字程度なので更新頻度は遅くはならないと思います。
それでも遅れたらごめんなさい。

と言うわけで、これからも応援よろしくお願いします!

ご指摘、アドバイス等ございましたら気軽にコメントしてください。

それではまた次回!

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コメント

  • こた

    読むの遅くなってすいません。
    こういう物語、俺は好きです!
    これからも頑張ってください

    1
  • サラダアブラ

    最初の方の『そんな退屈は1日だ』という描写、「は→な」じゃない?

    1
  • コング“シルバーバック”

    ありがとうございます!
    ちょ、名前w
    これからも頑張ります!ウホホッ

    1
  • ちんこ

    新作ですねウホホッ
    僕は、全力アウトドアの頃から拝見さしていただいてます。ウホホホッ

    3
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