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俺の高校生活がラブコメ的な状況になっている件

ながしょー

第79話

 放課後の出来事から数時間後。
 俺はいつものように家に帰宅した。
 あんなことがあったとはいえ、いつまでも混乱しているわけにはいかない。
 とりあえず、今日のことは忘れよう。

 「ただいまー」

 「……ふんっ!」

 「……あれ?どうしたんだ?」

 帰ってくるなり、いきなりのご機嫌ななめ六花ちゃん。
 「私は怒ってます!」を強調しているのか知らないが、胸の前に腕を組んで、頬を膨らませてそっぽを向いている。
 玄関に入って、こんな態度取られると何かしてしまったのかと思ってしまう。……というか、普通の時でも思ってしまうか。

 「もう話しかけないで!」

 「えぇ……」

 そんなこと言われてもなぁ…。
 俺は気づかないうちにそんなに怒らせてしまったのか?
 
 「あ、ユキ」

 ちょうどその時二階から降りてきたユキと目が合った。
 ちょっとユキに聞いてみれば、なんで六花が怒っているのか分かるかもしれない。

 「話しかけんな!」

 「お前もか?!」

 どうやらユキも怒っているようで、すぐにリビングの方へ消えて行った。
 俺は一体何をしでかしたのか?
 考えても考えてもその原因が思い当たらない。
 
 「家に入ってくんな!」

 「いやいや、ここはお前の家じゃねぇ!俺の家だ!」

 家の中に入ろうとするなり、これだ。
 やっぱり相当な激おこである。
 まぁ、そっとしておけばいつかは元通りになるだろう。
 問題は時間が解決してくれるはずだ。

 「はぁ……風呂に入って、ご飯食べて寝るか…」

 今日は本当に変な一日だった。
 美月を怒らせてしまったと思えば、放課後に校舎の屋上でキスされるし、家に帰れば、なぜか六花とユキが激おこプンプン丸だし…明日は普通の一日になるよね?
 いや、普通の平凡な日常になってほしい!
 で、ないと三学期がもたない!
 途中で衰弱死するかもしれない。
 本当に……。
 もう……。
 俺の高校生活がおかしくなっている!
 

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