イレギュラー【理を外れた者】

アヤカ

7・5

〜???side〜

「今日は皆さんの固有魔法を使って頂きます。それぞれが違うと思うけれど一旦訓練場に行きましょう。」

 1時間目の授業が始まった。先生が言うには今日は固有魔法の練習のようだね。私の固有魔法は【英霊召喚】と言って今まで歴史にある様な英霊を召喚出来ると言うものだ。ただ強さは召喚される英雄によって変わるらしい。例えば竜を倒したとか、千人の兵士に1人で勝ったとか色々あるそうだ。その中でも飛び抜けて強いのはかつて【魔王】と呼ばれた者!魔王…その名前はかつて魔法を全て扱い魔法においで敵は無し!そしてそれだけじゃなくて剣術も凄かった、そして何より魔王と呼ばれた所以は冷酷で真っ黒な服装だったかららしい……ただ本当の見た目は分からないそうただ黒いだけ……多分ゴッツいんだろうな〜、なんか嫌だな、ゴッツいの…

「では皆さん、行きますよ〜」

おっと、みんな行くそうだ。私も行かないと。
は〜、強い人が来てほしいな。



「では1番の人から固有魔法を使って下さい」

「分かりました。『我が紅蓮の焔よ、我が身を護る盾と成り、我が敵を屠る矛と成れ【焔の武装】』

 詠唱をしたのはユーリキット・ヘルフレム君。彼は公爵家の次男で固有魔法は【焔の武装】。これは普通の炎と違って自身にダメージはないから体に覆っても大丈夫!でも敵が触ると大火傷!大変だね!そして水魔法があんまり効かないらしい、ん?濡れた?ってぐらいしか感じないらしい。さっき自慢気に話てた。

「はい、ではその状態でこの的を攻撃して下さい。ユーリキット君の固有魔法での攻撃ですよー」

「はい先生」

 ユーリキット君は先生が土魔法で創った岩を殴った。すると岩は溶けていた。ん?何で私達は熱くないのかって?それはね、何か焔の武装は周りに熱を放つんじゃ無くて1点に集中させる事で威力が増すらしい、これもユーリキット君が言ってた。

「はい、ありがとう。では次にユーナさん、前に出て固有魔法を使って下さい」

おっと、私の番の様だ。ではでは、

『我が声に応えし英霊、我が声に従い此処に顕現せよ【英霊召喚】』

 私が固有魔法を使って呼び出したのは……黒い狐の仮面を被っていて、黒いコートを着ていて、2つの剣を持った人(?)だった。













どうも作者です!前回に引き続きです。
今回は???sideと言う風にやってみました。この話の題名(?)は・5が付いていますよね?ナンジャコリャ?と思った人!これは……….・5が無くても物語は読める!と言うものです。まぁあんまり・5は出すつもりないです。はい。
 ※・5=主人公以外の視点と思ってね★

 この話で分かるように『???』とはユーナと言う女性でした。そしてユーナが使う固有魔法は【英霊召喚】(名前な安直かな?)!そしてこの物語の主人公である遥が召喚されるのは【英霊召喚】!?と言うことは………。

とまぁやってみたかったのですよこれ笑

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コメント

  • 豆腐

    絶対面白くなりそうです!更新楽しみにまってます

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