イレギュラー【理を外れた者】
5
「知らない天井だ……って天井が無いんかい 」
遥が目を覚ますとそこは何も無い様な何処までも白く続いてる場所だった。周りには誰も居らずただ遥だけが1人で居るだけだった。
「なんだ?此処は?」
「此処は神界でございます」
「ッ!?…誰だ?」
遥は自分1人しか居ないと思っていたが、そこには誰か…何者かがいたようだ。ただその姿は辺りを見回しても見えず声のみが聞こえるという状況だった。
「私は貴方様の眷属で御座います。貴方様が今いらっしゃるのは神界でも最上級の場所で御座います。なので申し訳無いのですが声のみとさせて頂きます。私共がそちらに入ろうとすると身体が消滅してしまいます。」
「言い忘れていました。私は創造神で、メフィスと申します。」
「創造神…メフィス…、君が入ってこれないような場所に何故俺が?…いや、前前世の記憶に俺は創造神である最級神よりも上の存在である神帝だから入れるとあるな。」
「まだ記憶の上書きがお済みではないようですね。」
「記憶の上書き?」
「はい、貴方様「遥で良いよ。」……遥様は神帝で在った頃の記憶を記録として変えられております。なのでその記録を記憶として上書きするのです。上書きと言いましても今までの記憶の前の事として付け足されるだけです。ただこの時激痛が来ますのでお気おつけ下さい。」
「記憶の上書きをすれば良いんだね?」
「はい、記憶の上書きをすれば次の世界である【アクア】での魔法の知識を完全に把握し、魔法を支配する事が出来ます。」
「魔法の支配?」
「魔法の支配とは、例え相手が放った魔法でも遥様の意思に従うと言うものです。」
「ふむ……わかった。上書きをするよ。どうすれば良い?」
「記憶の上書きをする為にまずはベットをお創り下さい。そしてその上に寝転がり『ロード』と唱えて下さい。そうする事で記憶の上書きが開始されます。」
「Ok、分かった」
遥はまずベットを創った。普通のベットよりも一回り大きなベットだ。これは痛みがはしると言っていたので、のたうち回るのでは?と考え落ちないようにする為だ。そしてその上に遥は寝転がり『ロード』と唱えた。
「グッ!……ぐぁぁぁぁぁ」
遥の体は火に炙られた様な痛みがはしった。その痛みで遥は早めに意識を手放した。
遥が目を覚ますとそこは何も無い様な何処までも白く続いてる場所だった。周りには誰も居らずただ遥だけが1人で居るだけだった。
「なんだ?此処は?」
「此処は神界でございます」
「ッ!?…誰だ?」
遥は自分1人しか居ないと思っていたが、そこには誰か…何者かがいたようだ。ただその姿は辺りを見回しても見えず声のみが聞こえるという状況だった。
「私は貴方様の眷属で御座います。貴方様が今いらっしゃるのは神界でも最上級の場所で御座います。なので申し訳無いのですが声のみとさせて頂きます。私共がそちらに入ろうとすると身体が消滅してしまいます。」
「言い忘れていました。私は創造神で、メフィスと申します。」
「創造神…メフィス…、君が入ってこれないような場所に何故俺が?…いや、前前世の記憶に俺は創造神である最級神よりも上の存在である神帝だから入れるとあるな。」
「まだ記憶の上書きがお済みではないようですね。」
「記憶の上書き?」
「はい、貴方様「遥で良いよ。」……遥様は神帝で在った頃の記憶を記録として変えられております。なのでその記録を記憶として上書きするのです。上書きと言いましても今までの記憶の前の事として付け足されるだけです。ただこの時激痛が来ますのでお気おつけ下さい。」
「記憶の上書きをすれば良いんだね?」
「はい、記憶の上書きをすれば次の世界である【アクア】での魔法の知識を完全に把握し、魔法を支配する事が出来ます。」
「魔法の支配?」
「魔法の支配とは、例え相手が放った魔法でも遥様の意思に従うと言うものです。」
「ふむ……わかった。上書きをするよ。どうすれば良い?」
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遥はまずベットを創った。普通のベットよりも一回り大きなベットだ。これは痛みがはしると言っていたので、のたうち回るのでは?と考え落ちないようにする為だ。そしてその上に遥は寝転がり『ロード』と唱えた。
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