Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

オジサンとハゲの密着だった件

とある警察ビル、薄黒いグラサンと指と指の間に挟んだタバコをもち角刈りヘアで白髪ーー
そう彼こそが、警察最高指導者ネオン
転移衆を発足した第一人者の一人でもある
今日は、仕事がオフ...バーで酒をかわす
酔いつぶれた所で必ず部下が迎えに来る
っと...オジサンながらなんとも致しかねぇ話だ
しかし、今回は...連載一周年迎えたそうじゃねぇか?
なぜ今頃それを言うかって...?って思うやつも居るだろうがぁ、そこは書いてる奴が最近停止し過ぎてぇ上手く話が回せなかったらしいが...
その結果、まぁ読者が減りまくった...ってオチはお墨付きだ
だからこそだ、だからこそてめぇで話数量産しまくれって話だ


『何かってに、変な回想やってるんですか?』
『あん?若い子には知らねぇ話だ』
『いや、明らかに作者をディズってますよね?』
『それくれぇ言わなきゃ、伝わなんねぇんだよ。第一...なんで複数連載してんだァ!何を思って血迷って書いてんだ?Retoraiの外伝がResetって何だ?何を帳消しようって話しだ』
『あー、あちらは現実の方が舞台みたいですね...多分読者の大半が思う『この頃は現実では何が起きていた』って思ってる部分を書いてるらしいっす』
『知らねぇな?異世界メインが異世界を書き足してよ...おかげであれだ。最近出番ねぇじゃねぇかよ!!』
『そこぉぉぉぉ!?ボケてくる所がアンタの欲望と一部章少ししか出でないからってごねてるのか!?』
『オジサンだって出番欲しんだ!若い奴等ばかりで正直ぶっ殺してぇ...その出番オジサンに譲れってな』
 

黒く光る拳銃、そして血眼でガンつける 


『警察が何をしようとしてるんだ!ネオンさん一回落ち着きましょう』
『うるせぇ、黙れよ...モブキャラに降下された気持ちわかるか?』


彼はネオンの護身役でもあるが、たまにこう言った発言がよくある
仕方が無い、しょうがないから今回は...
ネオンだけの目線で行きます
番外編だし問題は無いけど...
ネオンをちらっと見る
このオジサンが暴走しなきゃいいが...


こうして始まった、一周年記念番外編
ネオンの密着28時間、彼は今何をしているのかスペシャル


今夜もネオンは、酒に酔いつぶれた
次の日、自宅前で待機していると...
足元に銃弾が打ち下ろされた


『うるせぇ...娘がまだ寝てるだろうが』
『す、すみません...』
『すみませんで済めばいいけどなぁ...次ガチャガチャと音を立て見ろ?お前のハゲた頭に爆弾降下するからな』


彼は又部屋に戻ったようだ、しかしディレクターは挫折して何か泣いていたそうだ
精神面もハゲ頭に剃られたらしい
昼頃、警察ビルに呼ばれた私達
中に案内された、そしてドアを叩き中に入るとーー


『やぁ?はじめ...ましてかな?』


結構キザな男が、椅子に座っていた
しかし、見るべき場所を謝れば手に持つ雑誌...週刊美少年っと書かれた雑誌を長々と見つめていた


『あっ、あの...?』
『ん?なんだね...今忙しいんだ』
『そ、その雑誌って...?』
『ん?これか...?週刊美少年だ、私がいつも追求している雑誌さ』
『美少年...好きですか?』
『いや、好きではないが...この子より僕の方が美しいなって思いながら眺めていただけさ』


あ、熱い...なんだこの...目に見えない暑さは...?
負けたくないんだ、負けたくないからーー
あの暑さをはってーー


『ちっくしょめがぁぁぁぁぁぁ!!!』


彼は突然雑誌を両手で破り捨てた
そして床に強く叩きつけた
すると二発銃声が鳴り響く
彼はそのままゆっくり床に倒れた


『ここ、オジサンの大事な場所ーーうるさくされると寝れねぇ!』
『彼を殺した?』
『あん?殺してなんていねぇ...』


ネオンが取り出したのは、特注の弾丸
それを見せながら呟く


『睡眠弾だ、寝れねぇ夜には持ってこいの品物だ』
『あれ、でも...なんで自分でうたないんですか?』
『オジサンは怖いんだ...そりゃ夜道の街頭がない道すら怯えて歩けないくらいだ』
『一発目は彼ですが...二発目は?』
『さぁな...自分の目で確かめな』


すると、ゆっくりと倒れ込むディレクター


でっ、ディレクターぁぁぁぁぁぁ!!?
爆睡し始めていて揺すっても起きない
が、ある衝撃を受けてしまう事実を目にする
インタビューしていた人の頭の毛が...ない事に気づくカメラマン
MCさぁぁぁぁぁぁん!?
ヅラが横にズレ始めていた
汗出てかるインタビューの人のテカリを見て笑いこらえるカメラマン


『ご苦労、では帰ってよしっとーー』


カメラマンは、部屋のドアを開けた瞬間
突風が吹き荒れてNCのヅラがパタパタと音をなびかせていた


『......(謎の沈黙)』


密着28時間、ここで終わります
ご視聴ありがとう
それをつまらなそうに眺めていた空翔
ソファの目の前にあった飲み物を飲んで一息ついて呟く


『これ結局何なの?』


そして、風呂上りの格好したアクアは歯ブラシを口に加える前に話す


『結局ハゲ特集番組でしょ?』
『いや、それじゃ意味わかんねぇから』
『一周年記念が、ハゲとオジサンに支配されるって可愛そうだね』
『おい、アクア...その発言は完全に人事に聞こえるぞ...』


こうして、また日々はすぎるのでした。







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