Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

生命体の真実

「はぁっ!」
アクアの目の前で一本の剣が写りその男の細剣を受け止め
そして、それを弾き返してアクアの目の前に現れた人物
「おい、なぜ貴様がこんなところにいる?」
「アンタは確か……」
体制を崩していた男がゆっくり起き上がりふらつきながら静かにつぶやいた
「ふふふっ……揃って来ましたねぇ。1人は英雄、そしてもう1人が、これまた偉い人……なぁ西方騎士団……陽炎ぅ?」
「貴様などにそんなふうに呼ばれたくないな」
西方騎士団……って確か西の大陸を領土にしている凄い強いって噂の騎士団……
つい最近まで、領土戦争区間だった場所を一瞬で更地にして停戦まで持ち越したと言われる軍事力を持つ……と言われているみたい……
その中でも、1人がかなりの最高戦力を持つと言われてる人物が……「陽炎」ーー
まさか目の前で見られる日なんて……思っても無かった
二人は、攻撃を仕掛けながら動き回る
ただ、一つ気がかりなのは……磁力の侵食スピード
ゆっくり進んでるみたいだけど、これが彼が何かを発言すればおそらく倍増すると思う……
いまは、お互い剣の打ち合わせ的な感じだけど……
「面白いぃなぁ、よぉし……これでも喰らえ。」
男が空に手を上げた瞬間、重力が増した
「磁力ってのはァ、頭だけじゃなぁい。自分の体すら重くできるぅとても、とてもぉ優れたァ力なんだァ。」
「くっ……!」
男は、とんでもなく笑みを浮かべて呟く
「苦情……ですねぇ。それを僕がどれだけ待っていたのかぁ……んん?」
空を突然見上げた男、そして何か声が聞こえ始めた
「ああああああーーー!!」
「んん?太陽が眩しぃ……?」
太陽に隠れながら滑落してくる人が1名写るーー
しかし太陽の日差しで目がくらみ誰だがわからない
「誰だ……こんな重力感で空を飛ぶ馬鹿は……?」
声がだんだん近づいてくる、するとアクアは気がついたかのように呟く
「おに……ちゃん」
「んん?たしか君の兄って架空世界から帰還されてないはずだなぁ……おかしいなぁ、血が乾いたかのようなぁ。」
すると白く鈍らせた光が反射させて、その男に向けて剣を構えた空翔ーー
「高い場所に転送されてそのまま落ちてきたけど、その重力の重みを受け取れぇぇぇぇぇーーー!!」
「んん?馬鹿なぁ……本当見たいぃーー!!?」
ズドンと音が鳴り響いて、男の細剣が砕かれて縦に切られたーー
「ふふふっ……なかなかやるねぇキミィ、だが僕を倒したとか思わない方がイィと思うぅ……」
そのまま崖に落ちていった男、その落ちた場所をのぞき込むと何も無かった
重力は元に戻ったみたいだが、まだ空にいるあの子を止めなければ終わらない
「体がぁぁぁぁぁぁいてぇぇぇぇぇ!!」
「当然だ、お前あの高さからよく骨とか折れなかったな。普通なら死んでる」
「あっ、大丈夫ッス。俺、不死能力備わってるからそのへん大丈夫っす」
「ん?不死能力……、この世界でイレギュラーって言われてる特異異質の事か……貴様の道は最後にーー」
すると、空翔が真面目な眼差しで話す
「言わないでもらえるか?」
「よかろう、しかし貴様はこの世界の異質人物だ。定めと規定は必ずこちらの世界似そう形になる……それなりの宿命背負う……いいのかそれで?」
「いいも何も……俺一度死んでるぜ?妹をかばってくたばって知らぬ世界で目を覚ませば変な猛獣に襲われて死ぬし、そうかと思えばアンデットに噛まれて感染……本来なら殺されてる運命を変えられて今に至る。一度あじわえない運命を生きてるから別に後悔なんてないさ。あっ、一度じゃねぇな約3回か?」
その話を聞いて、少し安心したかのような顔を浮かべて話す
「ふっ、宿命に添うのか……貴様らしいな。だが覚えとけ、お前みたいな感じでこの世界に送られてくるやつは……数しれない、その中で貴様が強い力を持ち皆が貴様に力を貸した……わかってると思うが奴に勝てそして終わらせろ……このふざけた世界を……」
「言われなくてもそうするつもりさ」
アクアは、空を見上げたまま動かないーー
二人の会話なら必ず間に入ってきてもおかしくなはず……
2人は、空を見上げるが何もいない
すると、アクアこちらに振り向き呟く
「君達が、やつを止めたの?」
「おっ……お前そんな可愛らしい声だったけ?」
「いや違うだろ、貴様そんな格好だったか?」
二人は揉め始めた、するとアクアの左目から何かが放たれた
二人の間の地面を焼いた跡を見た空翔は驚いた
無理もない、レーザー系は基本マシンしか搭載されてないわけだーー
「話聞かないと、焼き殺すわよ?」
「……すみませんでした(二人揃って口を揃える)」
「こほん、僕の妹を助けてくれてありがとう……私はもう意識上限界でいつ「意思」をなくすか分からない。だから伝えて欲しいことがあるの……この子アクアにーー」
話の内容を聞かされた空翔達は少し呆気となっていた
そして、空翔はあることを訪ねた
「なぁ、お前があのゲームから俺を呼び出して強制ログアウトさせたよな……何でだ?」
「それは、君たち2人の話は聞いていたよ。あの世界での驚異に立ち向かい救いそして……また繰り返されようとしていた、黙って見過ごすわけに行かないし僕の体がね……だから両方の救世主の君なら何とかしてくれると思ってやったまでだよ」
空翔は少し首をかしげていた、そして陽炎が呟いた
「成程、貴様の能力で……今の状態もか……」
「お察しどうりだよ、僕は肉体がなくて代わりの生命体クローンへ移ってしまった。さて、僕は行くよ……」
「なぁ、戻ってこれるのか……その「意思」の中区から?」
「難しいと思うけど……出来ることなら……ねーー」
アクアの体から強い光が放たれそして光のつぶが辺りに舞い散る
アクアは、ゆっくり目を開けて切ないような顔をしていたふたりを見つめた
「あれ……?どうしたのふたりとも……?」


それからって言うものの、気に病んでしまった
お兄ちゃんから、告げられた話が未だに忘れられない


「ふーん、そんな事あったんやな……。しかし、結局何やったっけ……えーと……」
生命体クローン?」
「そうそれや、どなんなった?」
「稼働中よ、定期メンテナンスが無ければ維持出来ないみたいだよ」
「ちなみに、気に病んむ内容って何やろう……?」
下を向きだんまりするアクア
流石に空気が重くなってしまった、慌てて透子は話す
「む、無理せんでもええよ……ワイが悪かったわ……」
「ん?なんで謝るの……?」
「え、イヤなんや……話しずらそうやし……」
アクアは、平然として少し笑いながら呟いた
「んー、彼女は……病気でいつ死ぬか分からない病でそんな時にある計画があってすすめられた……見たい」
ある計画とは、死ななくする為……クローン実験も兼ねた計画でこれが上手く行けば世界的に救われる
だから、彼女レイクは手を貸した
だが、妹レントはそれを猛反発したらしいがそれでも聞き入れなかった
だが、此処で透子がある疑問に気づく
「あれ?レントって……男とちゃうの?」
「違うよ、あれは女の子よ」
「えー、絶対に読者ユーザーから見た目線は……紛れもなくクール系男子かボーイッシュ系した男やで?」
「違うわよ、胸が無い感じもあったけど……女の子だよ」
すると茂みがザワザワ音を立てた
そして後ろを振り向くと、レントが現れて話す
「ぼ、僕のどこが男の子だってぇぇぇぇぇぇ!!?確かにアクアよりは胸はないかもーー!!?」
アクアはレントの顔の頬を殴り飛ばした
木の大木に激突する
「あら?最近胸が出てきたみたいね……レントちゃん?その弾力がある胸を私によこせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
飛びつくアクアを退けて疾走するレントーー
目が完全に獣化したアクアから逃げている
「なんや、見た目よりかなりおもろい子やな……。しかし胸のでかさは……あれはないで、恵の意味を込めて触ったろうか……?」
「な、なんで止めないんだよぉぉぉぉぉぉ!ぎゃぁぁぁぁぁぁけ、獣が2匹に……っ!!」
うちの妹をたくさんいじって可愛がってくださいー
私と過ごした日々を忘れるくらい、たくさんの思い出を作ってあげて欲しい


そんなこんなんで、年末正月をまたぎ1月の末まで長期にわたり書いたこの番外編もこれ終わりになります
まぁ、二月になれば恒例行事バレンタインデーがあり料理下手で女子力がないあの子らの話も書きたい……かな?
ちなみに、彼らの優勝者は……何故か堕女神だったそう……
なんかメチャクチャ取り合いになり採点の人物を魔物をぶつけて会場を破壊したあとヒートが、違う意味でネガティブ発言で凍りつかせてしまった
まぁ、そんな風景を女神は眺めていたが……結末的に頭上に魔物が落ちてきた衝撃で女神から堕女神へと……変貌した結果……一番破壊率が高かった堕女神だったみたいでの優勝……
本人は、その時の記憶がないそうですーー













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