Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

コアのセキュリティー

アレクは、動力室へ入り込んだ……。辺りはコンピュータの機材が山ほどある先に、一際光る石が回っていた
その光は、緑色に輝きを放っていた。それを見たアレクは動力となっているキーボードへ向かって歩き出した
そのキーボードの前に立ち、耳につけている通信機を使いイズキと会話を始める
「ついたぞ……んでどおするんだ?」
「OKです!それでは支持されたとおりに打ってください」
言われたどおりに、キーボードに打ち込み確定ボタンを押した、だがおかしな事になんにも起きないーー
驚いて思わず上を見上げたアレク、すると人影が写っているのが見える
「おいおい……ありゃあなんだァ?」
そして、その人影がアレクの場所に落ちてくる
その時だった、通信が捉えてしまった
耳から聞こえるのは雑音だけだ、その通信機を取り外して地面おろすアレクーー
「おい、オメェ……一体誰だァ?」
「コード起動。ネットワークにアクセスします……」
「あ?」
「完了しました。都市の序列2位アレク様、都市に名を刻む強者。そして毎回のように無能力者に狙われ、呆れ返った感じで放つ技は都市を半壊させる力を持つ。そしてここに来た理由は、仮想世界コアを破壊する事ですね。」
「はっ、笑わせてくれるなぁ……分かってんならそこをどきなぁ死にたくなかったらなぁ!」
すると少女は、ストレージを呼び起こしボタンを押していく。そして話しながら最後のボタンを押す
「いいえ、私はコアのセキュリティーなのでそれだけは譲れません。なので仮想を呼び起こす力を超えてみてください。」
装備が一瞬で身についた少女、そして剣を握りゆっくり抜く。アレクは、足を強く地面を踏み当たりの鉄を少女に向けて飛ばした
しかし、少女は飛び交わして鉄骨の上を走りアレクの頭上に剣を振り落とした。アレクは反射的なバリアーではじき飛ばすーー
「ほぉ、なかなかおもしれぇなお前……あの攻撃で死なれたら困るって思っていたがァ……その心配は不要かァ!」
手を壁に触れて、当たりにある物を少女へ飛ばした
それを、剣で切り裂いてアレクへ向かってくる
そして、少女の剣とアレクの手がぶつかった瞬間その場所の床がめくり上がり辺りは吹き飛ばされる
「なかなか、だけど……OS上勝てませんよ。アレク様。」
なんと、アレクの腕が軽く切られてしまった
バリアでは、通常なら触れたら破壊するはずだが破壊所か切られてしまい向こうの剣は掛けただけ
※OS(オートスキルの略)
だが、アレクはわらってた。歯ごたえがあるどころがとんでもない力を持つ少女にーー
楽しんでいられないわけはなかった
「くっ、くはははははは!なかなかいいじゃねぇか、骨あるどころが俺様に傷つけるとかァ。だがァ見落としてはいけないなぁ、その武器の耐久……あと何回耐えることが出きる?」
少女の持つ剣は、かけただけだが……強い衝撃を緩和する事は流石に不可能ーー
「私的には、使いたくはないEXスキル……を使うしかありませんか」
手を翳して、光る剣を作り出して握りしめた
そして、少女が放った1振りーー
前方にいるアレクや機材を巻き込みながら切り飛ばしていく。アレクはバリアで緩和をしようとしたが壁をぶち抜けて違う部屋へ飛ばされてしまった
「EXスキル、聖光剣。強い光にとんでもなく魔力を合わせた破滅な一撃を使える……一番強いEXスキル。」
アレクの上に乗っかったガレキを吹き飛ばす。そして頭から血を流しながらふらつきながら立っていた
「立ってるのもやっとのようですね。」
「うるせぇよ。さァてぇ、とんでもない技を持ったやつに対抗する技をぶつけるしかねぇなぁ!」
両手を中央に構えて、そして神経を集中させながら作り出した黒い剣を手に取り右肩に乗っけて呟いたーー
「さてぇ、この久々の魔力石の剣でお前を倒させてもらうぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
アレクは、走り出して少女に振り落とした。それをかわして背後から蹴飛ばす少女ーー
アレクは壁に激突したが、起き上がり剣を頭上で振り回して地面に向かって振り落とした
刃一撃バスターアタック
「防御で、はじき飛ばしーー!?」
盾が亀裂が入り身の危機を感じた少女盾を外して、かわした。ゆっくり歩きながら近づいてくるアレクを見て少し驚いていた
「あんなに、ダメージを受けといてまだ動く。そんなに止めたいんですか?」
「機械みてぇな奴がぁ……何言ってやがる?なら、データに追加しとけぇ……どんな最強だろうが最弱だろうが、お前の思っている世界をナァ俺達がぶっ壊してやる!」
「理解できません。あなたかたは、何故アレクサンダーを止めたがる?なぜ、諦めない……理解できません。」
激しい技のぶつかりあい、少女とアレクは譲らない攻防
だが、アレクの剣が亀裂が入り少女の追撃で破壊された
「ーー!?」
「これで終わりです。閃光剣技スターブレイク
少女の、連撃をアレクが受けまくりそしてトドメの一撃
「なっ!?」
「そんなに……驚くことじゃねぇだろ……24連撃の分をこの一撃に込めてぇ、ぶっ飛ばしてやる!」
アレクが目を光らせて腕を握りアレクの右手の拳を少女の腹に当てて呟いたーー
反射攻撃カウンターアタック
ズッドンと音が鳴り響いて、コアを貫通しながら吹き飛ばされていく少女。アレクは右腕を掴み飛んでいく姿をなかめて呟いたーー
「おめぇは、どっちだったんだ……?なぜあの時攻撃を緩めたァ?確実に倒せたはずだがァ……」
バリバリとあたりが鳴り響き出す。そして動力室はレットランプが点滅し始めてアナウンサーが流れるーー
《コアを破壊に伴い、爆発致しますーー 》
《繰り返します、コア破壊に伴い爆発しますーー 》
まるでこの島自体を爆発するような感じに聞こえた
そしてアレクはふと思う、あの少女にしか止められないということーー
「チィ!めんどい事になったなぁ!」
すると、誰かが部屋に入ってきてアレクの元に近づいてくるーーーー



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