Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

魔王君臨

「空賊になったのは迷子になっていたのを拾われただけよ。実際は、転移石と言う特殊な石の力でここに来たんだーー。お父さんがどうゆう人なのか……気になってね」
「お父さん……?お前……誰の子供だ?」
「誰でしょうか、教えないけどそのうち分かるよ。未来でお母さんが待ってるし早いところ帰んなきゃね」
砂を払い、立ち上がったアヤ。周りを見渡していると1箇所に目を向けてそのコンクリートに魔法を当てる
破壊した場所から現れたのは、地下に通じる通路だった
「中に入ると、中央通路に繋がる道がある……行って」
「はぁ?ここをお前に任せるのか?そりゃ出来ないな」
「はぁ、馬鹿なのは君なのね。今の私はこの時代からすればーー!」
手を魔物に向けて開いただけで、とんでもない魔法が放たれ魔物が吹き飛んでしまった
マフラーが揺らしながら、その魔物が吹っ飛んだ方角を向いたまま話す。
「イレギュラーというようがないわ。早く入って装置を止めてきて。」
「ちっ、この仮はいつか返すからな!」
地下へのつながる場所への階段を降り始めたガーレット
当たりから魔法の騒音が鳴り響く中、ガーレットは扉を蹴飛ばして中に入り込むーー
「暗いな……マヤ光を頼む……」
「わかったよ。ライト!」
あたりに強い光が暗い地下通路を照らし始める
視界が明るくなった瞬間、壁や床が血が跳ねた跡があちらこちらについていたーー
「これは……地下通路って非常用だよな……なんでこんな場所に人が……?」
「ねぇ、ガーレットあれ何……?」
マヤが、一箇所の方角に指をさした場所をガーレットは見つめた。何かが歩いてこちらに向かってくる音が響くーー
「誰かこっちに来るな…一度出るか?」
ガコンと音が鳴り響いた。足元を見るとなんかのスイッチを足で押していたガーレット。
後ろを振り向くと、壁のように覆い尽くす水の壁が迫ってきていた。しかし、何かがおかしかった人の足の音と真逆の方から水の壁が来ているわけだ
「……マヤ俺ところまで来い、そして目を閉じて伏て」
言われたとおりにマヤはその動作を取りガーレットは、胸から拳銃を取り出して入ってきた入口に向けて剣の上に拳銃を乗せて発泡するーー
「鏡みたいな場所なら、多分こっち側に向けて撃てば……当たる!」
銃弾が次第に魔法が上乗せされいき、そして魔法銃並の波動へ変貌する
そしてその場所に、たどり着いた時やはり消えて反対の場所に飛んでいく。そして水の壁を凍らせて動きを止める
「左右が反対だったか……だとすれば先に進めないな……」
「ガーレット……、あそこに道があるよ」
「見落としていたか……でもこの先って非常階段だから地上に出るよな……ん?でも……行ってみるかマヤ?」
「うん!行こ」
「わかった……んじゃ行きますか!」
地下の非常通路へ歩き出すガーレット。
一方アヤは、敵の数に少し手こずっていた。
さすがに、魔力だけでも長くは持たなくなってる武器は刃がかけて使え物にならないーー
「流石にまずい……私としたことが。でもねぇ……この力を使えば……お母さんに止められていた禁忌だけど……」
目をつむり、そして開くと敵の動きが止まりアヤだけの時間になった。だが禁忌な魔術の為体力を削る事になる
「フリーズ……でも三秒しか持たない。でも連撃すれば!」
魔物やイミテーションは次々に倒して行く
剣をもう一度握りしめて再度連撃をする。次第にふらつき始めるアヤ、地面に剣を突き刺して肩膝をついて前を見つめていた
「破滅の炸裂発火!」
あたり一面の下から吹き出す炎と爆発が魔物やハイビーストを次々に焼き殺していくーー
「はっ、はっ……きついわ!だけど……!?」
イミテーションはそっくりそのままアヤに同じ技をされてしまった。身動きが取れなくなりイミテーションが走ってくる姿を見えるそして剣で着られかけた時ーー
「もう、嫌になっちゃうなーー!」
「魔王様のせいでしょ!」
「わ、私は悪くないよ!気まぐれだったんだからね!」
「はいはい、それはこの人形を倒してからにして」
「くぅぅぅぅ!管理人の分際なのに生意気ね!でも、今の怒りをぶつけるのにはちょうどいいわ」
見たことない姿で、現れた謎の人物ーー
だが、見ただけでわかるとんでもない魔力を感じる
「ふうん……あなた、彼の力を使えるのね……さすが子孫」
「あなたが……魔王?」
「あらぁ、流石にバレるわよねぇ……マッキーって言うのよアヤ」
「なんで私の名前を……?」
「えーと、魔王様は……時空や先を見ることが出来るんですよ……全くダメな奴に限ってすごい力を持ってるんですよね」
「う、うるさい!」





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