Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

隠された世界の謎

パソコンとにらめっこをしていたイズキ、高密度電波を察知している映像を眺めて呟く
「時は来たみたいだな……。だが、僕にも対抗する為に序列2位を派遣したんだけどなぁ」
データマップを、見る限り地下5階付近で立ち止まっている。通信が捉えたまま、何が起きているのかわからないままだーー
デット・ヒート島の地下、どうやら複雑な構造で出来ており部屋がかなり複数ある見通しフロア数14で32の部屋で区切れているそして、15層の階層で地下の一番下がやけに広く出来ている。多分それは、島に入り込んだ時に眠りについた体を保管する場所だという事は見ただけでよくわかるーー
「何が起きてるかわかんないな……。」
「イズキ例のものはまだカネ!」
「まだ、データ解凍出来てないぞ」
「あと、どれくらいかかる?」
「んー、遅くても夕方には完成だ」
「夕方!?それじゃ遅い!」
「あっ、負い勝手に押すなよーー!」
画面にエラーコードが表示されて、画面が硬直した
無理くりボードを打ちすぎたせいだ。イズキはあれこれ試すがもはや文字打つところに「ああああああああああああaaaaaaaあああああ」しか表示されくなり画面がぷっつり消えた
「リーダー……」
「あ、洗濯を取り込まなきゃーー!?」
「戦争中に、洗濯干すほど余裕があるわけないよな?」
リーダーの方をつかみ、深い笑みを浮かべながらシステム室へ連れていくイズキーー


一方、ガーレットとマヤは空賊を名乗る少女と共に行動していた。そして周りにいた敵を消しらした後に少女はある話をするーー
「今の世界、おかしいと思わない?」
「どこら辺がだよ、いつもと変わんないだろ?」
「きみ、あんまり古文書とか読まないでしょ?」
「……古い歴史を知って何が得するんだ?」
「知っとけば楽しいよ?異世界ここ現実世界むこう、仮想世界……何故この三つがこの世界にあるのか……とか?」
「決まってるだろ……統一されてんだろ?」
「それは、あくまでの仮設よ。本当は全然違う……」
意味を深そうにつぶやく少女、そしてマフラーを風になびかせながら空を見上げる。ガーレットは、やや不思議そうな感じで下を向いていた。そう、確かに三つの世界は普通はありえない……おかしすぎる故に理由が単純過ぎる。
一番気がかりなのは、科学者がどうやって異世界ここへ踏み入り都市発展したのか。疑問だけがよぎる
「おや、考え中かな?考えれば深くなっていくよね。」
「むむっ、私難しいのやだなぁ……」
「ふふっ、さてこれを話すと少し長くなるよーー」
「やっぱ、気になるな……教えてくれ。何がどうなっているこの世界は?」
「その言葉……真実知る上で聞いてもいいよね?」
うなずくガーレット、そして少女は石に座り話し始めた


時は、今から約100ぐらい前ーー
都市は、至って活気がある街だった。天然物や宝石、武具店など……普通に立ち並ぶ店の数々、しかしそんな日が終わってしまったのはわずか1週間後だったーー
その人物はアレクサンダーという人物だ、都市を戦場化させて市民を次々に無差別に殺していったらしい
そして彼は、都市に帝国を作り上げて支配していった
当時彼の同盟国は3つあり、第三勢力を伴うくらい強かった。しかしそれを作り上げて一年後のある日ーー
「なんだ?騒がしいぞ!」
「はっ、なにやら珍しい魔物を捉えたとかで騒いでおります!」
「ほう、それを俺に見せろ」
「はっ!」
兵士の背中を見つめているアレクサンダー、そしてつまらない顔をしてきょくざに座る。
すると兵士が連れてきた魔物、そして見せた瞬間アレクサンダーに飛びかかり顔をひっかいたーー
「ぐっ!?」
「俺の仲間を返せ!帝国アレクサンダー! 」
「しゃ、喋った……マジかよ」
「ほう、喋るうえに引っ掻くとは……なかなか面白いやつだな……いいだろ返してやるが条件付きだ!」
「ちっ、従えってか?それは乗れねぇ!」
飛びかかりった魔物は、ことごとくアレクサンダーの攻撃に弾かれてしまい気を失った
それからだ、帝国はどんどん市民を追い詰めていきやがて内乱が勃発した。だが、市民は武器の扱いになれていない
為次々に倒れていく市民を唯見つめることしか出来なかった魔物は夜な夜なとうぼえのように吠えたいたらしい
帝国軍に入ってから4年が過ぎたある日魔物は、ある情報を耳にした……いや告げられた
「何だって……?」
「アレクサンダーは、どうやってか違う世界にいったみたいなんだよ」
「馬鹿げてる…この世界に、まだ違う世界なんてーー!?」
目の前から、白い服を着た集団が現れ始めて。次々に中に入りこみそして何かをしているーー
あれこれ取り出しては、またしまう。それを繰り返して次に来たのが見たこともない音で近づいてくる物体。流石にこれ以上は見過ごせなくなった兵士と魔物はその人たちを殺した。それから数日後の話、アレクサンダーが都市を別世界風に作る計画が明かされ流石に、周りが反乱が起きて
アレクサンダーは処刑されたーー
「ここまではいい?」
「アレクサンダーって死んでいるのか?」
「うん、死んでいるよ……既に百年前に、ここで疑問があるとすれば……なぜ生きているのか?だよね」
膝の枕にして寝ているマヤを、撫でながら頷いたガーレット。そして、少女を見つめ直して話す
「あぁ、疑問よりおかしいな……不死の力がある理由無いしな」
「まぁ、そのとおりだけどね。ここから本番よ」
処刑された、その数週間後だったーー
なんとアレクサンダーが再び、何事もなくこの都市に現れて、次々に火の海にして行ったーー
新勢力の力を屈指して、そして兵士や市民そして魔物さえ恐怖に陥れていった
見たこともない武器に、それにやられていく兵士立ち向かうにしても弓以上の速さでうつ弓や投げただけで爆発する品物があちらには存在する。つまり勝ち目がないーー
「魔物、お前だけは逃げろ……」
「バカいうな、見捨てられるか!」
「逃げてくれ、数週間だったが苦痛がない世界を味合わせてくれた……だからせめて生き延びろ」
「いや、俺はお前達と死ぬほうがましだ……生き延びたとしても……また孤独だ」
なにかの音が鳴り響き、次々に兵士が倒れていく音が聞こえる。そして目の前にいた兵士も倒れゆくーー
眼前に現れたのはアレクサンダーただ1人。
「アレクサンダー……なぜこのような事を……?」
「恨みさ、俺を殺した復讐をな!」
「復讐?恨み?お前が、あんな計画を打ち上げなければあんな事にはならなかったはずだろ!」
「何が悪い?帝国を作り上げていく願望が終わるまで眠れないだけだ。そのためには異国文化を取り入れずに入られまい」
そう言って、向けた銃口から放たれた銃弾ーー
それを髪一つでかわしてまどのそとへにげだした。
それからというものの、都市が変貌していく姿を黙って崖から見ていた魔物ーー
「くそ、原型がなくなっていく……。もはや都市は救いようがないのか……?」
「まだ、救える方法がありますよ」
「アンタ……誰だ?」
「神族……世界の規定を壊したアレクサンダーを止めなきゃいけなくなったのよ」
「神族……?もしや、とてつもなく強い力を持つ……あの神族か?」
その女性は、にこやかに笑をこぼしたそうだ
その後に、出来上がったと思われるコア……三つの世界をつなぐ転移型コアで各一つづ島に封じ込めたらしい
「今で言うと、デット・ヒート島に一つあるグリーン色をした仮想世界の情報が入ったコアの事を表すのよ」
「ん?全部で……三つあってそれぞれの島に封じ込めた……?」
「転移型コア、彼が編み出した現実世界あっちへ転移が可能にする為に情報を詰め込んだ……だけどバレれば他の人が使かわれると悟ったから封印したのよ島にね」
メガネを外して拭き始めた、そして再びかけ直して呟いた
「神族って確か、何者かに殺されたいとは聞いていたが……実際はどうなんだ?」
「今からそれ話すわーー」











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