Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

賭けとその代償

地響きが鳴り響く、巨大化した魔物と激戦を繰り広げる3人ーー
壊れた武器を違うフォルムにする透子、2丁の短銃で打ちながら走る
学生服の人は、鎖を屈して使いそして剣を投げ飛ばし魔法バリアを破壊して貫通して鎖から魔力を流して爆発させたーー
「ぐぶあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「ふん、泣き叫ぶの聞くのは好きじゃない黙ってもらおうか」
鎖を魔物の首に絡みつかせて回転の勢いを利用して地面に叩きつけた
地面にめり込む魔物、その上から技をぶつける空翔ーー
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
火球のような弾が勢いよく的に向かって落ちるところを透子がさらに狙い撃ちをする
爆発バースト
火球が破裂した瞬間大爆発が起きた、だがまだ動ける様だ
部分破壊をあと2箇所残ってる……すると体全体に鎖を巻き付けて呟く学生服の人ーー
裂破裂こっぱみじんーー」
そのつぶやいたどおりに全てが切り裂かれたーー
だが不自然なことに気がつく……切り裂かれた部分が集結を始めたのだーー
「まっ……不味いぞ……透子魔法使えなかったか?」
「むりや、私の魔法には不死タイプの技が使えないんや…」
「はぁっ……冗談よせよ……これだときりがないーー」
ふとした瞬間、人影が横切ったーー
早くて見えなかったが一瞬何かが見えたーー
上天りベアフリード!」
結集し始めた残骸を一瞬で消し去ったーー
生あくびをしながら空を見上げる学生服の人、少しだるそうな眼差しでその後ろ姿を見つめていた
「お前はーーーーーー!?」
突然激しい頭痛に襲われる空翔、何かが消えるのが分かる
記憶メモリーがだんだん掠れてくるーー
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ消すなぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
突然叫び出した空翔を驚く3人、頭を抱えて左右に降っているそのまま気を失い地面におちたーー
透子は空翔が落ちた場所に走る、そして空翔をゆするが全く目を開けないむしろ凄い汗をかいてうなされていた
そんな姿を学生服来た人見ていて呟く
「何があったがわからないけど、このまま放置はまずい……マリー」
「ねぇ綺麗な石だね……」
「マリー、僕を怒らせる前に……ねぇ?」
不敵の笑みを浮かべながら腕を組んでいる
「ほぇ?なんか楽しいことでもあったの?」
だがマリーには通じなかった、むしろきょとんとしてただ見つめていたーー
「ーーーーったく通じなくて困ったよ……マリー例の呪文」
「んーー?ハヤト魔力残ってる?」
魔力の源は体力、デジタル魔法は電池バッテリーといった具合でバランスが保たれている
ただ、より強力な魔法を使用する場合は術者にかなりの体力を使う為、近くにいる異性の力が必要となる
何故異性の力が必要なのかはまだ解明されていない
「僕はまだ大丈夫だからできるよね?」
「しょうがないなぁ……後でなにかくれる?」
「……分かったからやれよ」
巨大な魔法陣が現れそして青く光る
ハヤトは透子に近づき問いかけた
「君、その神殿の名前教えてくれないか?」
ポケットをゴソゴソして透子は一枚の紙を取り出して書いてあった字を読む
「プラッシュ神殿と書いてあったーーって何やねんこの軽い名前は!?なんか泣けてるやん……」
「だってさマリー聞いていたか?」
「うん、じゃ行くよーー時空炸烈転移フルダイブワープ
魔法陣が強く光だし視界が白くなったーー
白くなった視界も徐々に転移された場所の風景が映し出されたーー
まぁ。転移された場所は会議中のテーブルの上だという事は当然周りが驚き腰を抜かすものまえでいたという
「ありゃ……やってしもうた……」
「ここか……すごい場所だね」
「わぁ……アレなんだろう?」
「ちょっ……透子、何してたんだ?……あと貴様ら2人に何者だ?」
「あわわ……陛下さんそれどころじゃないや」
空翔が、汗をかいてうなされているのが原切の目に留まると何故か焦り出して兵士に頼み込み空翔は部屋に運ばれていった
「一体何があったんだ透子……?」
「そのことに関しては僕が話そう」
「貴様は……何処の学生だ?」
「封殺学園とかいえばわかるかな……武装系学園の生徒会長さん?」
封殺学園、歴代最強と言われるトップクラスの強さを誇る強豪校、あらゆる殺戮技系を屈指して戦う戦闘のプロ
その、風紀委員の人が何故のらりとここにいたのが不思議
「何故……最上列の君が……こんな所にいる?」
「私的にいるだけだ、貴様もなぜこのような場所にいる?」
「風の流れかな……猛者の香りがしたから……」
「変わらんな…学園の名前通りだな、それで今回の件の事聞かせてくれ」
その様な敵が現れ、苦戦をしてなんとかったその時の詳細をすべて話した
もちろん、彼が突然叫び出したことも含めてーー
「なに?どうゆうことだ……?消えるなとは一体……」
「僕にもさっぱりさ……でもアレだけの魔力を使ったから何かを失ってもおかしくないかもね」
爆発的な力、そしてすべてを圧倒した斬撃の数々ーー
自分と同じく不利な敵を相手に手加減ができなかったーー
「空翔……お前が何の決断したかわからないけど……許せなかったのはわかる気がする……」
「次は、ウチらがやらんとな……」
「手をかそう……僕もムカついているから」
一気団結する、3人達のよそにマリーとリューグラは遊んでいたということに気づかないーー
主人公が目覚めるまで、仲間達は敵に立ち向かうことを決意する





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