Re異世界転生から始まる良世界攻略

双葉エレン

#0026死体集団駆逐隊!

「師匠の名前も忘れたのか……神風渚って名前だ」
「龍太郎さんから言って……あの映像の1人ー」
いや、確かにいたけどなんか違う別人の気がするのはおれだけか?
「龍太郎…?あぁ、彼とは……どっかであったんだけど……」
「何その曖昧な表情は……?」
「アレ?なんすかその……怪しすぎるよ的な目線は……」
静まり返る会話と空気ーー
「えぇっと……あぁ彼は今から20年位に孤立都市を闇の手から守るため戦ったとされる英雄と歴戦の戦士の1人で、確かこの世界と未来が違う形を作った存在かな?」
なおさら理解ができない空翔頭を抱える、それを見て未来はため息しか出なかった
「ややこしいかな……?まぁ、4度目が龍之介が望んだ世界でここはその跡地の3度目と言うべきかな……」
「ややこしい過ぎるよ!えぇっと要するに、平行世界パネルワールドってことでいいんですよね!」
「そ、そうっすね……要するに違う未来の世界が映し出された場所って事……長話になりそうだから中へ案内するっす」
中に案内された2人森を歩き一番奥に神社らしき建物が現れて見上げれば見上げるほどでかいのと自由度が半端なかった
自由度って言うのは、お客さん来ても屋根になんか置いてあるんだが……気にしないことにして中に入った
「さぁ、つきましたっ……よ?」
渚は振り返る、汗だくで既に息が上がったふたりが目に映る
「はぁ……はぁ……思ったより……」
「険しすぎだろ……道が……」
なぜこんなに息が上がったかというとーー
険しい道を歩き、斜面を走り、川谷を飛び越えて、そして遠泳に続く道をただひたすら歩いた、想像しただけでぞっとするがそれが自分達が歩いたわけだが……川谷は流石にないっしょと思う空翔だった
「大丈夫ッスか?今にも死にそうな顔して……」
「う、うるせぇ!なんだよあんな良くわからない獣道は!」
「生きてます!ではまだ行きますっすよ!」
「後で覚えてろよ……。さっさと行きやがって……」
もはや殺意しか湧いていない空翔、その時木の影にいた美少女を見つけた空翔は呟いたーー
「アレ…?なんかカワイイ子がーー!?」
と思ったことを口にしてしまい背後から殺気が感じる
「空翔ーーー?」
「ヒィィィィ未来刃物しまってぇぇぇ!」
未来は何処からか短刀持ち出してその武器で空翔を刺す、切るの動作を連発するそれを見きった空翔はかわしまくる
「おや、コレはこれは……殺気が怖すぎる……そしてあの目つき妬いてーー」
渚の後ろの壁に何かが飛んできて何かが突き刺さった
「ナイフが……!?あの子聞いてないようで聞いてる……末に恐ろしいッス」
和式部屋で取り敢えずあった事を話す空翔達ーー
「ふむ、龍太郎が何を理由にこの場所へ……でもなんとなくわかってきたっす……」
頭を少しだけかき体制を変える渚ーー
「さて、死体集団アンデッドジークの事話しましょ」
死体集団アンデッドジークとは、地下室から作り上げた特殊な化学兵器、いや人体兵器と言うべきっす。だが、その作った場所は謎ッス」
未来の耳に話しかける空翔、不自然な点が複数あったからだ
「3度目の世界なのに……謎ってありなのか?」
「いや、もはや忘れてるんだよ!」
「ギグっ……」
やや嘲笑う2人そして更にヒソヒソ話をする
「もう救いようがない?」
「いや、3度目は結果が分かっているはずだけど既に時間が経っているから忘れたとは言えないでいるはずよ絶対。」
そこの所ははっきりしないが、なおさら良くわからないことはーー
「3度目と4度目の世界って美味しいのそれ?」
「美味しいわけないでしょ!未来がズレただけよ!」
未来はチョップで空翔の脇腹に当てる
「いたぁぁ……。未来が未来っていうダジャレーー」
「とにかく聞いみましょ」
再起不可の空翔をよそにガンと見つめ始める未来ーー
やや戸惑っている渚をやや嘲笑う未来が実に怖いーー
「やめてくださいっすその眼差し……すやぁ……」
渚は寝ていた腕を組んで幸せそうな顔でーー
それを見てイラッとした2人は顔に突きを放つ
「ぐはっ!?」
「うっうっ理不尽だ……」
「いえ、きもちよくねてるなぁぁぁ!」
死体集団アンデッドジークについて説明をされてんでそれを聞き終えて立ち上がろうとした時渚から紹介したい人達がいるというのでそのまま待つことにーー
「初めまして……遠野鈴音です」
「チッス!西原光ッス!」
「そして俺は……神風渚で三人揃って」
死体アンデット駆逐隊!」
冷たい風が吹く寝ても冷めてもなんかすごい人達なんだな的な目で見つめてるふたりーー
無駄に座った時間返せと思ったこの瞬間だった
「こほん……失礼したッス」
「ねね、君達って別の形の世界の人でしょう?」
そういいながら目に輝きかなり興味深い目線で見られるふたり
「なんだ……その目線はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「なによ、無駄に輝きが強いじゃないの……やめてそんなに輝かせても何も出ないよ!」
そんなこんなで見つめられて話をすること2時間後ーー
「手強い……幼い子ってよりも中学生だよね……」
「そういえば……十百香って何してるだっけ?」
話を話で中和しようとする空翔に少し殴り飛ばしたいのを押さえた未来ーー
「塔のなんちゃらかんちゃらの杖を取るために今いないんだっけ?」
「何なのよ?その塔とか杖とか……なんちゃらかんちゃらってかなり適当ね」
「適当ねとか、言われてもなぁ……あいまいすぎるんだよな……」
渚から手招きされてる……未来が空翔に指さすと親指てたので外に蹴り飛ばす未来ーー
「空翔くん……君女の子の扱い方ちゃんとしたほうが……身のためだよ……あの殺気は怖いっすよ」
寝転ぶ空翔を引きずりながら少し大きめの声で騒ぐ
「光、鈴音ーー未来さんの事頼んだよ!」
その声に反応した2人は返事を返す……メールで
「はーい!」
「了解っス」
「なんか……自分だけ騒いで浮いちゃったじゃないか……なんでメールなんで返信っすか?」
ため息をついてそのままどこかに連れていくーー
「ここっすね……イヤー……久々過ぎて……危なかっしい」
そこは古民家だった……なんだか今にでも崩れ落ちそうな場所と建物……場所ってのは断崖の上で真下が死体がごろついてる場所らしい
「はっ……何してたんだ俺は?」
「蹴飛ばされた衝撃でセーブデータ飛びましたか?」
なにやら手に持ちニヤニヤした顔で近づいてくるーー
「ああああぁぁぁぁ戻ったから大丈夫だよ!!」
こうして夜が開けてもう何時間だろうかーーー
修行の一貫で手合わせをやってるのだがーーー
俺の封じた記憶を呼び覚ますためらしいーーー?
それとどうゆう関係なのかわからないまま時間が過ぎた
切り札として渚が手にした道具ーー
「はぁ……奥の手を使うよ……」
それを空中に投げつけた
呪符擬態ダミー
すると十百香似た擬態が現れた
「さてこの子を……こうするっすよ!」
首を絞め刀を突き刺す渚ーー
「やめろ……!」
擬似物だとしても何故か口に出る
「ホラもっと怒れ空翔!」
渚は、やめないで更に突き刺そうとした瞬間ーー
「やめ……やめろぉぉぉァァァァ!!」
赤黒のオーラ空翔を染め上げるーー
「やっと、出てきましたね……武装化ーー」
目が赤く染め上げる、そして圧倒するオーラ
「さぁ来い、あとはそれが制御して自分の力にしろ空翔!!」
だが、空翔の体に異変が起きるーー
「なんだ、体……てよりも目の色が変わってる!?」
体の異変は半身が砕けちり右目が青くなっていくこれこそ「半獣型魔獣化ロストビーストの武装化」
揺れるに揺れる赤黒のに染まった髪と義眼の目ーー
人型魔獣化バルブビーストみたいだがだが……少し違うな……」
ゆっくり歩きそして叫ぶーー
「グルァァァ!!」
「ぐっ……なんていう騒音!?」
瞬きする間を与えない攻撃を仕掛けてくるーーー
「目の前に現れたと思ったら……攻撃の連続……」
3歩ほど後ろに下がり、魔法陣を左手に纏わせて放つ
「ー光の一撃ライトホース!」
これを受けて大抵は動けなくなるはず……そう思った瞬間ーー
「ん……?どうやら一筋縄ではいかないようスッね……」
光の光線を切り裂きながら突進してくる空翔ーー
「さすがっすね武装化の力……んでも行動が単純過ぎるっすよーー魔獣さん」
地面から天井にかけて電気の柱が次々に上がってゆくーー
「ぐるァァァァ!?」
「微妙な反応ーー!?」
死視の場所から蹴られたらしく壁にいき良いよく吹っ飛ばされた渚ーーー
さらに追撃してくる所を眼前で動きを止めた渚ーー
「我が身にまといし呪符達をーーすべてを持って攻に表せーー」
呪符が次々に武装化した空翔にまとわりつくーー
「許して欲しいっす空翔ーー呪符の玉型発火放!」
空翔の体に中に纏りついてそして爆発が起きるーー
「久々に使ったすけど……」
空翔を見つめるて体の傷がみるみる消えていくーー
「超人級の回復力……空翔さんやはりあなたはーー」
何処からともなく声が鳴り響くーー
「クフフ……最高でしたァよ!」
「誰れっすか!?ここには入れるのは決まった人だけのはずっすよ!」
「あんな劇は、いつ以来でしたでしょうかァ?あぁ、これ先あればぁ通行許可ショッだよねぇ?」
「そこっすね!」
壁に目掛けて呪符を投げつける
「そこじゃないですよぉ!」
「私の腕も師匠も落ちましたァねぇ」 
姿を現したのは紛れもなく一番弟子の朝倉蓮の姿だった
「お前は、一番弟子だった蓮……!?」
「操り人形に何言っても無駄ですからねぇ」
複雑そうな顔を浮かべる渚ーー
「今後その人と戦える日が待ちどうしですねぇ」
「…………」
渚は睨みつける獣をかるかのような目つきでーー
「そんな怖い顔しないでくださいよーーこじらせられなくなるじゃないですかぁーー?」
「何が言いたい……外道研究者?」
睨み合いが始まりしばらくして向こうの外道の研究者が口を開く
「そんな目でみつメェルなぁ……今回は忠告に来ただげですから気になさらずにお願いしますねぇーーーそれではまた会いましょう戦える日楽しみですねぇギャハハハハ!」
強い光を放って姿を消したーーー
「くっ……何年経っても外道研究者は消えぬか……」
「彼の力は絶大だが……この子は自分自身に気がついてるんでしょうかね……もしかしたら異世界住人かもしれないし……」
空翔を背負い訓練所を後にして道ばたを歩いてる途中向こうから走ってくる未来の姿ーー
「はぁ…はぁ……」
「どうしたんだい慌てて……?」
未来は息を整えてゆっくりと喋る
「実は頼みたいことがーー」
「なるほど、僕に頼み込むのね……構いやしないっすよでも少なくてもきついかもしれないっすよ?それでもついてくるっすか?」
「はい!」
その眼差しは、足を引っ張りたくなさと強くなりたいという意思が感じられるーー
「分かったすよ……じゃあ後ほど」
空翔を背負いながら歩く渚、傷口は少々痛むのを我慢する
それを見た未来は少し驚いて渚の背中を見つめていたーー
謎のキチガイ外道研究者が現れ、空翔は半獣型武装化を会得できるのかーーー?







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