廻り者

凪徠

現実

    「あー。変な夢見た!
ある日突然自称近松門左衛門が俺の家に来て
俺が殺られて、目が覚めたらそこは全く知らないところで
廻り者の自称ナイチンゲールが、俺は廻り者だーとか言って、
そして、お前は凌ではなく源義経だーとか言ってた夢…。どんな夢?笑」
  そんな事を言っていると。・・
「何を言っているんだ???義経?頭がついに…。」
「!!ゆ、夢じゃなかったー!じゃあ今の義経って…。」
「?お前だぞ?義経。」
「ですよねー。」
                                  シ
あー俺はやっぱりタヒんだんだよな。改めて思った。
あとから聞いた話だか、俺は、義経だー。って言われてあとに
混乱でその場で倒れ、三日間眠ってたそうだ。                         
もうおきないのかと思った。と怒られた。
でも、その目は安心と心配に満ちていた。
あぁ、現実なのかここは。
ナイチンゲールの光り輝く目と、空と俺のベットと俺の
目を潰すぐらいに光り輝く太陽は、ここは現実だ。と、突きつけるのだった。

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