俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#29 僕のセカイ
・・・あれ、周りの色がなくなって────
???「・・・・・・」
・・・ハ?誰だコイツ。色がある。なんか観客席の一番前の安全用の手すりに腰掛けている。男のような女のような・・・。あれ、服地球っぽいなぁ。白の肩だし七分丈の・・・なんてんだあれ。なんか袖になるにつれて広がってくアレ。ズボンも黒の七分丈のやつか。上は女っぽいのに下は男っぽいな。てかなんで下駄はいてんだ?この世界に下駄なんかあったっけ?
エル「すいません、あなた誰ですか?」
???「・・・・・・」
答えないか。うおっなんかこっち見た!真っ白な髪だなぁ。雪よりも白いように見える。ていうかあれは白なのか?・・・ポニーテールか。・・・ん?なんだあの目。動いてる・・・?黒の目の中に金の光があって水滴が逆流してるみたいだ。めちゃ神秘的だ。
・・・なんか変だ。人・・・なのか?いや、まずあ・れ・は生・物・なのか?生きているようには見えない・・・けれども生命に溢れているようにも見える。
全く動かないな。神様に一度聞いてみるか。
エル『もしもし』
神様『ん?なんじゃ?』
エル『俺の目の前にいる人?か分かりませんがあれなんだかわかります?』
神様『どれど───!?』
エル『どうしました?』
神様『・・・其奴に近づくな』
エル『何故です?』
神様『何でもじゃ!いいか、今後も奴には関わるな!話しかけてないじゃろうな!』
うおお、なんか怒られた。こんなん初めてだ。
エル『ちょっとだけ話しかけました』
神様『なんじゃと!?なんと話しかけた!』
エル『え、あなた誰ですかって』
神様『返事は!?』
エル『無かったです。でも、なんかこっちめっちゃ見てきてて』
神様『・・・もう儂から主にはなにも出来ん。主はもう儂の管轄外じゃ。其奴に目をつけられてはの・・・』
エル『え?どういうことですか』
神様『主とはもう関われん。残念じゃが・・・もう儂はなにもできんのじゃ。其奴に目をつけられては・・・もうお終いなんじゃ』
エル『は?どういう・・・』
神様『ではの。もう儂にはなにも出来ん・・・』
エル『え!?ちょ、ま・・・』
切れた。もう一度かけるか?・・・いや、やめておこ───!?消えてる、神様と会話できるスキルが・・・!
エル「・・・あんた誰だ?」
???「・・・もう君は僕ののののの#☆∞∂ª✓☞⊿•⇄≒∇Π》#*~/‡¶○★※§◯◎▲▲▲▽」
・・・色が戻ったと同時にソイツは消えた。そう、消えた。まるで、あの世界にしか居ないように。・・・一体何者なんだよ、アイツは。
ムルシア「あ!エルリア!」
エル「兄さん」
ムルシオ兄さんとはもう戦ったな。すぐに終わっちゃったっけ。まぁ、兄さん達は二人一組で真価を発揮するからね・・・。
ムルシア「ムルシオとはもう戦ったけど、エルリア強かったんだってね。僕は負けないように頑張るぞ!」
エル「うん、よろしくね」
ハルア『それでは第五試合始め!』
ムルシア「ッフ」
ムルシオ兄さんと同じように魔剣を創ってくる。そして、ムルシオ兄さんと同じように真っ直ぐ斬りかかってきて・・・
エル「はい」
ムルシア「・・・あれ?負けちゃった?」
ムルシオ兄さんぼときと全く同じように躱し、剣をすっと向ける。
ムルシア「いや~いけると思ったんだけどな」
エル「ムルシオ兄さんと全く同じ動きだったんだもん」
ムルシア「アハハッ!それはそうだろうなぁ。ムルシオと僕は同じなんだもの」
エル「どういうこと?」
ムルシア「いやね、僕らが3歳ぐらいのときに妙な格好の人がきたんだけどね。丁度エルリアが生まれて王都の病院から家に帰ってきたときに。そのときにその人が───
『君達は同じ魂だね。珍しい』
───って。そのあとエルリアを見て凄く妙な雰囲気を醸し出して帰っていったんだよ」
エル「どんな感じの人だったの?」
ムルシア「っとねぇ、凄く大きくてね。父さんよりデカかった。多分2mは軽くいってたと思う。んで、真っ黒なコートみたいなのをきてて、二の腕にベルトみたいなのをつけてて、ポケットに手をずっと入れてて、ズボンも靴も真っ黒だった。口元も隠しててフードを深くかぶってたから顔はよく分からなかった」
エル「凄い詳しく覚えてるね」
ムルシア「そりゃ、とても印象的な人だったからね」
エル「へぇ・・・」
こんなことを聞いたけど、実は僕も覚えている。生まれたてだったけれど、鮮明に覚えている。そのことだけは。あの気持ち悪い雰囲気はまだ僕の意識がこっちにきてないときのエルリアが覚えていた。なにか気持ち悪い。なんか覚えてる。さっきの奴もこんな感じ・・・!!まさか・・・いや、流石にないか。
そのあとムルシオ兄さんにやったようにステータスをいじってあげたりした。
ハルア『はい、これにて第五試合を終了します。次の試合へレッツゴー!』
???「・・・・・・」
・・・ハ?誰だコイツ。色がある。なんか観客席の一番前の安全用の手すりに腰掛けている。男のような女のような・・・。あれ、服地球っぽいなぁ。白の肩だし七分丈の・・・なんてんだあれ。なんか袖になるにつれて広がってくアレ。ズボンも黒の七分丈のやつか。上は女っぽいのに下は男っぽいな。てかなんで下駄はいてんだ?この世界に下駄なんかあったっけ?
エル「すいません、あなた誰ですか?」
???「・・・・・・」
答えないか。うおっなんかこっち見た!真っ白な髪だなぁ。雪よりも白いように見える。ていうかあれは白なのか?・・・ポニーテールか。・・・ん?なんだあの目。動いてる・・・?黒の目の中に金の光があって水滴が逆流してるみたいだ。めちゃ神秘的だ。
・・・なんか変だ。人・・・なのか?いや、まずあ・れ・は生・物・なのか?生きているようには見えない・・・けれども生命に溢れているようにも見える。
全く動かないな。神様に一度聞いてみるか。
エル『もしもし』
神様『ん?なんじゃ?』
エル『俺の目の前にいる人?か分かりませんがあれなんだかわかります?』
神様『どれど───!?』
エル『どうしました?』
神様『・・・其奴に近づくな』
エル『何故です?』
神様『何でもじゃ!いいか、今後も奴には関わるな!話しかけてないじゃろうな!』
うおお、なんか怒られた。こんなん初めてだ。
エル『ちょっとだけ話しかけました』
神様『なんじゃと!?なんと話しかけた!』
エル『え、あなた誰ですかって』
神様『返事は!?』
エル『無かったです。でも、なんかこっちめっちゃ見てきてて』
神様『・・・もう儂から主にはなにも出来ん。主はもう儂の管轄外じゃ。其奴に目をつけられてはの・・・』
エル『え?どういうことですか』
神様『主とはもう関われん。残念じゃが・・・もう儂はなにもできんのじゃ。其奴に目をつけられては・・・もうお終いなんじゃ』
エル『は?どういう・・・』
神様『ではの。もう儂にはなにも出来ん・・・』
エル『え!?ちょ、ま・・・』
切れた。もう一度かけるか?・・・いや、やめておこ───!?消えてる、神様と会話できるスキルが・・・!
エル「・・・あんた誰だ?」
???「・・・もう君は僕ののののの#☆∞∂ª✓☞⊿•⇄≒∇Π》#*~/‡¶○★※§◯◎▲▲▲▽」
・・・色が戻ったと同時にソイツは消えた。そう、消えた。まるで、あの世界にしか居ないように。・・・一体何者なんだよ、アイツは。
ムルシア「あ!エルリア!」
エル「兄さん」
ムルシオ兄さんとはもう戦ったな。すぐに終わっちゃったっけ。まぁ、兄さん達は二人一組で真価を発揮するからね・・・。
ムルシア「ムルシオとはもう戦ったけど、エルリア強かったんだってね。僕は負けないように頑張るぞ!」
エル「うん、よろしくね」
ハルア『それでは第五試合始め!』
ムルシア「ッフ」
ムルシオ兄さんと同じように魔剣を創ってくる。そして、ムルシオ兄さんと同じように真っ直ぐ斬りかかってきて・・・
エル「はい」
ムルシア「・・・あれ?負けちゃった?」
ムルシオ兄さんぼときと全く同じように躱し、剣をすっと向ける。
ムルシア「いや~いけると思ったんだけどな」
エル「ムルシオ兄さんと全く同じ動きだったんだもん」
ムルシア「アハハッ!それはそうだろうなぁ。ムルシオと僕は同じなんだもの」
エル「どういうこと?」
ムルシア「いやね、僕らが3歳ぐらいのときに妙な格好の人がきたんだけどね。丁度エルリアが生まれて王都の病院から家に帰ってきたときに。そのときにその人が───
『君達は同じ魂だね。珍しい』
───って。そのあとエルリアを見て凄く妙な雰囲気を醸し出して帰っていったんだよ」
エル「どんな感じの人だったの?」
ムルシア「っとねぇ、凄く大きくてね。父さんよりデカかった。多分2mは軽くいってたと思う。んで、真っ黒なコートみたいなのをきてて、二の腕にベルトみたいなのをつけてて、ポケットに手をずっと入れてて、ズボンも靴も真っ黒だった。口元も隠しててフードを深くかぶってたから顔はよく分からなかった」
エル「凄い詳しく覚えてるね」
ムルシア「そりゃ、とても印象的な人だったからね」
エル「へぇ・・・」
こんなことを聞いたけど、実は僕も覚えている。生まれたてだったけれど、鮮明に覚えている。そのことだけは。あの気持ち悪い雰囲気はまだ僕の意識がこっちにきてないときのエルリアが覚えていた。なにか気持ち悪い。なんか覚えてる。さっきの奴もこんな感じ・・・!!まさか・・・いや、流石にないか。
そのあとムルシオ兄さんにやったようにステータスをいじってあげたりした。
ハルア『はい、これにて第五試合を終了します。次の試合へレッツゴー!』
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