俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#23 選抜メンバー
「えーっと、今日は来月に控えている『学院対抗闘技大会』のメンバー発表の日だ。この学園は5つの学院が合わさって出来ている学園だ。そしてここは第一学院で、選抜メンバーには他の四つの学院の選抜メンバーと戦うことになる。選抜メンバーは十人だ。実力さえあれば下級クラスからでもメンバーに抜擢されることもある」
今日は今マルク先生が言っている通り『学院対抗闘技大会』のメンバー発表日だ。
今日メンバーに選ばれた人は授業はしばらく闘技大会に向けての練習になるため、免除になる。
「それじゃ、メンバー発表といこう。お前ら、中級クラスだけの発表がいいか?それとも全級クラスの発表がいいか?全級クラスがいい奴は手を挙げろ-」
ほぼ全員が手を挙げている。そんなに気になるか?
自分達のだけでいいじゃないかと俺は思うが...
「そうか。そんじゃまずは最上級クラスのメンバー紹介だ。まぁ、とはいっても十人中六人が最上級クラスの奴なんだがな。えー、まずはルイス・アルフィース、ムルシア・アルフィース、ムルシオ・アルフィース、後はシュレミア・ランティスとケリーエル・サライエッド、最後にケルミュア・エリミタニティーだ。まぁ、いつも通りだな」
ルイス兄さん達はいつも通りってことは、ほぼ毎年出てるってことだな。すげぇな。順位変動無しって。
「えー、後の四人は...そうだな、誰か当ててみろ。多分分かるだろ。一応言っておくが、中級クラスの奴だ」
え?そんな有名なのか?ああ、それじゃ俺達が戦ったグエアイネス達かな。
流石にグエアイネス達に勝ったからって入学早々の俺やルナ達にするってことはないだろう。そうしたら上の奴らの立つ瀬がないからな。
「はい」
「お、カリー。分かるか」
「エルリア君とルナさんとルノさんとエミリアさんですか?」
いやいや、それは無...
「ビンゴ」
マジかよ。良いのかよ。
「まぁ、多分大体の奴らが予想ついていただろうな。ヘルニア達は多分最上級クラスの奴らより強い。みんな、それは分かっているだろう?」
「先生、エルリア君はそんなに強く無くないですか?ルナさん達は分かりますが、エルリア君はグエアイネスを倒したとはいえ、そんなに圧倒的では無かったと思いますし、あの威力より強い魔法を使える人はまだ最上級クラスにいるんじゃないですか?例えば元々レギュラーメンバーだったシェルエミアさんとか」
そういやそうだな。俺はグエアイネスを倒してが、そこまで強くは無かったハズだ(全力ではなかったが)。
そのシェルエミアとか言う人の方が適任なんじゃないか?
とか思っているとマルク先生が
「いや、エルリアだ。エルリアはあの時絶対に全力ではなかったハズだ。絶対だ」
「なんでそう思うんですか?」
「ちょっと君、エルリア君にケチつけないでよ!それに先生が決めたんだから絶対よ!」
「「「そーよそーよ!」」」
「いや、事実を述べててるだけだしぃ~?それに、疑問に思ったから先生に質問しただけだし~?そんなんで女子さん切れちゃうんですか~?図星だからですか~?」
「それな~」
「女子とかお前らに関係ねぇんだから黙ってろよな~」
何故か女子達と男子達が論争を始める。
「おい!お前ら少し落ち着け!」
先生が言っても聞く耳を持たない。
これは万事休すか...と、思ってたらマルク先生が
「おい、お前ら少し静かにしろな~」
と、めちゃめちゃ柔らかい声で言う。俺は何とも思わないが、言われたらみんなシーンと静まり返る。
その後、マルク先生はいつも通りの雰囲気で話し始める。
「えーっと、エルリアが全力ではない理由だが、
試験のとき、普通の魔力水晶をエルリアがブチ割ったのはみんな知ってるよな」
「...そういえば」
「あの魔力水晶自体、この学園で誰ひとりとして割れる奴はいなかった。俺とか他の特別な先生とか、学園長とかを抜いてな。それをエルリアは割った。それが証拠だ。これに文句ある奴はいるか?」
「「「...」」」
...あー、そういやそんなこともあったな。
「文句ねぇな。っつー訳で今年の選抜メンバーは以上の十人だ。そんじゃ、選抜メンバー練は明日からだから今日は普通に授業していくぞー」
~放課後~
ルナ「やったねエルリア!私達選抜メンバーだよ!」
「ん、そうだな」
ルノ「なんだ、乗り気じゃないなエルリア。どうしたんだい?」
「いや、何でもないが?俺はただ単に選抜メンバーに選ばれたからっていったって、どんなに凄いのか知らんから、無闇やたらに喜ぶ訳にはいかんのよ。知りもしないのに喜ぶのは何か違うからな」
エミ「エルリアさんは堅く考え過ぎではないですか?まぁ、そこがエルリアさんらしいんですがね」
ルナ「まぁ、後々分かるよ」
ルノ「そうだね。エルリアがそれで良いならいいと僕は思うよ」
そうだな。まぁ、ルナの言う通り後々分かるよな。
明日から闘技大会練習だ。ルイス兄さんとよく会えるようになるから、そこは嬉しいな。
今日は今マルク先生が言っている通り『学院対抗闘技大会』のメンバー発表日だ。
今日メンバーに選ばれた人は授業はしばらく闘技大会に向けての練習になるため、免除になる。
「それじゃ、メンバー発表といこう。お前ら、中級クラスだけの発表がいいか?それとも全級クラスの発表がいいか?全級クラスがいい奴は手を挙げろ-」
ほぼ全員が手を挙げている。そんなに気になるか?
自分達のだけでいいじゃないかと俺は思うが...
「そうか。そんじゃまずは最上級クラスのメンバー紹介だ。まぁ、とはいっても十人中六人が最上級クラスの奴なんだがな。えー、まずはルイス・アルフィース、ムルシア・アルフィース、ムルシオ・アルフィース、後はシュレミア・ランティスとケリーエル・サライエッド、最後にケルミュア・エリミタニティーだ。まぁ、いつも通りだな」
ルイス兄さん達はいつも通りってことは、ほぼ毎年出てるってことだな。すげぇな。順位変動無しって。
「えー、後の四人は...そうだな、誰か当ててみろ。多分分かるだろ。一応言っておくが、中級クラスの奴だ」
え?そんな有名なのか?ああ、それじゃ俺達が戦ったグエアイネス達かな。
流石にグエアイネス達に勝ったからって入学早々の俺やルナ達にするってことはないだろう。そうしたら上の奴らの立つ瀬がないからな。
「はい」
「お、カリー。分かるか」
「エルリア君とルナさんとルノさんとエミリアさんですか?」
いやいや、それは無...
「ビンゴ」
マジかよ。良いのかよ。
「まぁ、多分大体の奴らが予想ついていただろうな。ヘルニア達は多分最上級クラスの奴らより強い。みんな、それは分かっているだろう?」
「先生、エルリア君はそんなに強く無くないですか?ルナさん達は分かりますが、エルリア君はグエアイネスを倒したとはいえ、そんなに圧倒的では無かったと思いますし、あの威力より強い魔法を使える人はまだ最上級クラスにいるんじゃないですか?例えば元々レギュラーメンバーだったシェルエミアさんとか」
そういやそうだな。俺はグエアイネスを倒してが、そこまで強くは無かったハズだ(全力ではなかったが)。
そのシェルエミアとか言う人の方が適任なんじゃないか?
とか思っているとマルク先生が
「いや、エルリアだ。エルリアはあの時絶対に全力ではなかったハズだ。絶対だ」
「なんでそう思うんですか?」
「ちょっと君、エルリア君にケチつけないでよ!それに先生が決めたんだから絶対よ!」
「「「そーよそーよ!」」」
「いや、事実を述べててるだけだしぃ~?それに、疑問に思ったから先生に質問しただけだし~?そんなんで女子さん切れちゃうんですか~?図星だからですか~?」
「それな~」
「女子とかお前らに関係ねぇんだから黙ってろよな~」
何故か女子達と男子達が論争を始める。
「おい!お前ら少し落ち着け!」
先生が言っても聞く耳を持たない。
これは万事休すか...と、思ってたらマルク先生が
「おい、お前ら少し静かにしろな~」
と、めちゃめちゃ柔らかい声で言う。俺は何とも思わないが、言われたらみんなシーンと静まり返る。
その後、マルク先生はいつも通りの雰囲気で話し始める。
「えーっと、エルリアが全力ではない理由だが、
試験のとき、普通の魔力水晶をエルリアがブチ割ったのはみんな知ってるよな」
「...そういえば」
「あの魔力水晶自体、この学園で誰ひとりとして割れる奴はいなかった。俺とか他の特別な先生とか、学園長とかを抜いてな。それをエルリアは割った。それが証拠だ。これに文句ある奴はいるか?」
「「「...」」」
...あー、そういやそんなこともあったな。
「文句ねぇな。っつー訳で今年の選抜メンバーは以上の十人だ。そんじゃ、選抜メンバー練は明日からだから今日は普通に授業していくぞー」
~放課後~
ルナ「やったねエルリア!私達選抜メンバーだよ!」
「ん、そうだな」
ルノ「なんだ、乗り気じゃないなエルリア。どうしたんだい?」
「いや、何でもないが?俺はただ単に選抜メンバーに選ばれたからっていったって、どんなに凄いのか知らんから、無闇やたらに喜ぶ訳にはいかんのよ。知りもしないのに喜ぶのは何か違うからな」
エミ「エルリアさんは堅く考え過ぎではないですか?まぁ、そこがエルリアさんらしいんですがね」
ルナ「まぁ、後々分かるよ」
ルノ「そうだね。エルリアがそれで良いならいいと僕は思うよ」
そうだな。まぁ、ルナの言う通り後々分かるよな。
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コメント
ゆりっぺ
ヘルニアって出でくるたびに名前変えてくんないかな〜と思う笑
毎回病名読まされるこっちの身にもなってくれ笑
月
ヘルニアʬʬʬ