俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~

Rover

#20 ルナの本気

~ルナVSミューナ~

「──説明は以上です。それでは、始め!」


今回はルナの番だ。相手は...


ミュ「お手柔らかに頼む」


ルナ「は、はい!」


男気がありそうな女だ。可愛げはない。

どっちかって言うと、頼られるより頼りたい系の人だな。

それと、剣を持っているな。この試験、武器OKだったのか。

まぁ、ルナが負けることは無いと思うが。

なんせ、ルナが全力を出せば、スピードでも圧勝出来るはずだからだ。


ルナ「それじゃ、まずは私からいかせてもらいます!」


ミュ「来い!」


ルナがそこそこの魔法を撃つ。全力じゃなさそうだな。

そんな魔法はミューナには効かず、剣で一刀両断されてしまった。

なるほど、剣に魔力を乗せているのか。付与魔法は半永久持続型の魔法らしいが、こっちは闘うときだけ魔力を剣に流すって感じか。

よっぽど自分の魔力量に自信があるか、付与魔法よりも威力が上がるのか、よく分からんな。


ミュ「今度は私から行くぞ!」


そうすると、ミューナは剣を思いっきり振って風圧カッターみたいなものを出す。

それをルナは危なげなく躱す。


ミュ「このまでは私には勝てんぞ!」


ルナ「全力、全力...ふぅーっと。もういい!深く考えても分かんないし、とりあえず手に出来るだけ魔力を込めればいいや!」


ルナはミューナに手を向けて、そこに魔力を集中させる。

ミューナはそれを警戒し、剣を構える。


ルナ「えーい!」


ルナの手から放たれた魔法は、ルノの倍以上はあったかもしれない。

そして、そんな強大な魔法を止められる訳もなく、ミューナの結界は割れる。


「勝者、ルナ・アイズ!」


「お、おい。何だよ今の魔法...」


「俺、アイツと当たってたらチビってるかもしんねぇわ」


どうやら、俺に集まっていた注目は、すっかりルナ達に集まってしまった。これで俺は注文されることは減るかもしれないが、今度はルナ達が注文を浴びることに...。

こうなると、ルナ達も学園長に呼び出しを食らうことになるかもな。

俺はそんなことを考えながらみんなで行くルナのもとへいく。


エル「おつかれさん」


ルノ「ルナ、凄いじゃん!僕の魔法なんかより全然強いよ!」


エミ「もしかしたら、私はルナさんに負けるかもしれません...」


ルナ「...」


エル「どうしたんだ?顔色が悪いぞ?」


ルナ「あ、あばばば...こ、こんなに強いなんて、自分が超怖いよ...」


ああ、なるほどな。


エル「大丈夫だ。今まで無意識で制御してきたんだろ?それを意識して制御すりゃいいんだよ。」


少なくとも俺はできる。


ルナ「そ、そんな簡単に...。まぁ、そっか。そんな悲観的になっても仕方ないもんね!逆にこんだけの威力が出るほどに自由自在に操れるようにすればね!」


...なんてプラス思考なんだ。羨ましな。


エミ「私は午後の一時ですので、少し時間が空いてしまいますね」


エル「飯を食いに行けばいいだろ。そこで時間を潰そう。そういや、ルイス兄さんはどこにいったんだろ?」


ルナ「ああ、お兄さんなら他のクラスメイトに誘われてエルリアの試合が終わったらどこかに言ってしまいましたね。」


ヘル「そうだったのか。まぁそれならいいや。確かこの闘技場、食堂もあったよな。そこで飯を食うか」


俺達は食堂に行った。と、そこにはルイス兄さんもいた。

どうせだからと一緒にご飯を食べることになった。


ルイス「エルリア、やっぱりお前は凄いよ」


エル「いや、今じゃルナ達の方が注目を浴びてるよ。」


ルイス「そうみたいだね。僕もルナちゃん達の試合を見ていたけれど、僕よりも全然強いよ」


ルナ「そ、そんなことないですよ!」


ルイス「いや、本当だよ。お世辞とかじゃないよ」


そんな会話を楽しみながら、そして時々ルイス兄さんの友達から色々質問されたりして、俺達の食事は終わった。


エミ「それじゃ、私はもう行ってきますね」


次はエミリアの番だ。


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コメント

  • 蘆屋紫黒

    注文じゃなくても注目じゃないですか?3つの内2つが注文になってました

    1
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