俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#15 初めての授業 前半
マルク「そんじゃ、今日から授業を始めていくぞー。」
今日は初めての授業だ。
俺は結構楽しみにしていた方だ。
なんせこの学園、超実力主義の学園らしく、座学に関してはほとんど行わないらしい。
多少は座学もやるが、ほぼ無いに等しい。
もっとも下級クラスは前半、座学を重点的にやるらしいが。
マルク「えー、今日はとりあえず今から実技館にて魔法の練習をしていくぞ。その前にラーミア、魔法はどのようにして体から『魔法』となって放たれるか、分かるか?」
ラー「んん?魔法は...こう、体の中にある魔法を詠唱によって外に放って出来ていまーす。」
マルク「そうか。それじゃルト、お前はどうだ?」
ルト「...同じく。」
マルク「マールはどう思う?」
マール「俺は感覚でやってるから良く分かんないッス。それに俺、剣の方が得意ッスから。」
マルク「そうか。それじゃ、エミリアはどうだ?」
エミ「私はラーミアさんと同じ意見ですね。まぁ、私やルナさんのように詠唱に関しては練習次第で無しでも出来る、というのを付け足します。」
マルク「ルナは。」
ルナ「私はマール君と同じですね。感覚派です。」
マルク「ルノはどうだ、他の意見があるか?」
ルノ「いいえ、特には。」
マルク「そうか。それじゃ、最後にエルリアはどうだ。」
俺か。そういや、故郷の家にあった本で魔法の放ち方みたいなのがあったな。たしか...
エル「僕は、『イメージの具現化』という意見ですかね。」
マルク「ほう、それはどうゆうことだ?」
エル「出したい魔法をイメージすることによって、体内の魔力をそのイメージに沿って外に放つことによって魔法となるってことです。」
どうだ?多分間違っていないとは思うが...。
因みに、俺は適当に魔法を放ってる。
マルク「...こいつぁ凄いな、その通りだ。魔法は魔力を外に出せば魔法となると思っている奴が多いと思うが、お前らは無意識下でイメージをしている。イメージが鮮明であれば鮮明であるほど高火力の魔法が放てる。まず、これを最初の方は頭に入れておくんだ。だが、慣れると無意識下でのイメージでも高い威力の魔法を出せるんだ。」
エミ(良くそんなこと知ってましたね。)
エル(ああ、家を出る前魔法の本を...って、何で敬語なんだ?)
エミ(ここに来てからはずっと敬語で喋ってきたので、こっちの方が慣れてしまって...。)
エル(そうか。)
マルク「それじゃ、実技館に移動するぞ。」
マルク先生がそう言うと、実技館に瞬間移動した。
マルク「それじゃ、各々魔法をあの的に向けて撃ってくれ。俺の方でも実際に見た方が教えるのに効率的だからな。それじゃ、まずはラーミアから。」
ラー「はーい。」
そうすると、ラーミアは詠唱を始めた。
ラー「風よ、集結し放たれよ。『エレメセット』」
風系かな。
それにしても超ハズい。
俺が詠唱をしないといけない状況下になったら、恥ずかしくて悶え死にするだろう。
だけども、ラーミアの魔法は的に当たると、的を吹き飛ばした。
ルナなんかよりは全然弱いんだが。
マルク「ラーミア、教室でも言ったが、魔法はイメージだ。詠唱はイメージを口出すことで魔法化する、といったものだ。練習をすれば、すぐにでも無詠唱でも魔法を使えるようになるだろう。次はルトだな。」
ルト「...はい。」
ルトが前に出てきた。またあのクッソ恥ずかしい詠唱を聞かされるのか...。
と、思ったら、何やら黙って考え事をしているようだ。
そして次の瞬間、
ルト「...えい!」
と、無詠唱で魔法を放った。
どうやら、魔法のイメージをしていたようだ。
闇の魔法か?黒い塊みたいなものが的に飛んでいって、少し的を傷付けた。
ルト「...無詠唱、難しい。」
マルク「いや、最初にしては上出来だ。練習を積めばすぐにもっと威力を出せる。次、マール。」
マール「はーい!それじゃ、いくぜ!」
そういって、すぐに無詠唱魔法を放った。
炎系だな。そして的に当たると的は燃えて灰になってしまった。
マルク「中々筋がいいぞ。流石は感覚派ってところか。次、ルナ。」
ルナ「はーい!それじゃあいくよ~。えい!」
ルナはすぐに無詠唱魔法を放ち、他奴らは比べものにならないほどの速さで的に当たって、辺りを吹き飛ばした。
こうみると、ルナの強さが顕著に見える。
マルク「流石は魔力6,000超えだな。試験官の野郎はまぁまぁの魔力とか抜かしてたが、6,000は大人や冒険者でも高い方だからな。よし、次はルノだな。」
ルノ「はい。」
ルノも同じく無詠唱魔法だ。
威力はルナに劣るようだな。それでも、辺りを吹き飛ばす位の威力はあるんだな。
マルク「おいおい、姉妹揃って化け物かよ。まぁいい。次はエミリア。」
エミ「はい。」
エミリアは魔力100,000超えだから、辺りはもうぶっ飛んでる。
マルク「...魔力10,000超えの威力半端ねぇ。さて、最後はエルリアだ。お前はあのクリスタルを魔力だけで破壊したと聞いている。それに、この実技館を吹き飛ばしかけたんだよな。お前の魔力なら本当は実技館どころか、この国一つ吹き飛ばすのも余裕そうだからな。手加減してくれよ。」
よっしゃ、俺の番か。
今日は初めての授業だ。
俺は結構楽しみにしていた方だ。
なんせこの学園、超実力主義の学園らしく、座学に関してはほとんど行わないらしい。
多少は座学もやるが、ほぼ無いに等しい。
もっとも下級クラスは前半、座学を重点的にやるらしいが。
マルク「えー、今日はとりあえず今から実技館にて魔法の練習をしていくぞ。その前にラーミア、魔法はどのようにして体から『魔法』となって放たれるか、分かるか?」
ラー「んん?魔法は...こう、体の中にある魔法を詠唱によって外に放って出来ていまーす。」
マルク「そうか。それじゃルト、お前はどうだ?」
ルト「...同じく。」
マルク「マールはどう思う?」
マール「俺は感覚でやってるから良く分かんないッス。それに俺、剣の方が得意ッスから。」
マルク「そうか。それじゃ、エミリアはどうだ?」
エミ「私はラーミアさんと同じ意見ですね。まぁ、私やルナさんのように詠唱に関しては練習次第で無しでも出来る、というのを付け足します。」
マルク「ルナは。」
ルナ「私はマール君と同じですね。感覚派です。」
マルク「ルノはどうだ、他の意見があるか?」
ルノ「いいえ、特には。」
マルク「そうか。それじゃ、最後にエルリアはどうだ。」
俺か。そういや、故郷の家にあった本で魔法の放ち方みたいなのがあったな。たしか...
エル「僕は、『イメージの具現化』という意見ですかね。」
マルク「ほう、それはどうゆうことだ?」
エル「出したい魔法をイメージすることによって、体内の魔力をそのイメージに沿って外に放つことによって魔法となるってことです。」
どうだ?多分間違っていないとは思うが...。
因みに、俺は適当に魔法を放ってる。
マルク「...こいつぁ凄いな、その通りだ。魔法は魔力を外に出せば魔法となると思っている奴が多いと思うが、お前らは無意識下でイメージをしている。イメージが鮮明であれば鮮明であるほど高火力の魔法が放てる。まず、これを最初の方は頭に入れておくんだ。だが、慣れると無意識下でのイメージでも高い威力の魔法を出せるんだ。」
エミ(良くそんなこと知ってましたね。)
エル(ああ、家を出る前魔法の本を...って、何で敬語なんだ?)
エミ(ここに来てからはずっと敬語で喋ってきたので、こっちの方が慣れてしまって...。)
エル(そうか。)
マルク「それじゃ、実技館に移動するぞ。」
マルク先生がそう言うと、実技館に瞬間移動した。
マルク「それじゃ、各々魔法をあの的に向けて撃ってくれ。俺の方でも実際に見た方が教えるのに効率的だからな。それじゃ、まずはラーミアから。」
ラー「はーい。」
そうすると、ラーミアは詠唱を始めた。
ラー「風よ、集結し放たれよ。『エレメセット』」
風系かな。
それにしても超ハズい。
俺が詠唱をしないといけない状況下になったら、恥ずかしくて悶え死にするだろう。
だけども、ラーミアの魔法は的に当たると、的を吹き飛ばした。
ルナなんかよりは全然弱いんだが。
マルク「ラーミア、教室でも言ったが、魔法はイメージだ。詠唱はイメージを口出すことで魔法化する、といったものだ。練習をすれば、すぐにでも無詠唱でも魔法を使えるようになるだろう。次はルトだな。」
ルト「...はい。」
ルトが前に出てきた。またあのクッソ恥ずかしい詠唱を聞かされるのか...。
と、思ったら、何やら黙って考え事をしているようだ。
そして次の瞬間、
ルト「...えい!」
と、無詠唱で魔法を放った。
どうやら、魔法のイメージをしていたようだ。
闇の魔法か?黒い塊みたいなものが的に飛んでいって、少し的を傷付けた。
ルト「...無詠唱、難しい。」
マルク「いや、最初にしては上出来だ。練習を積めばすぐにもっと威力を出せる。次、マール。」
マール「はーい!それじゃ、いくぜ!」
そういって、すぐに無詠唱魔法を放った。
炎系だな。そして的に当たると的は燃えて灰になってしまった。
マルク「中々筋がいいぞ。流石は感覚派ってところか。次、ルナ。」
ルナ「はーい!それじゃあいくよ~。えい!」
ルナはすぐに無詠唱魔法を放ち、他奴らは比べものにならないほどの速さで的に当たって、辺りを吹き飛ばした。
こうみると、ルナの強さが顕著に見える。
マルク「流石は魔力6,000超えだな。試験官の野郎はまぁまぁの魔力とか抜かしてたが、6,000は大人や冒険者でも高い方だからな。よし、次はルノだな。」
ルノ「はい。」
ルノも同じく無詠唱魔法だ。
威力はルナに劣るようだな。それでも、辺りを吹き飛ばす位の威力はあるんだな。
マルク「おいおい、姉妹揃って化け物かよ。まぁいい。次はエミリア。」
エミ「はい。」
エミリアは魔力100,000超えだから、辺りはもうぶっ飛んでる。
マルク「...魔力10,000超えの威力半端ねぇ。さて、最後はエルリアだ。お前はあのクリスタルを魔力だけで破壊したと聞いている。それに、この実技館を吹き飛ばしかけたんだよな。お前の魔力なら本当は実技館どころか、この国一つ吹き飛ばすのも余裕そうだからな。手加減してくれよ。」
よっしゃ、俺の番か。
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