俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#14 ロ・ムンドを巡ろう③
ルナ「エルリア、武器選び終わったよ。」
「お、そうか。」
どうやら俺が付与魔法をしている間に武器選びが終わっていたらしい。
ラッド娘「この店には父が作った自慢の品ばかりなので、選ぶのに結構時間がかかってしまいましたよ...。」
「いえ、こっちも丁度今用事が終わったところです。」
ラッド娘「そうですか。そういえば何をしていたんですか?」
「ラッドの武器に付与魔法を付ける、といった趣旨の話をしていたんです。」
ラッド娘「え?お父さんに?でも、断られたでしょう。お父さんは頑固だから...」
「いえ、しっかりとOKという答えが返ってきましたよ。」
ラッド娘「え!?お父さんが!?...あのお父さんを説得出来るなんて、君、凄いですね。」
「そういう訳でこれからもちょくちょく来ると思いますが、宜しくお願いしますね。」
ラッド娘「そう、それじゃうちのごひいき様ってわけですね。。そういえば名前を言ってなかったですね。私の名前はファーミイ。これからよろしくお願いしますね。」
「俺の名前はエルリアです。よろしくお願いします。そういえば、武器のお値段は?」
ファ「ええと、ルナさんの剣が860ポドス、ルノさんの剣が1213ポドスで、お嬢様の剣が同じく1213ポドスで、合計3200ポドスですね。でも今度から付与魔法を付けてくれるんだから、安くして...」
「はい、5000ポドス。余りはラッドに渡しといてください。剣作りのたしにでもと。」
ファ「ええ!?そんな、悪いですよ!」
「いえ、逆に貰って下さい。」
ファ「あ、ありがとうございます...。」
「そうだ、お前達の武器にも付与魔法を付けよう。練習にもなるし。」
ルナ「え!いいの!」
「ああ、大丈夫だ。」
そうして練習がてら、ルナ達の剣にも付与魔法を付けておいた。付けた付与魔法はさっきラッドの持って来た短剣に付けたのと同じものだ。
エミ「凄い、本当に付いてる...。私でもまだ上手く出来ないのに...。どうやってやったの?」
「いや、付けたい付与魔法の名前を考えて魔力を流しただけだぞ。」
エミ「そんなに簡単に付与魔法は出来ないものなんだけれど...。まあ、エルリアなら普通かな。」
ルノ「それにしてももうこんな時間...。今日はもう寮に帰ろう。まだ余裕はあるけど、学生が夜遅くまで外にいる訳にもいかないし。それに、門限もあるでしょ。」
「そうだな、今日はもう帰るか。王都の案内はまた今度してもらえるか?」
ルナ「うん、いいよ。あ、でも、折角だから夕飯は外で食べよう!」
「そうだな。」
そうして夕飯を食べにいった。
ルナが案内してくれたのは、ギルドの食堂だった。
ルナ「ここはね、色んな冒険者さん達がいっぱいいるんだよ。普通の人達はあんまりここには食べにこないんだけど、ここのご飯はとっても美味しいんだよ!ほら、来たよ!」
飯が美味いことは分かった。でも、ギルドで俺達みたいなガキがいたら...
「おい、ガキども。こんな所で何していやがる。」
はい来た。ヤクザみたいな冒険者さんが来ちゃったよ。
ルナ「?私達はここでご飯を食べてるだけだよ?」
ゴロツキ「んなこた聞いてねぇんだよ!ここは乳臭えガキ共が来る所じゃねぇっつってんだよ!」
うわぁ...雑魚そうな雰囲気バンバン醸かもし出してんなぁ。
でも、あんまり目立ちたく無いからあんまり大事おおごとにされたくないなぁ。
ギルド受付嬢「ちょっと、ハンズさん!面倒ごと起こさないで下さいよ!」
ハンズ「ああ!?うるせぇな!関係ねえだろ!」
うわぁ...なんだよコイツ、ド低能がァー!て感じ。
???「おい、静かにしろ。」
ん?誰だ?
ギルド受付嬢「ギ、ギルドマスター...。」
ギルドマスター?ああ、よくある、ギルドの代表みたいな人か。
それにしても若いな。それにイケメンだ。
ギルマス「ハンズ、何度問題をおこすなと言えば分かる。それに、この前言ったよな。『今度問題を起こしたらしいお前の冒険者としての身分を剥奪する』と。そういうことで、お前の『アドベントカード』は剥奪する。今後一切冒険者としての活動は出来ない。そして、復帰することも出来ん。」
おお、このハンズとかいう馬鹿はそんなに問題を起こすヤローだったのか。
ハンズ「ふ、ふざけんなぁぁぁぁ!」
お、ハンズがギルマスに斬りかかった。アッタマわっるいなぁ。
それにしてもギルマスは動かないな。
まあ、ギルマスって位なんだから強いんだろう。
ギルマス「ふん、下らん。」
そうギルマスが言うと、ギルマスは腰に付けている剣を使わずに、顎を蹴り飛ばした。
その一撃でハンズは伸びてしまっていた。
そうすると、ギルマスは顔色をすっかり変えて柔らかい物腰でこっちに来た。
ギルマス「済まないね、うちの冒険者が。俺の名前はアルジェネシス=ローズ・フォーランドだ。今後もこのギルドの食堂を使ってくれ。何かあっても、俺がすぐに駆けつけるからよ。」
「はい、ありがとうございました。」
アル「...君の名前は?」
「?エルリアですけど...。」
アル「今、何歳だ?」
「10歳です。」
なんだ、急に変な質問をしてきて。
アル「...何?そんな馬鹿な...。」
「何がですか?」
アル「いや、何でもない。それじゃあな。」
「はぁ...。」
本当に何だったんだ。
────────────────────
その後は普通に食事を済ませて寮に帰った。
ルナ「それじゃ、また明日ね。」
「おう、それじゃあな。」
そうして俺とエミリアはルナとルノと別れた。
「ええと、この部屋か?」
俺達は寮に入る。
「うおお...めっちゃ豪華な部屋だな。」
「まぁ、この学園は優秀な生徒を育成する学園だからね。力を入れてるんでしょう。」
「そういや、この学園には大浴場があったな。そこでひとっ風呂浴びてくるか。」
俺達はこの学園の名物の一つでもある大浴場に行ってきた。
「それじゃ、どっちかが先に風呂出たら、先に部屋に帰るってことで。」
「分かった。それじゃ、また後でね。」
「おう。」
俺はちゃちゃっと服を脱いで大浴場に行った。
「で、でけぇ。」
半端なくデカい。でも、学徒が全員一気に入るとなると小さいか。
因みに、俺達人があんまり居ない時間を狙ってはいった。俺はこの学園じゃ不名誉な方で有名らしいし、エミリアもお嬢様だからだ。でも、こんだけの生徒がいる中で全く人が居ないというのは無理があるから、人が少なめの時を狙った。
「おい、あそこにいるのって落ちこぼれのエルリアじゃね?」
「でも、試験でとんでもない結果を出したってゆうじゃん。入学式のときも最優秀合格者としてでてたし。」
本人いる前で本人の話をしますかね、普通。
まぁ、そんなのあんまり気にしない方がいいな。
俺はゆっくり風呂に浸かったあと、体を洗って出て、寮の部屋に戻った。
「遅かったね。」
「そうか?いや、そういやもうこんな時間か。とりあえず、今日はもう寝るか。」
「そうだね。明日の授業に遅れる訳にはいかないしね。」
「それじゃ、お休み。」
「お、そうか。」
どうやら俺が付与魔法をしている間に武器選びが終わっていたらしい。
ラッド娘「この店には父が作った自慢の品ばかりなので、選ぶのに結構時間がかかってしまいましたよ...。」
「いえ、こっちも丁度今用事が終わったところです。」
ラッド娘「そうですか。そういえば何をしていたんですか?」
「ラッドの武器に付与魔法を付ける、といった趣旨の話をしていたんです。」
ラッド娘「え?お父さんに?でも、断られたでしょう。お父さんは頑固だから...」
「いえ、しっかりとOKという答えが返ってきましたよ。」
ラッド娘「え!?お父さんが!?...あのお父さんを説得出来るなんて、君、凄いですね。」
「そういう訳でこれからもちょくちょく来ると思いますが、宜しくお願いしますね。」
ラッド娘「そう、それじゃうちのごひいき様ってわけですね。。そういえば名前を言ってなかったですね。私の名前はファーミイ。これからよろしくお願いしますね。」
「俺の名前はエルリアです。よろしくお願いします。そういえば、武器のお値段は?」
ファ「ええと、ルナさんの剣が860ポドス、ルノさんの剣が1213ポドスで、お嬢様の剣が同じく1213ポドスで、合計3200ポドスですね。でも今度から付与魔法を付けてくれるんだから、安くして...」
「はい、5000ポドス。余りはラッドに渡しといてください。剣作りのたしにでもと。」
ファ「ええ!?そんな、悪いですよ!」
「いえ、逆に貰って下さい。」
ファ「あ、ありがとうございます...。」
「そうだ、お前達の武器にも付与魔法を付けよう。練習にもなるし。」
ルナ「え!いいの!」
「ああ、大丈夫だ。」
そうして練習がてら、ルナ達の剣にも付与魔法を付けておいた。付けた付与魔法はさっきラッドの持って来た短剣に付けたのと同じものだ。
エミ「凄い、本当に付いてる...。私でもまだ上手く出来ないのに...。どうやってやったの?」
「いや、付けたい付与魔法の名前を考えて魔力を流しただけだぞ。」
エミ「そんなに簡単に付与魔法は出来ないものなんだけれど...。まあ、エルリアなら普通かな。」
ルノ「それにしてももうこんな時間...。今日はもう寮に帰ろう。まだ余裕はあるけど、学生が夜遅くまで外にいる訳にもいかないし。それに、門限もあるでしょ。」
「そうだな、今日はもう帰るか。王都の案内はまた今度してもらえるか?」
ルナ「うん、いいよ。あ、でも、折角だから夕飯は外で食べよう!」
「そうだな。」
そうして夕飯を食べにいった。
ルナが案内してくれたのは、ギルドの食堂だった。
ルナ「ここはね、色んな冒険者さん達がいっぱいいるんだよ。普通の人達はあんまりここには食べにこないんだけど、ここのご飯はとっても美味しいんだよ!ほら、来たよ!」
飯が美味いことは分かった。でも、ギルドで俺達みたいなガキがいたら...
「おい、ガキども。こんな所で何していやがる。」
はい来た。ヤクザみたいな冒険者さんが来ちゃったよ。
ルナ「?私達はここでご飯を食べてるだけだよ?」
ゴロツキ「んなこた聞いてねぇんだよ!ここは乳臭えガキ共が来る所じゃねぇっつってんだよ!」
うわぁ...雑魚そうな雰囲気バンバン醸かもし出してんなぁ。
でも、あんまり目立ちたく無いからあんまり大事おおごとにされたくないなぁ。
ギルド受付嬢「ちょっと、ハンズさん!面倒ごと起こさないで下さいよ!」
ハンズ「ああ!?うるせぇな!関係ねえだろ!」
うわぁ...なんだよコイツ、ド低能がァー!て感じ。
???「おい、静かにしろ。」
ん?誰だ?
ギルド受付嬢「ギ、ギルドマスター...。」
ギルドマスター?ああ、よくある、ギルドの代表みたいな人か。
それにしても若いな。それにイケメンだ。
ギルマス「ハンズ、何度問題をおこすなと言えば分かる。それに、この前言ったよな。『今度問題を起こしたらしいお前の冒険者としての身分を剥奪する』と。そういうことで、お前の『アドベントカード』は剥奪する。今後一切冒険者としての活動は出来ない。そして、復帰することも出来ん。」
おお、このハンズとかいう馬鹿はそんなに問題を起こすヤローだったのか。
ハンズ「ふ、ふざけんなぁぁぁぁ!」
お、ハンズがギルマスに斬りかかった。アッタマわっるいなぁ。
それにしてもギルマスは動かないな。
まあ、ギルマスって位なんだから強いんだろう。
ギルマス「ふん、下らん。」
そうギルマスが言うと、ギルマスは腰に付けている剣を使わずに、顎を蹴り飛ばした。
その一撃でハンズは伸びてしまっていた。
そうすると、ギルマスは顔色をすっかり変えて柔らかい物腰でこっちに来た。
ギルマス「済まないね、うちの冒険者が。俺の名前はアルジェネシス=ローズ・フォーランドだ。今後もこのギルドの食堂を使ってくれ。何かあっても、俺がすぐに駆けつけるからよ。」
「はい、ありがとうございました。」
アル「...君の名前は?」
「?エルリアですけど...。」
アル「今、何歳だ?」
「10歳です。」
なんだ、急に変な質問をしてきて。
アル「...何?そんな馬鹿な...。」
「何がですか?」
アル「いや、何でもない。それじゃあな。」
「はぁ...。」
本当に何だったんだ。
────────────────────
その後は普通に食事を済ませて寮に帰った。
ルナ「それじゃ、また明日ね。」
「おう、それじゃあな。」
そうして俺とエミリアはルナとルノと別れた。
「ええと、この部屋か?」
俺達は寮に入る。
「うおお...めっちゃ豪華な部屋だな。」
「まぁ、この学園は優秀な生徒を育成する学園だからね。力を入れてるんでしょう。」
「そういや、この学園には大浴場があったな。そこでひとっ風呂浴びてくるか。」
俺達はこの学園の名物の一つでもある大浴場に行ってきた。
「それじゃ、どっちかが先に風呂出たら、先に部屋に帰るってことで。」
「分かった。それじゃ、また後でね。」
「おう。」
俺はちゃちゃっと服を脱いで大浴場に行った。
「で、でけぇ。」
半端なくデカい。でも、学徒が全員一気に入るとなると小さいか。
因みに、俺達人があんまり居ない時間を狙ってはいった。俺はこの学園じゃ不名誉な方で有名らしいし、エミリアもお嬢様だからだ。でも、こんだけの生徒がいる中で全く人が居ないというのは無理があるから、人が少なめの時を狙った。
「おい、あそこにいるのって落ちこぼれのエルリアじゃね?」
「でも、試験でとんでもない結果を出したってゆうじゃん。入学式のときも最優秀合格者としてでてたし。」
本人いる前で本人の話をしますかね、普通。
まぁ、そんなのあんまり気にしない方がいいな。
俺はゆっくり風呂に浸かったあと、体を洗って出て、寮の部屋に戻った。
「遅かったね。」
「そうか?いや、そういやもうこんな時間か。とりあえず、今日はもう寝るか。」
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