俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#12 ロ・ムンドを巡ろう①
「改めて歩いてみると、ロ・ムンドは本当に広いな。」
今、俺は王国ロ・ムンドをルナ姉妹に案内してもらっている。
ルナ「それはそうだよ。なんたって、この王都ロ・ムンドはエリスにある多くの王都の中でも有数の巨大都市なんだから。」
ルノ「ルナ、流石にそんなの誰でも知ってるよ...。」
ルナ「じ、自分の生まれ育ったところだから自慢したいの!もう、ルノは分かってないね。」
ルノ「ハイハイ、ソウデスネー。」
ルナ「もー、ルノってばいつも私のことからかってばっかり...。」
相変わらず仲良しだなぁ。喧嘩するほど仲がいいってこったな。
「それより俺、行きたい所が二つあるんだけど、まずそこに行ってもいいか?」
ルナ「いいんじゃない?みんなは?」
ルノ「私も別にいいけど。」
エミ「私も。」
「よし、それじゃ行こう。」
そうして俺がまず向かったのは
「お!坊主、また来たか。んで、何のようだい?」
俺がまず来たのは、この街で一番最初に寄った串焼き肉屋だ。
「いえ、試験に合格したので、また食べに来たんです。昨日に試験結果が出たんですけど、帰りの時はちょうど昼休憩中だったようでしたから、今日来たんです。」
「お、合格したんか!おめでとさん。んで、何本食うんだい?」
「この子達のも含めて、四本でお願いします。」
「あいよ。そいで、その子達はなんだい?っと、お嬢様もいるじゃねえか。」
「学園の同級生です。エミリアもクラスメイトなんですよ。」
「そうかい。それじゃあ、入学祝いも兼ねて、一本ずつサービスで追加しといてやろう。もちろんサービスの分の金は要らねぇからな。」
「ありがとうございます。」
「あい、ちょうどね。またな、坊主。」
「はい、また来ますね。」
そういって串焼き肉屋を去って行った。
ルナ「あの串焼き肉屋が行きたかった所?」
「ああ、そうだ。」
ルナ「どうして行きたかったの?」
「まぁ、色々あるんだよ。追々話していくよ。それじゃあともう一つ行くか。」
そのもう一つの所というのは
「いらっしゃいませ...ってあれ、君、また来てくれたの?」
俺が次に来たのは、街を歩いているときに見つけた武器屋だ。
ここに来た理由は、ルナ達の武器を買ってやろうと思ったからだ。ルナ達は自分用の武器を持っていないと聞いたからだ。
俺が創造で創ってもいいが、こうやって買ってやった方がいいかなと思った。何故なら、俺は武器の扱いにある程度慣れているからいいが、ルナ達は練習でしか使ったことがなく、俺のように実戦で使ったことがないなら、俺が創るよりプロに聞く方が良いと思った。
「覚えていてくれたんですか。」
「ええ。あんな良い剣持ってたのに、忘れる訳無いじゃないですか。それで、今日は何のようですか?女の子も連れてきて。って、お嬢様!?な、何故いるのですか!?」
「お嬢様は同級生だからです。今日来た理由は、この子達の武器を買いたくて。俺は武器にそこまで詳しくないので、選んでもらいたいんですよ。」
ルナ「え、武器を買うの?」
エミ「私達、お金持ってきてないよ?」
ルノ「そうですよ。」
「いや、金は俺が全額払う。」
「「「え!?」」」
エミ「そ、そんなの悪いよ!」
ルナ「そ、そうだよ!」
「大丈夫、俺は金には困らない。」
ルノ「そ、そんなこと言われましても...。」
「いいから、選んでもらってきて!」
半ば強引になってしまったがルナ達の武器選びが始まった。
「そうだ、鍛冶屋のお父さん居ますか?」
「あ、はい。居ますよ。呼んできましょうか?」
「すいません、お願いします。」
俺がここに来た理由はもう一つある。それは、俺があの鍛冶屋の爺さんの作った武器や防具などに『エンチャント』をかけるということだ。
俺は、学園生活こそ平穏を願っているが、異世界に来たからには冒険者になりたいからな。
そのとき、俺は創造のスキルで何でも作ってしまうだろうが、いざとゆうときに交友関係にある所があるのはいい。
まあ、こんなのは建前で本当は「何となく」だけどな。
「なんだ、お前さん。用ってのは。」
お、来た来た。
「実はこの店、というかあなたの作った武器に付与魔法なんてのはいかがかな、と思いまして。」
付与魔法とは、武器や防具などを強化するための魔法だ。
「...なんでそんなことを。確かに俺の武器にゃ一つも付与魔法付きなんてのはねぇ。だが、俺はこのままでいい。確かに付いていた方が良いがな...。」
「何故付与魔法を付けないのですか?」
「自分の武器が否定されている感じがするからだ。」
「なるほど...。では、これはどうですか?あなたとの共同作品の物として付与魔法付きの武器を作る。」
「...なんだと?」
「あなたの武器が否定されている感じがするのでしたら、あなたの武器はあなたの武器で、そして、付与魔法付きの武器は俺との共同で作った武器、とするんです。」
「...。なるほどな。共同作品、共同作品ねぇ...。今までそんな考え方したことがなかった。いいだろう、その提案乗ろうじゃあねえか。」
「そうですか。それでは...」
「敬語は止めてくれ。俺ぁそんな大層なモンじゃねぇ。それにタメ口の方がなんとなくいいんだ。」
「...分かった。ならべくタメ口で話すようにする。」
「ところでお前さん、まず付与魔法なんて出来んのか?」
「もちろん。」
今、俺は王国ロ・ムンドをルナ姉妹に案内してもらっている。
ルナ「それはそうだよ。なんたって、この王都ロ・ムンドはエリスにある多くの王都の中でも有数の巨大都市なんだから。」
ルノ「ルナ、流石にそんなの誰でも知ってるよ...。」
ルナ「じ、自分の生まれ育ったところだから自慢したいの!もう、ルノは分かってないね。」
ルノ「ハイハイ、ソウデスネー。」
ルナ「もー、ルノってばいつも私のことからかってばっかり...。」
相変わらず仲良しだなぁ。喧嘩するほど仲がいいってこったな。
「それより俺、行きたい所が二つあるんだけど、まずそこに行ってもいいか?」
ルナ「いいんじゃない?みんなは?」
ルノ「私も別にいいけど。」
エミ「私も。」
「よし、それじゃ行こう。」
そうして俺がまず向かったのは
「お!坊主、また来たか。んで、何のようだい?」
俺がまず来たのは、この街で一番最初に寄った串焼き肉屋だ。
「いえ、試験に合格したので、また食べに来たんです。昨日に試験結果が出たんですけど、帰りの時はちょうど昼休憩中だったようでしたから、今日来たんです。」
「お、合格したんか!おめでとさん。んで、何本食うんだい?」
「この子達のも含めて、四本でお願いします。」
「あいよ。そいで、その子達はなんだい?っと、お嬢様もいるじゃねえか。」
「学園の同級生です。エミリアもクラスメイトなんですよ。」
「そうかい。それじゃあ、入学祝いも兼ねて、一本ずつサービスで追加しといてやろう。もちろんサービスの分の金は要らねぇからな。」
「ありがとうございます。」
「あい、ちょうどね。またな、坊主。」
「はい、また来ますね。」
そういって串焼き肉屋を去って行った。
ルナ「あの串焼き肉屋が行きたかった所?」
「ああ、そうだ。」
ルナ「どうして行きたかったの?」
「まぁ、色々あるんだよ。追々話していくよ。それじゃあともう一つ行くか。」
そのもう一つの所というのは
「いらっしゃいませ...ってあれ、君、また来てくれたの?」
俺が次に来たのは、街を歩いているときに見つけた武器屋だ。
ここに来た理由は、ルナ達の武器を買ってやろうと思ったからだ。ルナ達は自分用の武器を持っていないと聞いたからだ。
俺が創造で創ってもいいが、こうやって買ってやった方がいいかなと思った。何故なら、俺は武器の扱いにある程度慣れているからいいが、ルナ達は練習でしか使ったことがなく、俺のように実戦で使ったことがないなら、俺が創るよりプロに聞く方が良いと思った。
「覚えていてくれたんですか。」
「ええ。あんな良い剣持ってたのに、忘れる訳無いじゃないですか。それで、今日は何のようですか?女の子も連れてきて。って、お嬢様!?な、何故いるのですか!?」
「お嬢様は同級生だからです。今日来た理由は、この子達の武器を買いたくて。俺は武器にそこまで詳しくないので、選んでもらいたいんですよ。」
ルナ「え、武器を買うの?」
エミ「私達、お金持ってきてないよ?」
ルノ「そうですよ。」
「いや、金は俺が全額払う。」
「「「え!?」」」
エミ「そ、そんなの悪いよ!」
ルナ「そ、そうだよ!」
「大丈夫、俺は金には困らない。」
ルノ「そ、そんなこと言われましても...。」
「いいから、選んでもらってきて!」
半ば強引になってしまったがルナ達の武器選びが始まった。
「そうだ、鍛冶屋のお父さん居ますか?」
「あ、はい。居ますよ。呼んできましょうか?」
「すいません、お願いします。」
俺がここに来た理由はもう一つある。それは、俺があの鍛冶屋の爺さんの作った武器や防具などに『エンチャント』をかけるということだ。
俺は、学園生活こそ平穏を願っているが、異世界に来たからには冒険者になりたいからな。
そのとき、俺は創造のスキルで何でも作ってしまうだろうが、いざとゆうときに交友関係にある所があるのはいい。
まあ、こんなのは建前で本当は「何となく」だけどな。
「なんだ、お前さん。用ってのは。」
お、来た来た。
「実はこの店、というかあなたの作った武器に付与魔法なんてのはいかがかな、と思いまして。」
付与魔法とは、武器や防具などを強化するための魔法だ。
「...なんでそんなことを。確かに俺の武器にゃ一つも付与魔法付きなんてのはねぇ。だが、俺はこのままでいい。確かに付いていた方が良いがな...。」
「何故付与魔法を付けないのですか?」
「自分の武器が否定されている感じがするからだ。」
「なるほど...。では、これはどうですか?あなたとの共同作品の物として付与魔法付きの武器を作る。」
「...なんだと?」
「あなたの武器が否定されている感じがするのでしたら、あなたの武器はあなたの武器で、そして、付与魔法付きの武器は俺との共同で作った武器、とするんです。」
「...。なるほどな。共同作品、共同作品ねぇ...。今までそんな考え方したことがなかった。いいだろう、その提案乗ろうじゃあねえか。」
「そうですか。それでは...」
「敬語は止めてくれ。俺ぁそんな大層なモンじゃねぇ。それにタメ口の方がなんとなくいいんだ。」
「...分かった。ならべくタメ口で話すようにする。」
「ところでお前さん、まず付与魔法なんて出来んのか?」
「もちろん。」
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Kまる
ほえー…