俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~

Rover

#8 入学式 前半

「それでは、これより第一三三回入学式を始めます。司会進行は学園管理局が務めさせていただきます。それでは、新入生が入場いたします。皆さん、新入生へ歓迎の暖かい拍手を!」

こうして始まった入学式。

「それでは、新入生紹介の方に移ります。名前を呼ばれた新入生はその場に起立してください。」

そうして順々に呼ばれていった。

「ルナ・アイズさん。」

「はい。」

「あれが優秀合格者か。」

「なんか抜けてそうだなぁ。」

「馬鹿、そこがいいんじゃんかよ!」

「エミリア・ロ・ムンドさん。」

「はい。」

「おぉ。あれがお嬢様で、優秀合格者でもある...。」

「か、可愛い...。」

「諦めとけ。俺らには手の届かない高嶺の花だ。」

やっぱり人気だな、お嬢様。

「...。」

な、なんだ。俺を見てる...?

いやいや、たまたま俺の方向を向いているだけだろう。

それにしても、なんでまた顔を赤らめているんだ?

「エルリア・アルフィース君。」

「はい。」

ザワザワ...

「おい、アイツか?エミリア様を押しのいて最優秀合格者だってゆう野郎は。」

「アルフィース家の奴は優秀な奴ばっかだけど、四男のアイツは落ちこぼれだと聞いたんだが...。」

ざわついてるな...。

やっぱり俺のテストの噂は広まってしまっているか...。ん?あ!ルイス兄さんだ!

兄さんもこっちに気付いたみたい。手を振ってくれた。それに俺も振り返した。

...あ、ムルシア兄さん達だ。あの鎖を使って以来、会ってなかったな。ここで仲良く出来たらいいんだけど...。

俺の後も新入生紹介は少し続いた。

「ルノ・アイズさん。」

「はい。」

ルノだ。今日、ルナと一緒に来たけど(入学式はルナと待ち合わせでしていた)。

『あ、あの。』

『ん?』

『...私、まだ完全に信用してないですから。』

『あぁ、いいんだよ。逆にルナが俺のことを信用し過ぎなだけだから。』

『...ふん。』

そんな感じの会話をしたなぁ。まぁ、本当ルナが俺を信用し過ぎなだけだけど、ルナのに慣れちゃってるから少し警戒し過ぎな気がする...。

これが普通なのか?この世界のし人への信頼性の度合いがまだ良く分からん。

「...以上で新入生紹介を終わります。次は優秀合格者と最優秀合格者へ、学園長からお言葉をいただきたいと思います。優秀合格者の方々と最優秀合格者の方は学園長のもとへ。」

「「「「はい。」」」」

急にこんなんやんのか。事前に教えて欲しいもんだ。

みんなで学園長のもとまで行く。

「まずはルナ・アイズ。」

「はい!」

「君は魔法の才能があるようだ。魔法の勉強に励むように。」

「はい、ありがとうございます!」

え?そんだけ?なんか拍子抜けするなぁ。

「次はルノ・アイズ。」

「はい。」

「君は剣術、魔法共に優秀だ。これからも精進するように。」

「はい。ありがとうございます。」

「次はエミリア・ロ・ムンド。」

「はい。」

「君は文武共に優秀なようだ。もっと高見をめざすように。」

「はい。お褒めの言葉、ありがたく頂戴致します。」

うっわ、やっべぇ。この後俺かよ。これ以上の返しを思いつかないんだけど。

「次は最優秀合格者のエルリア・アルフィース。」

「はい。」

「君は...いや、この場で色々と聞くのは止めておこう。後日改めて聞かせてもらう。」

「は、はぁ。」

え?俺こんだけ?

「では、席へお戻り下さい。」

えええ...。俺だけなんかおかしくね?

ザワザワ...

「マジでアイツ何者だよ。」

「まぁ、流石に俺達よりはよわい...と、思いたい。」

またざわついてしまった。

その後は式は順調に進んでいき、入学式は無事終了した。

「それでは皆さん、外にクラスの方と寮の部屋番号が書かれています。そちらの方ご確認の後、自分のクラスの方へ行き、担任の教師の自己紹介等を済ませた後、担当教師の方から寮の鍵を貰って寮の方へいっていただきます。尚、寮の部屋へ着いた後は自由行動になります。ちなみに、寮の部屋は二人で一部屋になります。部屋での相方の方のご確認お願い致します。」

さて、俺のクラスは...。


「俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • Kまる

    どうせ最優秀クラス…

    0
コメントを書く