俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#7 結果発表
今日は試験結果発表当日だ。
みんな外に張り出されてる結果表を見て、
「やったぜ!」
「うわぁ~マジかよ。」
等といったい声が聞こえてくる。
こっからじゃ見えないし、割り込んでいった。
「俺は...。ない?」
俺の名前が見当たらない。
もしかして、実技試験やり過ぎちゃった?
不正を疑われたとかかなぁ。仕方ない。このまま家に帰るしかないな...。来年はもっとまともな結果を出すようにしよう。
そう考えていると、
「おーい、エルリアー!」
と、聞き覚えのある声が。
その呼び声と共にみんながこっちを向く。
「ルナか。」
「そうだよ。えへへ、エルリアは凄いなぁ。」
「え?何が?」
「だって、今回の試験で最優秀合格者をじゃん。ほら。」
と、ルナの指の指す先には、優秀合格者と、その上に最優秀合格者という欄があった。
そこはみていなかった。
優秀合格者には...ルナとルナの妹のルノ、そしてエミリアお嬢様の名が書かれていた。
そして、その上にある最優秀合格者に俺の名前が。
「...マジかよ。」
「本当に凄いね、エルリアは。あ、そうだ。門のところに行くと、今回の試験の点数が書いてある紙が貰えるよ。」
「そうか。じゃあ、貰いに行ってくる。」
「うん、じゃあ私はここで待ってるね。」
「おう。」
そうして俺は結果用紙を貰いに行った。
その道中、
「あの落ちこぼれの野郎が最優秀合格者かよ?」
「不正してんじゃねえの?」
「おい、静かにしろよ!この結果がマジで、アイツに聞かれてたらどうすんだよ!殺されちまうぞ!」
といった声が聞こえてくる。いや、別に殺したりなんかしねぇよ。悪口なんてこっち来てから言われ慣れたし。
それに俺は元々そんな暴力は好きじゃない。
そして、門まできた
「あの、結果用紙を貰えますか?」
「はい。ではお名前を教えてもらえる?」
「はい、エルリア・アルフィースです。」
「!!...エルリア君ね。はいどうぞ。」
「ありがとうございます。」
そうして紙を貰って、ルナのところに戻った。
「戻ったぞ。」
「ヘルニア!で、どうだったの?」
「まだ見てない。」
「じゃあ一緒に見よ!あ、ちなみに私の結果はこれだったよ!」
ルナ・アイズ
合計点:242/200
筆記:92/100
実技
剣術:2/50
魔法:142/50
「魔法オーバーしてるし。剣術は点数取れてんだな。あんなんだったのに。」
「あわわ、見てたの!?エ、エヘヘ。剣を振れてたから一応評価はしてもらえたんだ。そ、そんなことよりエルリアのは?」
「ああ、おれのは...。」
_____________
エルリア・アルフィース
合計点:評価基準オーバー/200
筆記:評価基準オーバー/100
実技
剣術:評価基準オーバー/50
魔法:評価基準オーバー/50
_____________
「...なんだコレ...。」
「こ、こんなの見たことも聞いたことも無いよ。何、評価基準オーバーって。実技は分かるけど、なんで筆記も...。」
なんか色々とおかしい結果になってしまったな。
「...ん?そういえばルノはどうした?一緒じゃないのか?」
「...あ、え!?あ、ああ、ルノね。あの子、自分の結果見たら、すぐに帰っちゃったよ。きっとびっくりし過ぎちゃったんだと思う。」
そうか。まぁ、そりゃそうか。一応ルノの実技を見てたけど、剣術そこそこ、魔法はルナよりは劣るものの、十分くらいの威力だったからな。
俺は基準がよく分からないけど。
「まぁ、俺は合格が分かって良かった。そうだ、明日の入学式はここで待ち合わせで、一緒に行かないか?」
「え!いいの!うん、一緒に行こう!あ、ルノもどうにか説明して一緒に来てもらうからね。」
「あんま無理やり連れてくるなよ。俺は別に一人でも大丈夫だから。」
「ううん、いいの。エルリアのこと誤解されたままじゃ嫌だからね。」
「誤解って。俺達知り合って間もないだろ。まあ、お前が良いんだったら良いよ。それでも、あんま無理に連れてくるなよ?」
「うん、分かった。それじゃまた明日!」
「おう。それじゃあな。」
そういってルナと別れた。
明日は入学式。寮生活が楽しみだけど、俺の印象はあまり良くないだろうな...。
まぁ、その時はその時だ。
あぁ、明日は楽しなような楽しみじゃないような...。
~代表職員会議~
学園長「...皆にここへ集まってもらった理由は分かるな?」
???「ああ。」
???「当たり前ですよ~。」
???「他に何が?」
???「...。」
学園長「...分かっているようだな。それでは、これより、『エルリア・アルフィース』についてのことについて、会議を行っていこうと思う。」
みんな外に張り出されてる結果表を見て、
「やったぜ!」
「うわぁ~マジかよ。」
等といったい声が聞こえてくる。
こっからじゃ見えないし、割り込んでいった。
「俺は...。ない?」
俺の名前が見当たらない。
もしかして、実技試験やり過ぎちゃった?
不正を疑われたとかかなぁ。仕方ない。このまま家に帰るしかないな...。来年はもっとまともな結果を出すようにしよう。
そう考えていると、
「おーい、エルリアー!」
と、聞き覚えのある声が。
その呼び声と共にみんながこっちを向く。
「ルナか。」
「そうだよ。えへへ、エルリアは凄いなぁ。」
「え?何が?」
「だって、今回の試験で最優秀合格者をじゃん。ほら。」
と、ルナの指の指す先には、優秀合格者と、その上に最優秀合格者という欄があった。
そこはみていなかった。
優秀合格者には...ルナとルナの妹のルノ、そしてエミリアお嬢様の名が書かれていた。
そして、その上にある最優秀合格者に俺の名前が。
「...マジかよ。」
「本当に凄いね、エルリアは。あ、そうだ。門のところに行くと、今回の試験の点数が書いてある紙が貰えるよ。」
「そうか。じゃあ、貰いに行ってくる。」
「うん、じゃあ私はここで待ってるね。」
「おう。」
そうして俺は結果用紙を貰いに行った。
その道中、
「あの落ちこぼれの野郎が最優秀合格者かよ?」
「不正してんじゃねえの?」
「おい、静かにしろよ!この結果がマジで、アイツに聞かれてたらどうすんだよ!殺されちまうぞ!」
といった声が聞こえてくる。いや、別に殺したりなんかしねぇよ。悪口なんてこっち来てから言われ慣れたし。
それに俺は元々そんな暴力は好きじゃない。
そして、門まできた
「あの、結果用紙を貰えますか?」
「はい。ではお名前を教えてもらえる?」
「はい、エルリア・アルフィースです。」
「!!...エルリア君ね。はいどうぞ。」
「ありがとうございます。」
そうして紙を貰って、ルナのところに戻った。
「戻ったぞ。」
「ヘルニア!で、どうだったの?」
「まだ見てない。」
「じゃあ一緒に見よ!あ、ちなみに私の結果はこれだったよ!」
ルナ・アイズ
合計点:242/200
筆記:92/100
実技
剣術:2/50
魔法:142/50
「魔法オーバーしてるし。剣術は点数取れてんだな。あんなんだったのに。」
「あわわ、見てたの!?エ、エヘヘ。剣を振れてたから一応評価はしてもらえたんだ。そ、そんなことよりエルリアのは?」
「ああ、おれのは...。」
_____________
エルリア・アルフィース
合計点:評価基準オーバー/200
筆記:評価基準オーバー/100
実技
剣術:評価基準オーバー/50
魔法:評価基準オーバー/50
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「...なんだコレ...。」
「こ、こんなの見たことも聞いたことも無いよ。何、評価基準オーバーって。実技は分かるけど、なんで筆記も...。」
なんか色々とおかしい結果になってしまったな。
「...ん?そういえばルノはどうした?一緒じゃないのか?」
「...あ、え!?あ、ああ、ルノね。あの子、自分の結果見たら、すぐに帰っちゃったよ。きっとびっくりし過ぎちゃったんだと思う。」
そうか。まぁ、そりゃそうか。一応ルノの実技を見てたけど、剣術そこそこ、魔法はルナよりは劣るものの、十分くらいの威力だったからな。
俺は基準がよく分からないけど。
「まぁ、俺は合格が分かって良かった。そうだ、明日の入学式はここで待ち合わせで、一緒に行かないか?」
「え!いいの!うん、一緒に行こう!あ、ルノもどうにか説明して一緒に来てもらうからね。」
「あんま無理やり連れてくるなよ。俺は別に一人でも大丈夫だから。」
「ううん、いいの。エルリアのこと誤解されたままじゃ嫌だからね。」
「誤解って。俺達知り合って間もないだろ。まあ、お前が良いんだったら良いよ。それでも、あんま無理に連れてくるなよ?」
「うん、分かった。それじゃまた明日!」
「おう。それじゃあな。」
そういってルナと別れた。
明日は入学式。寮生活が楽しみだけど、俺の印象はあまり良くないだろうな...。
まぁ、その時はその時だ。
あぁ、明日は楽しなような楽しみじゃないような...。
~代表職員会議~
学園長「...皆にここへ集まってもらった理由は分かるな?」
???「ああ。」
???「当たり前ですよ~。」
???「他に何が?」
???「...。」
学園長「...分かっているようだな。それでは、これより、『エルリア・アルフィース』についてのことについて、会議を行っていこうと思う。」
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コメント
ノベルバユーザー276254
何か失格紋の最強賢者にちょっと似てるなぁ〜