俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
#0 どうしてこうなった
俺、上宮風は今、子供だ。
気が付いたらこうなっていた。しかも、ここは地球じゃない。この子供の記憶もある。前世での記憶もある。この子の性格もコントロールできている。
こうなったのはあの神様とかいう爺さんに会ったからである。
俺は普通の高校生だった。友達もいた。もうそろそろ告白しようとした幼馴染みの女の子もいた。クラスの中では上の下くらいの存在だった。
そんなある日、起きたら俺の部屋じゃなかった。ベットで寝てたのに地べたに横になっいてる。起き上がって辺りを見回す。
何も無い。ただ、真っ白な空間が永遠に続いているだけだった。
その時、
「おう、起きたか。」
「へ?」
振り返ると仙人みたいな格好をした爺さんがいた。
「そいじゃ、今から説明するからそこに座っとくれ。」
爺さんがそういうと、何も無かったはずの所にちゃぶ台が出てきた。
もう何が何だか分からない。取り敢えず今のこの状況を説明してくれると言うから、ちゃぶ台に対になるように座った。
「んじゃ順を追って説明しようかの。まずは第一にお主は死んでしまっている。」
は?俺が死んでいる?意味が分からん。
「その死因なんじゃが...。」
「ちょ、ちょっと待って下さい。俺が死んだ?今ここにいるじゃないですか。てゆうかそもそもここが何処であなたが誰か説明して下さい。」
「あぁ、儂は人間界で言う『神様』というやつじゃ。そしてここは誤って死んでしまった者への...対応室みたいなものじゃ。で、死因なんじゃが、今の話を聞いての通りこっち側の手違いなんじゃよ。」
「ちょちょちょ、待って下さい。今整理するんで一旦落ち着かせて下さい。」
~数分後~
「取り敢えず僕はあなた、もとい神様の手違いによる誤死、ということでいいんですね?」
「ああ、そうじゃ。」
なんてこった。それなりに順風満帆な人生を送っていたのに。幼馴染みに告白できずに死んでしまうなんて。
「ん?待って下さい。それなら、生き返らせて下さいよ。誤って亡くならせてしまっただけならば、生き返らせることもできるんじゃないですか?」
そうだよ、生き返らせてもらえるかもしんないじゃん。ワンチャンあるかもしれないな。
「すまんのぅ、それは出来んのじゃ。」
はい、詰んだ。
「なぜなら、もう葬式すんでしまってるんじゃよ。お主の。」
えぇ...。それりゃないよ。まぁ、そんな簡単に生き返れるわけ無いか。ああ。愛しき彼女よ、さらばだ。...自分でも少しキモいな、と思った。
「それで、僕はこれからどうなるんですか?」
よくあるラノベや漫画だとチート転生が基本だけど、そうはいかないか?
「主がもう一度人生を歩むことを望むなら、まぁ、ここからはお約束、とでも言えばわかるかのう?」
「異世界転生、ですか。」
「そうじゃ。厳密に言えば『ちぃと転生』とかいうやつじゃな。」
やべぇ、まじで来るとは。てっきり俺は地球にふつーに記憶無くなって転生、的なもんかと。
「ありがとうございます。」
「お主は生前、なかなかに良い行いを多くこなしていたからな。これくらいしてやらんとお主が不憫じゃわい。」
俺ってそんな良い行いしてたっけ?まあいいや。
「それでは、まずはお主が欲しい能力を言うが良い。」
まあ、取り敢えずはチート能力だよな。何にしよう...。
「『創造』の能力でお願いします。」
取り敢えずはこの能力。異世界なら結構役立ちそうなもんだ。それとも、少し危険な能力か?
「いいじゃろう。お主ならば悪用はせんじゃろ。細かい条件とかはあるかの?」
まじか。結構寛大な神様だな。てか、俺めっちゃ信用されとるやん。そんな良いことした記憶が無いから申し訳ないな。
「細かい条件は、これといってないんですが、強いて言うなら限界はなしにして欲しいですかね。」
制限とかあると面倒だからな。神様も説明面倒だろうし。
「分かった。他に何か欲しい能力はあるかの?」
能力は創造で作ればいいし、他に初期で持っていたい能力は...。ないな。もういいか。
「いえ、特には無いですかね。これだけで十分です。」
「ふむ、では次に見た目などに何か条件はあるか?」
今のままでいいか。別に不細工ってほどでもないし。
「今のままでいいです。髪色や目の色はその世界に合わせてもらえればと。」
「そうか。それでは最後に、転生は今のままで行くか、それとも人の子として行くか、決めるがよい。」
「どうゆうことですか?」
「今の姿のまま、何処かの森や人の街の近くに召喚されるような形か、それとも、異世界のだれかの子になって、最初こそ主の記憶は無く、異世界に溶け込むため、子供の意思として生活するが、5,6才ほどになってから記憶が蘇り、その時に能力も付与する、といった形をとりるか。まぁ後者の方の説明が難しかったと思うが、主の自由だ。選ぶがよい。」
そうだなぁ、前者はよくあるラノベだし、ここは...
「後者でお願いします。」
「良かろう。それでは主の行動、儂が見届けるとしよう。それではゆくのじゃ、優しき者、上宮風よ。」
気が付いたらこうなっていた。しかも、ここは地球じゃない。この子供の記憶もある。前世での記憶もある。この子の性格もコントロールできている。
こうなったのはあの神様とかいう爺さんに会ったからである。
俺は普通の高校生だった。友達もいた。もうそろそろ告白しようとした幼馴染みの女の子もいた。クラスの中では上の下くらいの存在だった。
そんなある日、起きたら俺の部屋じゃなかった。ベットで寝てたのに地べたに横になっいてる。起き上がって辺りを見回す。
何も無い。ただ、真っ白な空間が永遠に続いているだけだった。
その時、
「おう、起きたか。」
「へ?」
振り返ると仙人みたいな格好をした爺さんがいた。
「そいじゃ、今から説明するからそこに座っとくれ。」
爺さんがそういうと、何も無かったはずの所にちゃぶ台が出てきた。
もう何が何だか分からない。取り敢えず今のこの状況を説明してくれると言うから、ちゃぶ台に対になるように座った。
「んじゃ順を追って説明しようかの。まずは第一にお主は死んでしまっている。」
は?俺が死んでいる?意味が分からん。
「その死因なんじゃが...。」
「ちょ、ちょっと待って下さい。俺が死んだ?今ここにいるじゃないですか。てゆうかそもそもここが何処であなたが誰か説明して下さい。」
「あぁ、儂は人間界で言う『神様』というやつじゃ。そしてここは誤って死んでしまった者への...対応室みたいなものじゃ。で、死因なんじゃが、今の話を聞いての通りこっち側の手違いなんじゃよ。」
「ちょちょちょ、待って下さい。今整理するんで一旦落ち着かせて下さい。」
~数分後~
「取り敢えず僕はあなた、もとい神様の手違いによる誤死、ということでいいんですね?」
「ああ、そうじゃ。」
なんてこった。それなりに順風満帆な人生を送っていたのに。幼馴染みに告白できずに死んでしまうなんて。
「ん?待って下さい。それなら、生き返らせて下さいよ。誤って亡くならせてしまっただけならば、生き返らせることもできるんじゃないですか?」
そうだよ、生き返らせてもらえるかもしんないじゃん。ワンチャンあるかもしれないな。
「すまんのぅ、それは出来んのじゃ。」
はい、詰んだ。
「なぜなら、もう葬式すんでしまってるんじゃよ。お主の。」
えぇ...。それりゃないよ。まぁ、そんな簡単に生き返れるわけ無いか。ああ。愛しき彼女よ、さらばだ。...自分でも少しキモいな、と思った。
「それで、僕はこれからどうなるんですか?」
よくあるラノベや漫画だとチート転生が基本だけど、そうはいかないか?
「主がもう一度人生を歩むことを望むなら、まぁ、ここからはお約束、とでも言えばわかるかのう?」
「異世界転生、ですか。」
「そうじゃ。厳密に言えば『ちぃと転生』とかいうやつじゃな。」
やべぇ、まじで来るとは。てっきり俺は地球にふつーに記憶無くなって転生、的なもんかと。
「ありがとうございます。」
「お主は生前、なかなかに良い行いを多くこなしていたからな。これくらいしてやらんとお主が不憫じゃわい。」
俺ってそんな良い行いしてたっけ?まあいいや。
「それでは、まずはお主が欲しい能力を言うが良い。」
まあ、取り敢えずはチート能力だよな。何にしよう...。
「『創造』の能力でお願いします。」
取り敢えずはこの能力。異世界なら結構役立ちそうなもんだ。それとも、少し危険な能力か?
「いいじゃろう。お主ならば悪用はせんじゃろ。細かい条件とかはあるかの?」
まじか。結構寛大な神様だな。てか、俺めっちゃ信用されとるやん。そんな良いことした記憶が無いから申し訳ないな。
「細かい条件は、これといってないんですが、強いて言うなら限界はなしにして欲しいですかね。」
制限とかあると面倒だからな。神様も説明面倒だろうし。
「分かった。他に何か欲しい能力はあるかの?」
能力は創造で作ればいいし、他に初期で持っていたい能力は...。ないな。もういいか。
「いえ、特には無いですかね。これだけで十分です。」
「ふむ、では次に見た目などに何か条件はあるか?」
今のままでいいか。別に不細工ってほどでもないし。
「今のままでいいです。髪色や目の色はその世界に合わせてもらえればと。」
「そうか。それでは最後に、転生は今のままで行くか、それとも人の子として行くか、決めるがよい。」
「どうゆうことですか?」
「今の姿のまま、何処かの森や人の街の近くに召喚されるような形か、それとも、異世界のだれかの子になって、最初こそ主の記憶は無く、異世界に溶け込むため、子供の意思として生活するが、5,6才ほどになってから記憶が蘇り、その時に能力も付与する、といった形をとりるか。まぁ後者の方の説明が難しかったと思うが、主の自由だ。選ぶがよい。」
そうだなぁ、前者はよくあるラノベだし、ここは...
「後者でお願いします。」
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