絶対わざと神様は私だけ違う場所に転移させたし、ちらりと透けて見える魔王ってのはどういうこと?

がーねっと

異世界転移147日目みたいですよっと。

おはよーございまーす!
さてさて~、昨日の夜何かあったのかなぁ?


目の前に変な人たちいるし……。


「ジョン説明!」
「盗賊いたから壊滅させて生け捕りにした」
「マスタ、止メ、刺ス」
「なるほど~、だから目の前に変なおっさん達がいるのね」
「ソウ」
「じゃあ、後で止め刺すから街の外に連れていこうか。部屋が汚れて大金ぶんどられるのも嫌だから」
「ジョン、頼、ンダ」
「ちっ、わーったよ」


そう言って、一人で盗賊たちを外へ運び出すジョン。
ブレットは部屋をキレイにして、私は出ていく準備をする。
あいつら、鑑定してないけどなにしたんだろう?
まあそこまで気にすることでもないと思うけど……。


「そういえば、賞与の基準がわからないなぁ」
「説明、スル?」
「あ、じゃあお願いしようかな!」
「分カ、ッタ」


と、いうわけで説明していただきましたー!!
わー、どんどんパフパフ~。


表にまとめてみました!
こちらです!!






  01.盗み Lv.×300クロ
  02.傷害 Lv.×1000クロ
  03.強姦 Lv.×5,000クロ
  04.詐欺 Lv.×10,000クロ
  05.殺害 Lv.×10,000クロ(1人~10人)
  06.殺害 Lv.×15,000クロ(11人~50人)
  07.殺害 Lv.×20,000クロ(51人~100人)
  08.殺害 Lv.×25,000クロ(101人~500人)
  09.殺害 Lv.×100,000クロ(501人~1000人)
  10.殺害 Lv.×500,000クロ(1001人~)




こんな感じです。
表にしたわけ?
そりゃ今から計算するためですよ。


てことでー、いきますよー?


97層のボス、Lv.392.
今考えるとよくLv.1で倒せたよねー。
んで、ブレットが言うにはこいつに9を適用。


392×100,000=39,200,000


3920万クロです。
うっひゃー、日本円にするとー、39億2千万円……。


O,Oh……


さ、さあ、次へ行ってみよう。
98層の相手はあのコウモリ!


Lv.130のザココウモリ2660匹とLv.200のボスコウモリ125匹。
ザコのお値段はLv.130に7を適用。


130×2660×20000=6,916,000,000


69億1600万クロ……うへへへへ。
お金ってすばらしい。
いやぁ、お金はいくらあっても足りないしね!
使うところなんてなかったからしょうがないんだけど。
ボスコウモリはLv.200に8を適用。


200×125×25,000=625,000,000


6億2500万クロだ!
合わせると75億4100万クロ。
……いったいこれだけのお金をあの魔窟の中で使う機会なんてあったのか不思議だ。
外の世界でも使っていないのに。


まあ、いいや、次。
99層のヴァンパイア。
Lv.715に01と10を適用。


700×300×500,000=107,250,000,000


1072億5000万クロです。
やばいよなぁ。
ありえないよねぇ。
敵を倒しただけでお金がもらえるなんて外の世界ではどうなんだろ?
聞いてみたら、ここまでお金はもらえないものの、ドロップするそうです。
だから、盗賊とかいるんだ。
貴族とかは持ち物とかもたまにドロップするみたい。
だからよく狙われるのね。


で、すべてを合わせて114,830,200,000クロです。
1448億3020万クロ……。
に、日本円にすると……14兆4830億2000万円で、す……。


で、今の所持金はギルドとかに使ったせいで減ってるはず……。
あれ?
増えてる?
なんか、増えてるんじゃね?


「所持金増えてる!!」
「盗賊のじゃねぇの?」
「いやいや、そんわけない!だって億単位で増えてるもの!」
「ギルド、入ルト、キ」
「ああ、ギルドに加盟するときに払う金か。なるほどな」
「あ、あーね」
「?ア、ネ?」
「うん。気にしないで」
「取りあえず、盗賊ぶっ殺して金を手に入れようぜ」」
「そうだね!そうしよう!!」


というわけで、目の前で縛られている馬鹿な盗賊たちを【死刑執行】をかけたナイフで首をはねる。
で、お金を確認するとそこまで多くない……。


「336,100クロでしあ……」
「デシ、ア?」
「……気にしないで」
「まあ、ほら。雑魚だし」
「そうだよね!」
「大キイ、トコ行ク」
「さっさと王都行けば罪を持った奴なんていっぱいいるさ」
「王都ねぇ」
「行ク?」


んー、王都かぁ。
行くつもりだったけどそこまで急いでなかったんだよねー。
でもお城は見てみたいよねー。


「よし、行こうか!!」
「分カ、ッタ。案内、スル」
「王都までの危険察知は任せろ」
「よーし、じゃあ王都へー?しゅっぱーつしんこーう!!」


てことで、今日から本格的に王都へと向かいます!!







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