魔王LIFE
13話 城を出る
「んっ……ここは……城?」
気づけば城の自分の部屋にいた。
ㅤあの出来事が夢であることを願い、起き上がる。
「おはよう」
「っ……ミシェル」
ミシェルが横に座っていた。つまりアレは現実で、ミシェルがここまで運んでくれたのだろう。
「メイドさんや執事さん達が混乱してたけど、事情を説明したら部屋に入れてくれたよ」
「そっか……」
ちゃんと仕事出来ていたのだろうか。人と会う時は幻影魔法と言っていた。突然人が来ても対応できたのか。
「いたたた……」
「あ、まだゆっくりしてた方がいい。お腹と顔に痣が出来てたから」
「お腹に……」
「あ、たっ、ただ確認しただけだから! イヤらしい意味で見たわけじゃないよ?」
「うん、分かってる。……なんか口調変わった?」
いつもは敬語で接してくれていたが、今は普通に砕けた感じだ。
「少しでも安心させた方が良いかなって思ってね。戻しましょうか?」
「戻さなくていいよ。今の方が好き」
「好き……」
ミシェルは両手を顔に当てて照れた。
ㅤでも、こんなにゆっくりしてる暇はない。リアンがサハルの奴隷にされた。助けなければ……でも俺なんかが助けれる訳……。
「助けに行きたいの?」
「行きたいんじゃない。行かなきゃいけない」
「ルトが行ったら危険だよ……僕に任せて」
「ダメ……ミシェルに迷惑かけてられない。それにリアンは私の一番最初の仲間なの」
この世界に来て、城を作るきっかけをくれたのも。色々とサポートしてくれたのもリアンだった。
ㅤリアンがいなければ、この城は成立しないし俺も何も出来なくなる。
「戦うつもりなのかい?」
「戦わなきゃ……助けれない」
「……リアンがそれほど大切なんだね」
当たり前だ。きっと俺なんかよりリアンの方が凄い。
「だからミシェル。私に戦いを教えて」
「……断るって言っても無理そうだね。分かった」
「ありがとう」
ミシェルに戦い方を教えてもらえるようになった。
ㅤサハルが言っていた事を思い出す。『この世界にもレベルはある』 と、確かにそう言っていた。
ㅤただそのレベルが分からないだけで、確実に存在するというのなら……。俺もレベルを上げてサハルよりも強くならないといけない。
ㅤ俺には技能 《全能力2倍》 がある。短時間で強くなれるだろう。
「ルトがもし死んだら。なんて考えたくないんだけど、どうしても戦うつもりなら。少しでも死なないように、精一杯稽古をつけるよ」
「覚悟は出来てる」
俺はリアンを救うためにも。決意を込めた目でミシェルの目を見た。
「じゃあ時間が無いし、早速稽古を始めるよ。どこかに広く使える場所はある?」
「1階のホールは広いし、頑丈だから暴れても大丈夫だと思う」
「分かった。《ヒール》……これで少なくとも動けるようになったから、行こうか」
顔と溝落ちの痛みがなくなり、無理なく動けるようになった。
ㅤ一緒にホールまで向かい、近くにいた執事に適当な剣を持ってきてもらった。
「色んなことを一気に教えるから、頑張って」
ーーーーー
〜数時間後〜
「やっぱり、剣術には向いていないと思う」
「そっか……」
「でも魔法の扱いには長けているから、それを応用すればいい。
ㅤルトは成長が早いから、3ヵ月もあれば僕くらいには慣れるかも」
「褒められて伸びるタイプじゃないからね?」
「分かってる」
とはいえ、褒められると素直に嬉しい。
ㅤ俺が魔王だから凄いのは当然だけど、サハルやミシェルのような強さになるまでどのくらいかかるのだろう。
「ミシェル。リアンを早く救いたい。街の人々助けたい」
「ルトが街の人まで背負うのは……でも焦っちゃダメだよ。ワンステップワンステップ、確実に上達していこう」
「厳しめにお願い」
少しでも早く、レベルを上げれるよう厳しい稽古をつけてもらいたい。
ㅤレベルの確認方法は多分ない。それでも確実に成長しているのは実感している。たまに体の底から力が湧いてくるような、精神的に強くなるような感覚がやってくる。
ㅤ道が見えているのなら、やる気は完璧だ。
ーーーーー
〜3日後〜
剣術と魔術の基本的な戦い方と、二つを合わせた戦い方を学び終わり。次は模擬訓練。
ㅤミシェルと俺で、剣と魔法を使い戦う。しかし力の差が大きいので、ミシェルには手加減してもらっている。
ㅤそれだと成長が遅くなるのだが、ミシェルが本気を出すと俺を傷つけてしまうから怖い、だそうだ。
「動ける空間、相手の予備動作、攻撃のチャンス。これらを意識しながら戦えるようにはなってきているよ。
ㅤ驚くほど早い成長、1ヵ月で僕を超えちゃうかもね」
「褒めても成長しないよ。もっと厳しく」
「いや、これでも厳しくしてる方だよ。ルトが僕の予想を遥かに上回ってるんだ」
どうやら本音らしい。確かに魔王で《全能力2倍》を持っているとはいえ、サハルのような強さを手に入れる事は難しいだろう。
「自分では気付いてないと思うけど、最初の頃より動きも一撃の重さも段違いに成長してる。
ㅤもっと厳しい稽古をしてみるけど……」
「大丈夫。どれだけ厳しい事をしてもミシェルの事は嫌いにならないから」
「ほ、本当? ……じゃあ…僕ちょっと本気で戦ってみるよ」
ついにミシェルが本気を出す。
ㅤサハルと互角の強さ、それに今の俺がどれだけ戦えるのか。凄く楽しみだ。
「いままで習ったことを全て出し切って戦ってみて」
「分かった。私も使える魔力全力で使う」
その日から、城のホールからは鉄が激しくぶつかり合う音が響き、魔物組、魔族組達が見学するようになった。
ーーーーー
それから1ヵ月と2週間が経った頃。ついにミシェルに勝つことができた。
「驚いた……」
「「うおおぉぉっ!! ルト様ぁぁ!!!」」
最初の頃は、ボコボコ……とまではいかないが全く歯が立たなかった。いつになったら勝てるのだろう、と苦しんでいた。
ㅤしかし、最近になって急に成長してきた。ミシェルの動きが以前よりもゆっくりと見えて、体も思い通りに動くようになった。
「前々から負けそうって思ってたけど……あっという間に僕を越えちゃったね」
「ミシェルのお陰だよ」
弟子は師匠を越せない。と俺は思っていた。
ㅤ何故なら弟子は師匠の動きを学ぶから。師匠の動き以上を手に入れるのは更に上の人に習わなければならない、と。
ㅤしかし、根本的な能力が高い人は師匠を越せるのだ。俺の《全能力2倍》という技能が、幸をなした。
「これで……リアンを助けれるかな……」
「さぁ、どうだろう。この間にも魔王は強くなってる可能性がある。それに魔王の住む場所もまだ分かっていない」
あぁそうだ。魔王がどこに住んで、どこで奴隷を働かせているか。その情報が無ければ助けに向かうことができない。
ㅤヴァンパイア達に探してもらうか……でもそれだとこの城はしばらくの間戦力が下がってしまう。
「ルト。提案があるんだけど、いいかな?」
「何?」
「僕とルトで、一緒に国の人々とリアンを助ける為に。魔王を倒すために世界を渡り歩かないかい?
ㅤ魔物と戦うこともある。それで少しずつ成長していけるし、魔王の居場所も探すことが出来る」
となると、この城はどうなるのだろうか。
「テスラ。居る?」
「はっ、どうなさいましたかルト様」
「私がいない間、この城を任せてもいいかな」
ヴァンパイアの王テスラ。多分頭の良さはリアンよりも上だろう。
「お任せ下さい。ルト様の代わりとして恥じない働きを……」
「じゃあ皆を頼んだよ。ミシェル、いつ頃城を出るの?」
「随分と決断早いんだね……。一応必要な持ち物を準備できしだい出ようと思う。
ㅤ向かう先は少し遠くにある小さな街。そこで魔王の情報を聞こう」
様々な地域を向かって、レベルを上げつつ魔王の情報を手に入れる。それが一番だろう。
「じゃあテスラとキルシュ。私とミシェルの持ち物を持ってきて」
「「分かりました」」
うん、便利だ。これなら俺がいない間も心配はなさそうだな。
「ルト。こういう理由ではあるものの、君と一緒に冒険できるなんて夢みたいだよ」
「私も初めての冒険がミシェルと一緒で嬉しいよ」
「絶対に皆を助け出そう」
ミシェルは、龍の爪の首飾りを持った。
ㅤ俺も同じ首飾りを持って。
「2人で行くなら不可能はないよ」
そういって。城を出る決意を完璧に固めた。
ㅤこれからは知らない場所で、未知の体験を多くすることになるだろう。その度にミシェルに迷惑をかけるだろう。
ㅤ俺はいつまでも怠惰でいる訳にはいかない。自分で出来る事は自分で解決して、ミシェルに迷惑をかけないよう努力する。
ㅤリアンと国の人々を助ける為に、俺は今変わらなければならない。
気づけば城の自分の部屋にいた。
ㅤあの出来事が夢であることを願い、起き上がる。
「おはよう」
「っ……ミシェル」
ミシェルが横に座っていた。つまりアレは現実で、ミシェルがここまで運んでくれたのだろう。
「メイドさんや執事さん達が混乱してたけど、事情を説明したら部屋に入れてくれたよ」
「そっか……」
ちゃんと仕事出来ていたのだろうか。人と会う時は幻影魔法と言っていた。突然人が来ても対応できたのか。
「いたたた……」
「あ、まだゆっくりしてた方がいい。お腹と顔に痣が出来てたから」
「お腹に……」
「あ、たっ、ただ確認しただけだから! イヤらしい意味で見たわけじゃないよ?」
「うん、分かってる。……なんか口調変わった?」
いつもは敬語で接してくれていたが、今は普通に砕けた感じだ。
「少しでも安心させた方が良いかなって思ってね。戻しましょうか?」
「戻さなくていいよ。今の方が好き」
「好き……」
ミシェルは両手を顔に当てて照れた。
ㅤでも、こんなにゆっくりしてる暇はない。リアンがサハルの奴隷にされた。助けなければ……でも俺なんかが助けれる訳……。
「助けに行きたいの?」
「行きたいんじゃない。行かなきゃいけない」
「ルトが行ったら危険だよ……僕に任せて」
「ダメ……ミシェルに迷惑かけてられない。それにリアンは私の一番最初の仲間なの」
この世界に来て、城を作るきっかけをくれたのも。色々とサポートしてくれたのもリアンだった。
ㅤリアンがいなければ、この城は成立しないし俺も何も出来なくなる。
「戦うつもりなのかい?」
「戦わなきゃ……助けれない」
「……リアンがそれほど大切なんだね」
当たり前だ。きっと俺なんかよりリアンの方が凄い。
「だからミシェル。私に戦いを教えて」
「……断るって言っても無理そうだね。分かった」
「ありがとう」
ミシェルに戦い方を教えてもらえるようになった。
ㅤサハルが言っていた事を思い出す。『この世界にもレベルはある』 と、確かにそう言っていた。
ㅤただそのレベルが分からないだけで、確実に存在するというのなら……。俺もレベルを上げてサハルよりも強くならないといけない。
ㅤ俺には技能 《全能力2倍》 がある。短時間で強くなれるだろう。
「ルトがもし死んだら。なんて考えたくないんだけど、どうしても戦うつもりなら。少しでも死なないように、精一杯稽古をつけるよ」
「覚悟は出来てる」
俺はリアンを救うためにも。決意を込めた目でミシェルの目を見た。
「じゃあ時間が無いし、早速稽古を始めるよ。どこかに広く使える場所はある?」
「1階のホールは広いし、頑丈だから暴れても大丈夫だと思う」
「分かった。《ヒール》……これで少なくとも動けるようになったから、行こうか」
顔と溝落ちの痛みがなくなり、無理なく動けるようになった。
ㅤ一緒にホールまで向かい、近くにいた執事に適当な剣を持ってきてもらった。
「色んなことを一気に教えるから、頑張って」
ーーーーー
〜数時間後〜
「やっぱり、剣術には向いていないと思う」
「そっか……」
「でも魔法の扱いには長けているから、それを応用すればいい。
ㅤルトは成長が早いから、3ヵ月もあれば僕くらいには慣れるかも」
「褒められて伸びるタイプじゃないからね?」
「分かってる」
とはいえ、褒められると素直に嬉しい。
ㅤ俺が魔王だから凄いのは当然だけど、サハルやミシェルのような強さになるまでどのくらいかかるのだろう。
「ミシェル。リアンを早く救いたい。街の人々助けたい」
「ルトが街の人まで背負うのは……でも焦っちゃダメだよ。ワンステップワンステップ、確実に上達していこう」
「厳しめにお願い」
少しでも早く、レベルを上げれるよう厳しい稽古をつけてもらいたい。
ㅤレベルの確認方法は多分ない。それでも確実に成長しているのは実感している。たまに体の底から力が湧いてくるような、精神的に強くなるような感覚がやってくる。
ㅤ道が見えているのなら、やる気は完璧だ。
ーーーーー
〜3日後〜
剣術と魔術の基本的な戦い方と、二つを合わせた戦い方を学び終わり。次は模擬訓練。
ㅤミシェルと俺で、剣と魔法を使い戦う。しかし力の差が大きいので、ミシェルには手加減してもらっている。
ㅤそれだと成長が遅くなるのだが、ミシェルが本気を出すと俺を傷つけてしまうから怖い、だそうだ。
「動ける空間、相手の予備動作、攻撃のチャンス。これらを意識しながら戦えるようにはなってきているよ。
ㅤ驚くほど早い成長、1ヵ月で僕を超えちゃうかもね」
「褒めても成長しないよ。もっと厳しく」
「いや、これでも厳しくしてる方だよ。ルトが僕の予想を遥かに上回ってるんだ」
どうやら本音らしい。確かに魔王で《全能力2倍》を持っているとはいえ、サハルのような強さを手に入れる事は難しいだろう。
「自分では気付いてないと思うけど、最初の頃より動きも一撃の重さも段違いに成長してる。
ㅤもっと厳しい稽古をしてみるけど……」
「大丈夫。どれだけ厳しい事をしてもミシェルの事は嫌いにならないから」
「ほ、本当? ……じゃあ…僕ちょっと本気で戦ってみるよ」
ついにミシェルが本気を出す。
ㅤサハルと互角の強さ、それに今の俺がどれだけ戦えるのか。凄く楽しみだ。
「いままで習ったことを全て出し切って戦ってみて」
「分かった。私も使える魔力全力で使う」
その日から、城のホールからは鉄が激しくぶつかり合う音が響き、魔物組、魔族組達が見学するようになった。
ーーーーー
それから1ヵ月と2週間が経った頃。ついにミシェルに勝つことができた。
「驚いた……」
「「うおおぉぉっ!! ルト様ぁぁ!!!」」
最初の頃は、ボコボコ……とまではいかないが全く歯が立たなかった。いつになったら勝てるのだろう、と苦しんでいた。
ㅤしかし、最近になって急に成長してきた。ミシェルの動きが以前よりもゆっくりと見えて、体も思い通りに動くようになった。
「前々から負けそうって思ってたけど……あっという間に僕を越えちゃったね」
「ミシェルのお陰だよ」
弟子は師匠を越せない。と俺は思っていた。
ㅤ何故なら弟子は師匠の動きを学ぶから。師匠の動き以上を手に入れるのは更に上の人に習わなければならない、と。
ㅤしかし、根本的な能力が高い人は師匠を越せるのだ。俺の《全能力2倍》という技能が、幸をなした。
「これで……リアンを助けれるかな……」
「さぁ、どうだろう。この間にも魔王は強くなってる可能性がある。それに魔王の住む場所もまだ分かっていない」
あぁそうだ。魔王がどこに住んで、どこで奴隷を働かせているか。その情報が無ければ助けに向かうことができない。
ㅤヴァンパイア達に探してもらうか……でもそれだとこの城はしばらくの間戦力が下がってしまう。
「ルト。提案があるんだけど、いいかな?」
「何?」
「僕とルトで、一緒に国の人々とリアンを助ける為に。魔王を倒すために世界を渡り歩かないかい?
ㅤ魔物と戦うこともある。それで少しずつ成長していけるし、魔王の居場所も探すことが出来る」
となると、この城はどうなるのだろうか。
「テスラ。居る?」
「はっ、どうなさいましたかルト様」
「私がいない間、この城を任せてもいいかな」
ヴァンパイアの王テスラ。多分頭の良さはリアンよりも上だろう。
「お任せ下さい。ルト様の代わりとして恥じない働きを……」
「じゃあ皆を頼んだよ。ミシェル、いつ頃城を出るの?」
「随分と決断早いんだね……。一応必要な持ち物を準備できしだい出ようと思う。
ㅤ向かう先は少し遠くにある小さな街。そこで魔王の情報を聞こう」
様々な地域を向かって、レベルを上げつつ魔王の情報を手に入れる。それが一番だろう。
「じゃあテスラとキルシュ。私とミシェルの持ち物を持ってきて」
「「分かりました」」
うん、便利だ。これなら俺がいない間も心配はなさそうだな。
「ルト。こういう理由ではあるものの、君と一緒に冒険できるなんて夢みたいだよ」
「私も初めての冒険がミシェルと一緒で嬉しいよ」
「絶対に皆を助け出そう」
ミシェルは、龍の爪の首飾りを持った。
ㅤ俺も同じ首飾りを持って。
「2人で行くなら不可能はないよ」
そういって。城を出る決意を完璧に固めた。
ㅤこれからは知らない場所で、未知の体験を多くすることになるだろう。その度にミシェルに迷惑をかけるだろう。
ㅤ俺はいつまでも怠惰でいる訳にはいかない。自分で出来る事は自分で解決して、ミシェルに迷惑をかけないよう努力する。
ㅤリアンと国の人々を助ける為に、俺は今変わらなければならない。
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