優しい時間

月前ノ星

信じて欲しい。

「自分が嫌いだ」
そぉ言い切る君を
危なかしくて 見ていられない。

「感情を抑えられず
                   言葉で人を傷付けた」
「言葉足らずで 
                   人を不愉快にさせた」
「こんな自分が
                  本当に嫌で仕方ない」

嫌いな理由をあげては
顔を伏せていく君の
その頬に両手を添えて
その心の殻ごと
優しく包み込みたい。

そんな君が好きなのだと。

真っ直ぐに悩み 苦しみ 生きている
そんな君が大好きなのだと。

君が欠点だと思っている
全てのことが
君を好きな理由なのだと。

もし、自分を信じられない時は
                  私の言葉を信じて欲しい。

君はそのままでいいんだよ。
そのままの君を 愛している。




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