僕は異世界召喚され召喚士になりました。
3✣戻れる方法
俺は今、罰を受けています。
理由は簡単で、冒険者でありながらたまたま手にしたプチ財力で自堕落な生活をし、仲間である女冒険者のリタを1人でクエストにいかせ自分は1人部屋でゴロゴロと......。
そんな俺に、リタは古龍討伐という冒険者らしいクエストでチャンスをくれたにも関わらず俺は、知らない女性を助けそこまでは好印象だったらしいのだがここからが問題で......その女に古龍を討伐された挙句その成果を自分のものにしようとしたことがバレ......。
現在俺は、ゴブリンの群れ完全制圧クエストを受けさせられていた。
「ゴブリンの数...約.........」
「多すぎだろっ!!!!あっ......」
ゴブリンの数が多すぎるため俺は思わず大声で叫んでしまいそのせいでゴブリン達に気づかれてしまった。
oh......俺、ここで死ぬんだな。
「こい、イムレ!」
俺は覚悟を決めイムレを呼び出す...が召喚陣が展開されるようすがない。
「え( °꒫° )?」
そう言えばリタのご機嫌をとるためにイムレのぷよぷよ感を味わっていただきたいとか適当なこと言って置いてきちまった......。
俺がそんな事を考えている間にゴブリン達はいっせいに襲いかかってくる。
「うぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ」
次々に襲いかかってくるゴブリン達はあっという間に俺の身体の肉を貪り、初めは腕を食いちぎり奪い合う、そして脚、首、頭などを切り離し食い尽くしていく。
海響青葉は死んだ。
死んだはずなのに......意識がある。身体も、喰われたのに...動かせる気がする。周りは暗い。
「ここ、どこだ」
あ、声も出せた。そんな当たり前のことに疑問を抱いていると
「やぁ、海響青葉」
後ろから声をかけられた。
俺は、こいつのことを......
「お前誰だ?」
勿論知らない。
「ふふっ。そっか...あの時は会わなかったよね」
不敵に笑うその少女は不覚にも可愛いと思ってしまった。
「初めまして海響君、私はこの世界の創造神システィー・グノーシス。気軽にシスティーって呼んでくれてかまわないよ」
システィーと名乗ったこの少女はどうやら神様らしい。
「じゃ、システィー」
「なに?」
「俺が、ここに来た理由を2つ説明してくれ」
俺の質問にシスティーはまたも不敵に笑う。
「いいね。最高だよっ!ふふっ」
自身の興奮を言葉であらわにしシスティーは俺の質問に答える。
「まず、1つ目君がここに来た理由つまり、この世界に来た理由はただ単に私がこの世界に退屈してたから」
退屈しのぎなんだ僕......。内心でしょんぼりだよシスティーのあほ!!
「そして、2つ目この場所に来た理由は...」
『私が君を殺させないから』
「は?」
理解ができていない俺の頭の中ではその一言しか口にすることができなかった。
数秒考えた後、答えにたどり着いた。
「退屈しのぎが死んだらまた退屈するからってことか......」
俺の答えに神は
「大正解っ!!」
とやはり笑わない口は笑っている。
「なら、この後の俺はどうなんだ?」
俺の質問にシスティーは簡単に答える。
「死ぬ度に君はここに来ることになる、そしてこの扉を通ってまた、生き返る。でも、今はまた死なれても面倒だな......」
少し悩んだ末システィーは3個のボールを取り出しいつの間にかそこに存在した宙に浮く台の上に置いた。
「さぁ、この中から君の契約獣を選んでいいよ」
この状況......なんか知ってる。
あ、そっか某人気ゲームポ○ットモ○スターの序盤か。
元いた世界のゲームのことを思い出し俺は懐かしさを味わいつつシスティーに質問する。
「中、みれんの?」
その問いにシスティーは
「だめだよーっ!運命だから」
と頬をふくらませ怒ったようたポーズをとる。
「じゃ、これで」
とてつもなく面倒だったので俺は手前にあったボールを手にして言った。
「お、いいね。神鳥ティレス」
神の鳥かいいね。
「じゃ、リベンジ行ってくるわ。ありがとな」
俺の言葉にシスティーは無言で返す。そして、俺が扉をあけ新たなる1歩を踏み込もうとした時
「あ、そう言えば、元の世界に戻りたいなら......」
そんな言葉が聞こえたが俺はこう答えた
「戻らねーよ」
と。
扉の中は優しい空気が漂う気持ちのいい空間だった......が、突如空間が歪み始め
「うぅぅうう......お、おぇぇえ...キラキラキラ」
目を開けられる頃には俺の肉片をいまだに喰い漁っているゴブリン達の後方10m位の位置にいた。
俺は早速ティレスを呼び出し命令する。
「滅ぼせ」
ゴブリン達は俺たちに気づくことなくティレスの太陽に近い炎の塊に焼き尽くされ、無様に死んだ。
「よし、帰るか」
「主人、我が送ろう」
帰ろうとする俺にティレスが話しかけてきた。どうやら、会話が可能らしい。
「そうか。よろしく頼む」
ティレスの背中に乗り込み優雅に空の散歩を楽しんだ。
(ティレス...もふもふで最高)
こんにちは!
少し投稿遅れてごめんなさい৲( ˃੭̴˂)৴
もっとがんばるんで応援よろしくお願いします
お気に入り登録やフォロー、コメント等お待ちしてます!!気軽にどうぞ笑
海美蒼衣の後書きでした!
理由は簡単で、冒険者でありながらたまたま手にしたプチ財力で自堕落な生活をし、仲間である女冒険者のリタを1人でクエストにいかせ自分は1人部屋でゴロゴロと......。
そんな俺に、リタは古龍討伐という冒険者らしいクエストでチャンスをくれたにも関わらず俺は、知らない女性を助けそこまでは好印象だったらしいのだがここからが問題で......その女に古龍を討伐された挙句その成果を自分のものにしようとしたことがバレ......。
現在俺は、ゴブリンの群れ完全制圧クエストを受けさせられていた。
「ゴブリンの数...約.........」
「多すぎだろっ!!!!あっ......」
ゴブリンの数が多すぎるため俺は思わず大声で叫んでしまいそのせいでゴブリン達に気づかれてしまった。
oh......俺、ここで死ぬんだな。
「こい、イムレ!」
俺は覚悟を決めイムレを呼び出す...が召喚陣が展開されるようすがない。
「え( °꒫° )?」
そう言えばリタのご機嫌をとるためにイムレのぷよぷよ感を味わっていただきたいとか適当なこと言って置いてきちまった......。
俺がそんな事を考えている間にゴブリン達はいっせいに襲いかかってくる。
「うぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ」
次々に襲いかかってくるゴブリン達はあっという間に俺の身体の肉を貪り、初めは腕を食いちぎり奪い合う、そして脚、首、頭などを切り離し食い尽くしていく。
海響青葉は死んだ。
死んだはずなのに......意識がある。身体も、喰われたのに...動かせる気がする。周りは暗い。
「ここ、どこだ」
あ、声も出せた。そんな当たり前のことに疑問を抱いていると
「やぁ、海響青葉」
後ろから声をかけられた。
俺は、こいつのことを......
「お前誰だ?」
勿論知らない。
「ふふっ。そっか...あの時は会わなかったよね」
不敵に笑うその少女は不覚にも可愛いと思ってしまった。
「初めまして海響君、私はこの世界の創造神システィー・グノーシス。気軽にシスティーって呼んでくれてかまわないよ」
システィーと名乗ったこの少女はどうやら神様らしい。
「じゃ、システィー」
「なに?」
「俺が、ここに来た理由を2つ説明してくれ」
俺の質問にシスティーはまたも不敵に笑う。
「いいね。最高だよっ!ふふっ」
自身の興奮を言葉であらわにしシスティーは俺の質問に答える。
「まず、1つ目君がここに来た理由つまり、この世界に来た理由はただ単に私がこの世界に退屈してたから」
退屈しのぎなんだ僕......。内心でしょんぼりだよシスティーのあほ!!
「そして、2つ目この場所に来た理由は...」
『私が君を殺させないから』
「は?」
理解ができていない俺の頭の中ではその一言しか口にすることができなかった。
数秒考えた後、答えにたどり着いた。
「退屈しのぎが死んだらまた退屈するからってことか......」
俺の答えに神は
「大正解っ!!」
とやはり笑わない口は笑っている。
「なら、この後の俺はどうなんだ?」
俺の質問にシスティーは簡単に答える。
「死ぬ度に君はここに来ることになる、そしてこの扉を通ってまた、生き返る。でも、今はまた死なれても面倒だな......」
少し悩んだ末システィーは3個のボールを取り出しいつの間にかそこに存在した宙に浮く台の上に置いた。
「さぁ、この中から君の契約獣を選んでいいよ」
この状況......なんか知ってる。
あ、そっか某人気ゲームポ○ットモ○スターの序盤か。
元いた世界のゲームのことを思い出し俺は懐かしさを味わいつつシスティーに質問する。
「中、みれんの?」
その問いにシスティーは
「だめだよーっ!運命だから」
と頬をふくらませ怒ったようたポーズをとる。
「じゃ、これで」
とてつもなく面倒だったので俺は手前にあったボールを手にして言った。
「お、いいね。神鳥ティレス」
神の鳥かいいね。
「じゃ、リベンジ行ってくるわ。ありがとな」
俺の言葉にシスティーは無言で返す。そして、俺が扉をあけ新たなる1歩を踏み込もうとした時
「あ、そう言えば、元の世界に戻りたいなら......」
そんな言葉が聞こえたが俺はこう答えた
「戻らねーよ」
と。
扉の中は優しい空気が漂う気持ちのいい空間だった......が、突如空間が歪み始め
「うぅぅうう......お、おぇぇえ...キラキラキラ」
目を開けられる頃には俺の肉片をいまだに喰い漁っているゴブリン達の後方10m位の位置にいた。
俺は早速ティレスを呼び出し命令する。
「滅ぼせ」
ゴブリン達は俺たちに気づくことなくティレスの太陽に近い炎の塊に焼き尽くされ、無様に死んだ。
「よし、帰るか」
「主人、我が送ろう」
帰ろうとする俺にティレスが話しかけてきた。どうやら、会話が可能らしい。
「そうか。よろしく頼む」
ティレスの背中に乗り込み優雅に空の散歩を楽しんだ。
(ティレス...もふもふで最高)
こんにちは!
少し投稿遅れてごめんなさい৲( ˃੭̴˂)৴
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海美蒼衣の後書きでした!
コメント
ゼクト
神鳥ティレス…なんかどっかのゲームで聞き覚えが…