世界一の魔術鍛治師〜どんな剣も名剣へ〜

海月結城

出現

やっと、前に書いてたところに戻った。


 家に帰るとそこにはルークとカレンがいた。

「おかえり、カル。邪魔してるぜ」
「ただいまです。ルークさん、どうやって入ってきたんですか?」
「門からスルッと入ってきたぞ」
「警備はちゃんとしてるはずなんだけどな」

 どうやって、家に侵入してきたのか、全く見当がつかない。まぁ、泥棒じゃないから大丈夫だったよ。

「それで、カル。倒せたか、ドラゴン?」
「はい、倒せましたよ」

 そこで、なんでルークがドラゴンのことを知っているのか気になり聞いてみた。
 そしたら、大昔に攻略していると言われた。

「することが無くなって、暇だったんだよ。タイムアタックやってたからな。最高記録聞くか?」
「今は別n「聞きたいです!」」

 話に入り込んだのはユリーカだった。

「そうか、聞きたいか。あの時は確か、二百四十秒だったな」
「二百四十秒ってことは」
「四分」

 その記録にみんな驚愕していた。

「暇すぎてそれしかやることが無かったからな。それでだ、これから大事な話がある」

 ルークがそう言うと、周りの空気がピリピリとし始めた。

 ルークが口を開く瞬間。力が抜けた。

 邪神が召喚されたのだ。

「何が起きてるの?」
「チッ。少し遅かったか」
「ルーク。何か知ってるの?」

 そして、邪神の説明がされた。

「そんな。どうすれば」
「ここで、君たちの出番だよ。ドラゴンを倒せるなら、大丈夫だ。きっと、多分、邪神も倒せるさ」
「ちょっと、ルークさん。確信持ってくださいよ!」

 その直後、全世界に言葉が響いた。

『我は邪神。この世界をぶっ壊す邪神だ。世界を壊す前に我を楽しませてみよ。さすれば、命を助けるのも考えなくないぞ』

 そう言って邪神はくっくっと笑った。

『そうだな。期間は一ヶ月。我は世界の荒野で挑戦者を待っている。街や村、至る所にポータルを設置した。そこに入れば我の目の前だ。何人でもかかって来い。を楽しませてくれよ』

 それだけを言い残し邪神の声は聞こえなくなった。

 この声を聞いた生き物すべては邪神に対して、阿鼻叫喚の様な声を上げていた。

「さて、カル達。早速行こうか」
「「「「え?」」」」


後数話だな。

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