は・み・る・な日常
~~白亜の日常=裏側澪サイド6~~
数学の時間から熟睡していた馬鹿は、やはりと言うかなんと言うかいつも通り教師に「大丈夫?具合い悪いの?」と言われ保健室に行く様に諭される。
・・・またか。結構粗いのに何故全員騙される。
あの馬鹿はわかっていないがこれにもちゃんとした訳がある。見た目が儚い美少女している白亜は、体力が無く病弱で在りながら、頑張って学校に来ているという事になっている。
引きこもりの為焼ける事の無い肌は透き通る様に白く、内弁慶でコミュ障の性格は一歩引いた様な姿に映る。実際本当に病気のせいで長時間の運動は無理だが、軽い運動や日常生活には何の支障もない。だが、深夜アニメの生視聴やネトゲに時間を注ぐ白亜は、傍から見ればコレまた体調不良でも学校に来る健気な姿に映るのだ。
その為この様に度々保健室送りになったり、授業中に寝ていても成績が良いのは全員が知っている為、寝かせてあげよう!と、いう空気が出来上がっている。
これが美少女補正か。
そんな張本人は私の顔を見ながら「私のせいじゃないし」みたいな顔をするし、瑠璃は瑠璃で「しょうかないな~」みたい顔で幸せそうに見ている。
あれはきっともっとダメになって頼られたいとかだな。無自覚に蜘蛛みたいだな。
私はそんな事を考えながら白亜を見送り授業を受けるのだった。
「みーちゃん先に行ってて。ハーちゃんが待ってますよ」
「ああ」
授業の終わった私は白亜の分の弁当を持って保健室に向かう。
私達の弁当は全て瑠璃の家のメイドである纏井 テアのお手製だ。何でも弁当を用意するのもメイドの嗜み一つなのだとか。
一度自分の分は自分で用意すると言ったが、人の仕事を取るものでは無いと淡々と説教されたのは納得がいかない。
さて、そんな私達が保健室に入ると慌てて布団を被る馬鹿がいた。他の人間なら気が付かないレベルの動きだが、付き合いの長い私達なら簡単にわかる。
そんな白亜を見て横に目を向ければ保健室の主、益田 明美が肩を竦めてコーヒーを啜る。彼女はこれでも色々医学会で論文を発表している凄い人間だが、白亜の姉と友人関係に在り彼女との約束で保険医をしているらしい。
さて、人が入るなり寝たふりかます奴をさっさと出すか。
私はさっさと布団に近寄り思い切り布団を剥ぎ取る。すると少しびっくりしたように私を見た白亜はホッとしつつ。
「っつ、何だ・・・澪か~」
「お前な~。責めて保健室に入ってきた人間に位挨拶しろよ」
「うっ」
私の言葉に大袈裟に胸を押さえながら呻く馬鹿。
「分かったか」
「だが断る!」
こいつは・・・。
「ギャース」
鉄拳制裁を加えた後、瑠璃が来るまでのたうち回っていたが、少し遅れてきた瑠璃が合流すると、飯の気配を感じて用意を始めたので明美も含めた四人で昼食を取る。
「はぁ、保健室を食堂にしないで欲しいわ。あっ!その唐揚げ私のよ!」
「早い者勝ちでしょ。てか、前後の台詞が合ってねぇぞ保険医」
「もう、二人共もっとゆっくりと食べても沢山在りますよ」
「そうだぞ見苦しい」
「しれっと肉ばっか食ってる奴に言われたかねぇよ」
「・・・早い者勝ちだろ?」
何を当たり前の事を?
「おい。だから前後の台詞が合ってねぇよ!」
こうして私達がふざけていると、珍しく食事中にスマホを弄っている瑠璃に明美が問い掛ける。
「どうしたの瑠璃ちゃん?食事中にスマホ弄ってる何て珍しいわね?」
確かに、白亜ならゲームでもしているんだろうと思うが、瑠璃にしては珍しいな。
「あっ、すいません。迷惑でしたね」
「別に気にしてないわよ」
「そりゃ生徒に結構な確率で餌付けされて文句言ったらねぇ?」
「料理出来ない系女子もある程度まで行くと引くしな」
「あれ?私もしかして生徒にケンカ売られてる?良し良いわ!買ってやるわよガキ!」
白亜が茶化すのでついでに乗ってみたら割りと本気でドスを聞かせた返事が帰って来た。
「あはははは・・・」
「それで?どうしたんだ悩みなら聞くぞ」
「面倒じゃ無い範囲ならね」
そんな風に言いながらも目は真面目に問い掛けている。
「ありがとうございます二人とも。・・・えっと、実は親戚から相談を受けてまして」
「「「相談?」」」
「はい。お父さんの親戚でお医者さん何ですけど、その人の医大に通っている息子さんが最近危ない仕事をしているそうなんです」
「「「へ、へ~」」」
そう言った瑠璃は再びスマホを操作しだす。それを見た私達は部屋の隅に集まり小声で話す。
「・・・・医大に通っている医者の息子が危ない仕事をしているって。もしかして臓器ばーー」
「慌てるな白亜。仕事何て色々ある」
いきなり物騒な答えをピンポイントで出そうとした白亜を止める。
私もそう思ったが流石に無いだろう。私の親に厄介になるのは勘弁してもらいたい。
「そ、そうよね?切り売りとかじゃ無いわよね?」
「あのさ瑠璃?その医者の息子が危ない仕事をしているって何の仕事をしてるの?」
幾ら話をしても結論が出ない事に見切りを付け白亜が直接瑠璃に尋ねた。
「えっ?あっ、えっとですね。高層ビルの窓拭きとか、マグロ漁船だそうです」
「「「本当に危ない仕事だった!!」」」
「だからそう言ったじゃ無いですか?」
「「「ですよね!すいません!」」」
いや、うん。そうだよな。
「それで?何でお前がわざわざそんなのに付き合ってるんだ?」
私は瑠璃の言葉を不思議に思い尋ねてみると、年が近く割りと話をするため頼まれたらしい。しかし流石は瑠璃、既に理由を突き止めていた。
「はや!理由分かったんだ」
「はい。何か彼女の誕生日プレゼントを自分の稼いだお金で買いたかったそうですよ?」
「うん。好青年とか一瞬思いそうになったけど、高層ビルの窓拭きやマグロ漁船じゃチョイスがオカシイよね?!」
「確かにそうよね」
「それ貢がされる感じ何じゃ無いか?」
彼女のプレゼントごときでそのチョイスはおかしいだろう。どれだけ高い物を買う気なんだ?
「大丈夫ですよ。聞き出すまでが私の仕事でその後は知りませんから」
(((やだこの子超ドライ)))
「さあ、ご飯食べましょう」
こいつ、本当に白亜の事以外では動かないな。
そうは思っても怖くてツッコミを入れたく無かった私は、話を反らし白亜に午後の授業は出るのか尋ねると、案の定この馬鹿はでる気が微塵も無かった。
「・・・お前と言う奴は・・・はぁ、まぁいいか。課題をやっていただけましか」
「えっ?」
おい。何でやった筈のお前が一番不思議そうな顔をしてるんだ?
「おい、えっ?って何だ?えっ?って。さっき回収していた時に瑠璃が出していたぞ」
「へぇ~、そうか。遂にそんな能力に目覚めたか私!」
んな訳あるか!
「どんな能力だ!おい、瑠璃どういう事だ!」
「勿論、ハーちゃんの分は私がキッチリやっておきました!」
私が問い詰めると、瑠璃はむしろ白亜に褒めてくれと言わんばかりに胸を張って。
「お前何でそんな自信を持って言えた?!そもそも筆跡でバレるだろう!」
「ふっふっふ、じゃん!完璧です!」
そう言った瑠璃は紙にサラサラと書いた字を私達に見せる。そこにあったのは確かに白亜の字だった。
うん。こいつ何でこんな事が出来るんだ?しかも細かい癖まで完璧とか怖いぞ。
瑠璃の書いた紙を受け取った白亜も色々な角度に傾けてマジマジと字を見ている。
「・・・・これで何時でも届けが出せます・・・」
「何か言った?」
さらっととんでもない事を言った瑠璃だが、調べるのに夢中になっていた白亜にはよく聞こえなかったようだ。
なんだ?鈍感系ハーレム主人公スキルか?
「何も言ってませんよハーちゃん」
(ねえあの子マジよ)
(ああ、その内本気でやるな。うかうかしてられん)
瑠璃の場合、知らない間に偽造文章作って入籍してそうだしな。白亜は白亜で一生面倒見る。とか言われたら靡きそうだし。
「それで?ハーちゃんはずっとここに居るんですか?」
「う~ん。いい天気だし。たまには、た・ま・に・は・屋上で寝てようかな?」
「はぁ、授業サボって日光浴を咎めるべきか、珍しく日の光を浴びようとしてるのを喜ぶべきか」
「そこ悩むのね?」
たまに。と、言う部分を強調して言う白亜に溜め息を吐きながらこんな事を悩む私も相当甘いと自分で思う。
「はぁ、まぁいいか。それじゃあ授業が終わったら迎えに行く。見つかるなよ」
「そんなヘマはしない!」
そんな事を胸を張って言う白亜に何度目か分からない溜め息を吐く。
こいつと居ると溜め息が多くなって困る。
「お前はそんな事ばかり。っと、そろそろ時間か行くぞ瑠璃。後でな白亜」
「あっ、待って下さいみーちゃん。それじゃあハーちゃんまた後で迎えに行きますね。寂しくなったらメール下さい。何時でも添い寝しに行きますから!!」
「あっ、はい」
瑠璃の白亜力に負けてそんなに返事をする白亜に、思わず明美と一緒についつい憐憫の視線を向けてしまう私はしょうがないと思う。
こうして、私と瑠璃は白亜を保健室に残し午後の授業を受けるのだった。
・・・またか。結構粗いのに何故全員騙される。
あの馬鹿はわかっていないがこれにもちゃんとした訳がある。見た目が儚い美少女している白亜は、体力が無く病弱で在りながら、頑張って学校に来ているという事になっている。
引きこもりの為焼ける事の無い肌は透き通る様に白く、内弁慶でコミュ障の性格は一歩引いた様な姿に映る。実際本当に病気のせいで長時間の運動は無理だが、軽い運動や日常生活には何の支障もない。だが、深夜アニメの生視聴やネトゲに時間を注ぐ白亜は、傍から見ればコレまた体調不良でも学校に来る健気な姿に映るのだ。
その為この様に度々保健室送りになったり、授業中に寝ていても成績が良いのは全員が知っている為、寝かせてあげよう!と、いう空気が出来上がっている。
これが美少女補正か。
そんな張本人は私の顔を見ながら「私のせいじゃないし」みたいな顔をするし、瑠璃は瑠璃で「しょうかないな~」みたい顔で幸せそうに見ている。
あれはきっともっとダメになって頼られたいとかだな。無自覚に蜘蛛みたいだな。
私はそんな事を考えながら白亜を見送り授業を受けるのだった。
「みーちゃん先に行ってて。ハーちゃんが待ってますよ」
「ああ」
授業の終わった私は白亜の分の弁当を持って保健室に向かう。
私達の弁当は全て瑠璃の家のメイドである纏井 テアのお手製だ。何でも弁当を用意するのもメイドの嗜み一つなのだとか。
一度自分の分は自分で用意すると言ったが、人の仕事を取るものでは無いと淡々と説教されたのは納得がいかない。
さて、そんな私達が保健室に入ると慌てて布団を被る馬鹿がいた。他の人間なら気が付かないレベルの動きだが、付き合いの長い私達なら簡単にわかる。
そんな白亜を見て横に目を向ければ保健室の主、益田 明美が肩を竦めてコーヒーを啜る。彼女はこれでも色々医学会で論文を発表している凄い人間だが、白亜の姉と友人関係に在り彼女との約束で保険医をしているらしい。
さて、人が入るなり寝たふりかます奴をさっさと出すか。
私はさっさと布団に近寄り思い切り布団を剥ぎ取る。すると少しびっくりしたように私を見た白亜はホッとしつつ。
「っつ、何だ・・・澪か~」
「お前な~。責めて保健室に入ってきた人間に位挨拶しろよ」
「うっ」
私の言葉に大袈裟に胸を押さえながら呻く馬鹿。
「分かったか」
「だが断る!」
こいつは・・・。
「ギャース」
鉄拳制裁を加えた後、瑠璃が来るまでのたうち回っていたが、少し遅れてきた瑠璃が合流すると、飯の気配を感じて用意を始めたので明美も含めた四人で昼食を取る。
「はぁ、保健室を食堂にしないで欲しいわ。あっ!その唐揚げ私のよ!」
「早い者勝ちでしょ。てか、前後の台詞が合ってねぇぞ保険医」
「もう、二人共もっとゆっくりと食べても沢山在りますよ」
「そうだぞ見苦しい」
「しれっと肉ばっか食ってる奴に言われたかねぇよ」
「・・・早い者勝ちだろ?」
何を当たり前の事を?
「おい。だから前後の台詞が合ってねぇよ!」
こうして私達がふざけていると、珍しく食事中にスマホを弄っている瑠璃に明美が問い掛ける。
「どうしたの瑠璃ちゃん?食事中にスマホ弄ってる何て珍しいわね?」
確かに、白亜ならゲームでもしているんだろうと思うが、瑠璃にしては珍しいな。
「あっ、すいません。迷惑でしたね」
「別に気にしてないわよ」
「そりゃ生徒に結構な確率で餌付けされて文句言ったらねぇ?」
「料理出来ない系女子もある程度まで行くと引くしな」
「あれ?私もしかして生徒にケンカ売られてる?良し良いわ!買ってやるわよガキ!」
白亜が茶化すのでついでに乗ってみたら割りと本気でドスを聞かせた返事が帰って来た。
「あはははは・・・」
「それで?どうしたんだ悩みなら聞くぞ」
「面倒じゃ無い範囲ならね」
そんな風に言いながらも目は真面目に問い掛けている。
「ありがとうございます二人とも。・・・えっと、実は親戚から相談を受けてまして」
「「「相談?」」」
「はい。お父さんの親戚でお医者さん何ですけど、その人の医大に通っている息子さんが最近危ない仕事をしているそうなんです」
「「「へ、へ~」」」
そう言った瑠璃は再びスマホを操作しだす。それを見た私達は部屋の隅に集まり小声で話す。
「・・・・医大に通っている医者の息子が危ない仕事をしているって。もしかして臓器ばーー」
「慌てるな白亜。仕事何て色々ある」
いきなり物騒な答えをピンポイントで出そうとした白亜を止める。
私もそう思ったが流石に無いだろう。私の親に厄介になるのは勘弁してもらいたい。
「そ、そうよね?切り売りとかじゃ無いわよね?」
「あのさ瑠璃?その医者の息子が危ない仕事をしているって何の仕事をしてるの?」
幾ら話をしても結論が出ない事に見切りを付け白亜が直接瑠璃に尋ねた。
「えっ?あっ、えっとですね。高層ビルの窓拭きとか、マグロ漁船だそうです」
「「「本当に危ない仕事だった!!」」」
「だからそう言ったじゃ無いですか?」
「「「ですよね!すいません!」」」
いや、うん。そうだよな。
「それで?何でお前がわざわざそんなのに付き合ってるんだ?」
私は瑠璃の言葉を不思議に思い尋ねてみると、年が近く割りと話をするため頼まれたらしい。しかし流石は瑠璃、既に理由を突き止めていた。
「はや!理由分かったんだ」
「はい。何か彼女の誕生日プレゼントを自分の稼いだお金で買いたかったそうですよ?」
「うん。好青年とか一瞬思いそうになったけど、高層ビルの窓拭きやマグロ漁船じゃチョイスがオカシイよね?!」
「確かにそうよね」
「それ貢がされる感じ何じゃ無いか?」
彼女のプレゼントごときでそのチョイスはおかしいだろう。どれだけ高い物を買う気なんだ?
「大丈夫ですよ。聞き出すまでが私の仕事でその後は知りませんから」
(((やだこの子超ドライ)))
「さあ、ご飯食べましょう」
こいつ、本当に白亜の事以外では動かないな。
そうは思っても怖くてツッコミを入れたく無かった私は、話を反らし白亜に午後の授業は出るのか尋ねると、案の定この馬鹿はでる気が微塵も無かった。
「・・・お前と言う奴は・・・はぁ、まぁいいか。課題をやっていただけましか」
「えっ?」
おい。何でやった筈のお前が一番不思議そうな顔をしてるんだ?
「おい、えっ?って何だ?えっ?って。さっき回収していた時に瑠璃が出していたぞ」
「へぇ~、そうか。遂にそんな能力に目覚めたか私!」
んな訳あるか!
「どんな能力だ!おい、瑠璃どういう事だ!」
「勿論、ハーちゃんの分は私がキッチリやっておきました!」
私が問い詰めると、瑠璃はむしろ白亜に褒めてくれと言わんばかりに胸を張って。
「お前何でそんな自信を持って言えた?!そもそも筆跡でバレるだろう!」
「ふっふっふ、じゃん!完璧です!」
そう言った瑠璃は紙にサラサラと書いた字を私達に見せる。そこにあったのは確かに白亜の字だった。
うん。こいつ何でこんな事が出来るんだ?しかも細かい癖まで完璧とか怖いぞ。
瑠璃の書いた紙を受け取った白亜も色々な角度に傾けてマジマジと字を見ている。
「・・・・これで何時でも届けが出せます・・・」
「何か言った?」
さらっととんでもない事を言った瑠璃だが、調べるのに夢中になっていた白亜にはよく聞こえなかったようだ。
なんだ?鈍感系ハーレム主人公スキルか?
「何も言ってませんよハーちゃん」
(ねえあの子マジよ)
(ああ、その内本気でやるな。うかうかしてられん)
瑠璃の場合、知らない間に偽造文章作って入籍してそうだしな。白亜は白亜で一生面倒見る。とか言われたら靡きそうだし。
「それで?ハーちゃんはずっとここに居るんですか?」
「う~ん。いい天気だし。たまには、た・ま・に・は・屋上で寝てようかな?」
「はぁ、授業サボって日光浴を咎めるべきか、珍しく日の光を浴びようとしてるのを喜ぶべきか」
「そこ悩むのね?」
たまに。と、言う部分を強調して言う白亜に溜め息を吐きながらこんな事を悩む私も相当甘いと自分で思う。
「はぁ、まぁいいか。それじゃあ授業が終わったら迎えに行く。見つかるなよ」
「そんなヘマはしない!」
そんな事を胸を張って言う白亜に何度目か分からない溜め息を吐く。
こいつと居ると溜め息が多くなって困る。
「お前はそんな事ばかり。っと、そろそろ時間か行くぞ瑠璃。後でな白亜」
「あっ、待って下さいみーちゃん。それじゃあハーちゃんまた後で迎えに行きますね。寂しくなったらメール下さい。何時でも添い寝しに行きますから!!」
「あっ、はい」
瑠璃の白亜力に負けてそんなに返事をする白亜に、思わず明美と一緒についつい憐憫の視線を向けてしまう私はしょうがないと思う。
こうして、私と瑠璃は白亜を保健室に残し午後の授業を受けるのだった。
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