ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~
ハーちゃん
「ここのギルドは更に大きい」
「ハクア、流石にこのレベルの都市と比べるのは勘弁かな」
「と、言うより比べるのがそもそもの間違いでしょ」
それぞれの村代表に抗議されました。
思わず出ただけなのに。
『シルフィン:日頃の行いですね』
うるさいよ!
「では、早く登録を済ませて仕舞いましょう」
「だね」
ギルドの中に入ると流石大都市、冒険者の数も半端では無く受付もギルドの酒場もかなり混んでいた。
と、言うよりあの一ヶ所が物凄い行列出来てる?
「何かあそこだけ混んでるのじゃ」
「だね。何か有るのかな?」
「おねちゃん見に行く?」
「並ぶの面倒」
「ハクアらしい」「・・・ご主人様」
そんな訳で私達は一番空いている受付に並ぶ事にする。
「そう言えば先輩、何で他の町とかに行く度にその町のギルドで登録するんですか?」
「ふむ、我も知らんのじゃ」
「エレオノよろしく」
「えっとね、ギルドで発生してる依頼はその町の近くの人かギルドその物が出してるから、ギルド毎に登録更新しないと依頼料がごっちゃになっちゃうんだよ。例えば、他の町の依頼を受けてホームにしてるギルドだけで換金したら、そのギルドはお金払うだけになっちゃうから経営出来なくなるでしょ」
「そっか、そう言う事なんですね」
「らしいね」
「・・・ハクアには前に説明したよね?」
本編に登場してないのは設定外です。
「また、変な事考えてない?」
何故分かる?!
「そんなこと無い」
「まあ良いけど」
そんな事を話していると私達の順番が回って来る。
「いらっしゃいませ!アリスベルギルドにようこそ!本日はどの様なご用件でしょう」
「この都市での登録更新に来ました」
「ご登録ですね!承りました!それではギルドタグをこちらの台座に置いてください」
受付嬢の言う通り私達はギルドタグを台座に置く。
「それではお預かりいたします。少々御待ちください・・・・・あれ?」
「あの、どうかしたんですか?」
受付嬢が何かに気が付いた様なそぶりを見せたのでアリシアが思わず聞く。
「あっ、いえ、え~と、貴女がハクアさんですか?」
「いえ、私は」
「ハクアは私だよ」
「あっ、本当に白い・・・って、失礼しました。あの、貴女方が来たら奥に通すようにと通達が有るんですが・・・お時間大丈夫ですか?」
「・・・・嫌な予感しかしないからノーで」
「・・・ご主人様」
だってきっと、ろくでもないもん!
「あの、お願いします」
そう言って受付嬢は頭を下げてくる。
うわ~、断れない。
「分かった。結衣ちゃんはどうする?帰っても良いよ?」
「先輩達さえ良ければ一緒に行きます」
「構いませんよ」
アリシアの肯定の言葉に全員首肯く。
「では、こちらへどうぞ」
受付嬢の案内で私達はギルドの奥へと入っていく。
コンコンッ!「失礼します。先程お伝えした通りハクアさんをお連れ致しました」
「ご苦労下がりなさい」
「失礼します」
想像通り私達はギルド長の執務室に案内される。そしてそこには・・・・。
「チッ!本当に来たのか」
当初から何故かエンカウント率の高いハゲ手前も居た。まあとりあえず。
「どちら様で?」
「きさま、またそうやって私の事を愚弄するか!」
「あぁ、そうだそうだ。その頭確かハゲイルだっけ?」
「くぅぅ!何処までも!私の名前はゲイルだ!」
「興味ない」
「止めるんだゲイル」
「しかしギルド長!」
「最初に因縁をつけたのはお前からだ」
「くっ!うぅぅ!分かりました」
「ウチのギルドの者が済まない」
「気にしてない」
ここで気にする程の人間じゃ無いからとか言ったら怒るかな?
〈マスター〉
冗談冗談。
「それで、私達を呼んだ要件は?」
「改めて君達にエルム村とユルグ村の事件に付いて事情を聞きたいのだが」
なるほどね。
「分かった。正し条件がある」
「貴様何様のつもりだ!」
「ゲイルいい加減にしないか!済まないそれで条件とは」
「こっちの情報は全部渡すから、そっちの情報頂戴」
「分かった」
そして私は二つの村での事を詳細に語り始める。
とは言え、喋ったのは殆どアリシアだけどね!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「なるほど三体の魔族に更に上位の魔族、それも三ヶ月でこのフリスク地方の掌握・・・か」
「そう、だから今のうちに何とか手を打つべき」
「確かにその通りだな」
「それで、そっちの情報は?」
「ああ、とは言えこちらも余り情報が有るわけでは無いんだが・・・」
コンコンッ!
「済まない。今は来客中だ」
「すいません。でも~、少しトラブルが」
ん?
「その声はルーリンさん」
だよね!人違いだよね?
「少し良いかい?」
「構わない」
「ルーリン、入りなさい」
ガチャ!「失礼します」
そう言って扉を開けて入って来た受付嬢は、幼い顔立ちながらも見るものを虜にするような顔立ちに、危なっかしく放って置けない様な雰囲気を纏った美少女で、私がよく知る人物にとても良くよく似ていた。
うわっ、激似!って言うか!
「瑠璃?」
「えっ!?ハーちゃん?」
その受付嬢は似ているどころかまさかの本人で私の親友の一人、彼方 瑠璃だった。
何故?!
「ハクア、流石にこのレベルの都市と比べるのは勘弁かな」
「と、言うより比べるのがそもそもの間違いでしょ」
それぞれの村代表に抗議されました。
思わず出ただけなのに。
『シルフィン:日頃の行いですね』
うるさいよ!
「では、早く登録を済ませて仕舞いましょう」
「だね」
ギルドの中に入ると流石大都市、冒険者の数も半端では無く受付もギルドの酒場もかなり混んでいた。
と、言うよりあの一ヶ所が物凄い行列出来てる?
「何かあそこだけ混んでるのじゃ」
「だね。何か有るのかな?」
「おねちゃん見に行く?」
「並ぶの面倒」
「ハクアらしい」「・・・ご主人様」
そんな訳で私達は一番空いている受付に並ぶ事にする。
「そう言えば先輩、何で他の町とかに行く度にその町のギルドで登録するんですか?」
「ふむ、我も知らんのじゃ」
「エレオノよろしく」
「えっとね、ギルドで発生してる依頼はその町の近くの人かギルドその物が出してるから、ギルド毎に登録更新しないと依頼料がごっちゃになっちゃうんだよ。例えば、他の町の依頼を受けてホームにしてるギルドだけで換金したら、そのギルドはお金払うだけになっちゃうから経営出来なくなるでしょ」
「そっか、そう言う事なんですね」
「らしいね」
「・・・ハクアには前に説明したよね?」
本編に登場してないのは設定外です。
「また、変な事考えてない?」
何故分かる?!
「そんなこと無い」
「まあ良いけど」
そんな事を話していると私達の順番が回って来る。
「いらっしゃいませ!アリスベルギルドにようこそ!本日はどの様なご用件でしょう」
「この都市での登録更新に来ました」
「ご登録ですね!承りました!それではギルドタグをこちらの台座に置いてください」
受付嬢の言う通り私達はギルドタグを台座に置く。
「それではお預かりいたします。少々御待ちください・・・・・あれ?」
「あの、どうかしたんですか?」
受付嬢が何かに気が付いた様なそぶりを見せたのでアリシアが思わず聞く。
「あっ、いえ、え~と、貴女がハクアさんですか?」
「いえ、私は」
「ハクアは私だよ」
「あっ、本当に白い・・・って、失礼しました。あの、貴女方が来たら奥に通すようにと通達が有るんですが・・・お時間大丈夫ですか?」
「・・・・嫌な予感しかしないからノーで」
「・・・ご主人様」
だってきっと、ろくでもないもん!
「あの、お願いします」
そう言って受付嬢は頭を下げてくる。
うわ~、断れない。
「分かった。結衣ちゃんはどうする?帰っても良いよ?」
「先輩達さえ良ければ一緒に行きます」
「構いませんよ」
アリシアの肯定の言葉に全員首肯く。
「では、こちらへどうぞ」
受付嬢の案内で私達はギルドの奥へと入っていく。
コンコンッ!「失礼します。先程お伝えした通りハクアさんをお連れ致しました」
「ご苦労下がりなさい」
「失礼します」
想像通り私達はギルド長の執務室に案内される。そしてそこには・・・・。
「チッ!本当に来たのか」
当初から何故かエンカウント率の高いハゲ手前も居た。まあとりあえず。
「どちら様で?」
「きさま、またそうやって私の事を愚弄するか!」
「あぁ、そうだそうだ。その頭確かハゲイルだっけ?」
「くぅぅ!何処までも!私の名前はゲイルだ!」
「興味ない」
「止めるんだゲイル」
「しかしギルド長!」
「最初に因縁をつけたのはお前からだ」
「くっ!うぅぅ!分かりました」
「ウチのギルドの者が済まない」
「気にしてない」
ここで気にする程の人間じゃ無いからとか言ったら怒るかな?
〈マスター〉
冗談冗談。
「それで、私達を呼んだ要件は?」
「改めて君達にエルム村とユルグ村の事件に付いて事情を聞きたいのだが」
なるほどね。
「分かった。正し条件がある」
「貴様何様のつもりだ!」
「ゲイルいい加減にしないか!済まないそれで条件とは」
「こっちの情報は全部渡すから、そっちの情報頂戴」
「分かった」
そして私は二つの村での事を詳細に語り始める。
とは言え、喋ったのは殆どアリシアだけどね!
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「なるほど三体の魔族に更に上位の魔族、それも三ヶ月でこのフリスク地方の掌握・・・か」
「そう、だから今のうちに何とか手を打つべき」
「確かにその通りだな」
「それで、そっちの情報は?」
「ああ、とは言えこちらも余り情報が有るわけでは無いんだが・・・」
コンコンッ!
「済まない。今は来客中だ」
「すいません。でも~、少しトラブルが」
ん?
「その声はルーリンさん」
だよね!人違いだよね?
「少し良いかい?」
「構わない」
「ルーリン、入りなさい」
ガチャ!「失礼します」
そう言って扉を開けて入って来た受付嬢は、幼い顔立ちながらも見るものを虜にするような顔立ちに、危なっかしく放って置けない様な雰囲気を纏った美少女で、私がよく知る人物にとても良くよく似ていた。
うわっ、激似!って言うか!
「瑠璃?」
「えっ!?ハーちゃん?」
その受付嬢は似ているどころかまさかの本人で私の親友の一人、彼方 瑠璃だった。
何故?!
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