ABNORMAL WORLD 《Divine use》

シュララP

Episode2 《A dependent companion》

(一番のバクは神さんかもしれない…)

「そんな事言うなよ俺だって頑張ってんだから」

盗賊のみんなはいつの間にか整列していた。

「俺たち、出来ることがあればなんでも従います!」
「だから命だけはどうか!」

僕はニコリと微笑みを浮かべ、
「別に怒ってはいませんよ、それにあなた達を始末するメリットが浮かびません」

「しかし俺達は犯罪を犯す組織ですぜ」

「では、あなた達はどうして犯罪を犯すのですか?」

盗賊達は言葉に詰まる
「そ、それは…」

「その様子だと少なくともあなた達には悪い事をしているという自覚があるみたいですね…答えは簡単です、あなた達にこのような犯罪をさせる根本的な原因とは、この国を統べる者にあるという事です」

「そうだ…その通りだ」
「俺だって好きでこんなことしてんじゃねぇ!」
「悪いのはこんな苦しいことをさせる村長の方だ!」

どうやら心は掴めたみたいだ

〜【精神支配マインドコントロールLv.MAX】〜
自分の発した言葉だけで人を操ることが出来る

僕は一瞬驚いた
(うわっ!?これスキルだったんだ…)

「よしお前たち!さっきなんでも言うことを聞いてくれると言ってたな?」

「ハイ!」「エディさんの為ならなんだって!」

「とりあえずお前たちにこの村の案内をして欲しい
(ところで彼ら…いつどこで僕の名前を知ったんだろう…)」

「そりゃあのガイドのおっさんが伝言魔法で伝えてたんだろ」
神さんの呑気な声

「エディさん!転移魔法で外に出ますぜ」

「わかりました」
(神さん、転移魔法と空間魔法の違いってなんですか?)

「転移魔法は結構使える人多いけど空間魔法はもっとレベルが高くて人間はほとんど使えないみたいだぜ?」

(そうじゃなくて、能力の方です)

「あぁすまんすまん!空間魔法は指定した空間を亜空間に転移させたり消滅させたり、簡単に言えば無限にアイテムが入るインベントリだな、転移魔法は読んで字のごとく、だ」

盗賊のひとりが
「エディさん、最後ですよ!」

慌てて返事をする僕
「はい!今行きます」

ゲートには奥の景色が写っていてアニメでよく見る転移魔法とは全く別物のように見えた。

「すごいですね、僕皆さんのこともっと知りたいです」

盗賊達は一瞬どよめいたがすぐに返事をした
「では俺から自己紹介を」

盗賊八人の中で一番背が低く、髪型は金髪でハネていた人が前に出た

「俺、ゲルニクス=アーロンという者で、八年前から盗人をしております…現在29歳です、ゲルと呼んでください」

これは聞かねばならないと思い口に出す
「得意魔法やスキルはなんですか?」

「えぇと…ほとんど盗みの為の魔法なんですが【煙幕展開】一般スキルは【窃盗】【加速】ですね…パッシブスキルは【体力上昇】【逃走】【瞬速回避】です」

「さすがにレベルは分かりませんよね…」

「お恥ずかしながら…しかし、村長の客室にはそれを表示することの出来る水晶があります」

「そうなんですか?」
(それってもしかして…)

神さん
「あーうん…俺の試作品だ…お?ちょっと待て…どうやら死界こっちにお客さんが来たみたいだ…スマンがあとはひとりでうまくやってくれないか」

(わかりました)
「さてと、次なんだけど?」

「俺だ…」
ガタイが良く、橙色の長い髪
青い目には白い眼帯をつけている黒い肌の男性だ。

「エルド=ストルクだ。こう見えても歳は37だ
魔法は使えない…盗賊スキル【窃盗】レベルは知らねぇ…近接戦闘は任せてくれ…それとエルと呼べ」

「すごい強そうな体格ですけど…攻撃スキルとか」

「俺は格闘家だ」

「な…なるほど…(冷静だなぁ…この人)」

「じゃ次は?」

「俺、いいか?」「俺だ、いや任せる」

この順番になるとダブる人も出てきた。

「じゃあその銀髪の人」

目が薄く、ゴーグルを頭にかけているオールバック銀髪のヒョロ男だ。

「俺はラグ=ハルザック24歳です…転移魔法を使えます…ハイ
魔法は…【雷電】【火球】【転移】パッシブスキルはたしか…【体力上昇】【移動速度】【MP軽減】でしたかね…」

「なるほど…(この人は移動役かな?)」

「じゃ、次は俺だのな」

金髪の短髪で太っている男だ

「アイル=クランクという者だ、歳は31で魔法を使えない為
攻撃手段はこのバールを使っているのだ…
スキル【解体】でピッキングが可能だ
パッシブは少ないが【体力上昇】【防御上昇】を持っている」

長くなるからまとめるけど…

後の五人をざっくり紹介

まずは帽子をかぶった緑色の髪が少し見える最初に火球で僕を攻撃してきた人だ。

ニュクスという名で歳は不明、苗字は捨てたと言っていた。

彼は盗賊のスキルに長けていて【潜伏】【窃盗】【消音】【逃走】等を使いこなしていた。

次に紫色の髪で女のような顔の人…深くは聞かなかったが
ステファノス=テイカという名だが、偽名っぽく聴こえた
これもスキルなのかな?それは置いといて、彼は回復系統の魔法を使えるようだ。MPの量は八人の中で一番と自称している。仲間を見たところ誰も否定していないし…実際僕の【魔力探知】スキルだと思うけど、見れば他の人とのオーラが違う。

〜【魔力探知Lv.MAX】〜
対象の魔力量を可視化、さらにLv.9以下の阻害効果を無効。

次はスキンヘッドの男だ、名はガリリオ=ワルディと言う…彼には…いや、こんなこと言いたくは無いのですが…なんというか…頭が悪そうな雰囲気を感じてしまう…世間一般で言うところの脳筋ってヤツですかね?
魔法やスキルを所持していなく、盗賊をする理由も理解できます…

残り二人ですね…色白の肌、銀のつららのように伸びた髪のせたかノッポさん。
ジーナッハ=ウェルクホーンという名でこの村では珍しい獣技を使えるという人のようだ。パッシブ効果もそれなりについている。かなり強そうだ。

残るひとりは、ヘルメを被り、髭を生やしたドワーフだ。
名は、ダス=ヨーノルドという。
ここに来て人外キタ━(゚∀゚)━!という興奮もあったのですが
戦闘に使える魔法等は所持していなかった。
このメンバーに着いてる共通のアクセサリは彼が作ったものと言う。

軽い紹介の後、神さんから連絡が入った
「おい、アルファ!
朗報だ…と言っても喜ぶべきかわからんけどな…」

僕は声を潜めて
(どうしたんです?神さん)

「さっきお前が元いた世界にいるお前の同級生が死界に来ちまったんだよ」

「なんだって!?」
思わず声に出してしまった

それを気にした盗賊は驚き
「どうかなされましたか?」

慌てて誤魔化す
「何でもない!そんなことより、武器屋ってどこでしたっけ?」

盗賊に先導され、歩きながら話した

(名前は!?まさかコウタが!?)

「山村康太の事か?安心しな、彼は現世で元気に生きてるぜ
とは言ってもお前を失ったことにものすごく悲しがってるみたいだがな」

(コウタ………え、じゃあ誰なの?)

「吉川亜弥という女の子だが?おめー彼女いたのか?」

(いや、彼女なんて小学校以来ですよ…)

「でもあの子、お前のk…おっとこれは言っちゃいけない約束だっけか…まぁその子がお前が今いる世界に行ったから、おめーのとこに誘導しておく」


(へぇ…あの子が僕の事を…全く気づかなかった…確かに放課後いつも最後に残っているのってコウタと吉川さんだけだったっけ…学園祭の役割分担でもいつも隣だった気が…)

うっかりニヤついてしまった。

「ご機嫌ですね、エディさん」

「あ!いや、初めての村で家の形が独特すぎてちょっと興奮してしまっただけです、ほんとです!………アーロンさんはこの村出身ですか?」

「そうだぜ、二歳の時に親が泥棒に殺されてひとりのところ、赤髪の英雄ことユグニクス=ティナ=エレブラフォードという伝説級冒険者に成人になるまでこの地で養ってくれたんスよ…彼の強さは尋常ではない…それ故、優しかった…だがお前に才はないと言われた時…ショックだったなぁ…」

「赤髪の英雄とは?」

太った腹を揺らし、驚くクランク
「知らないんですか?あのヒドラを倒して世界滅亡の危機を救った英雄ですよ」

「そうですか…ではクランクさん、その赤髪の英雄は今どこにいるか分かりますか?」

「正確にはわかりませんが、現在帝国と連邦国との戦争で徴兵されていると思います」

(大きなバグだ…さてどう修正しようか…)

ヨーノルドさんが声をかける
「着きましたぜ…ここが武具屋だ」

「おお!大きい店ですね!」
周りの家とはまるで違う雰囲気がある
一つの理由としては屋根だろうか、
周りは豆腐なのに円錐状の屋根は目立つ

「貴族が経営する村で一番優れた武具屋ですからね〜」

「お邪魔します」

予想通り…中はとても綺麗だ。
武器の種類も沢山あり、防具、装飾品まで並んでいる。
それに値段がそこらの屋台と比べてとてつもなく高い。
オリハルコンの文字なんて初めて見た…

「あなたが店主さんですか?」

金髪の綺麗な髪で黒いお面をつけている小さな人がレジのようなところでちょこんと座っていた
「いかにも、私がここの店主だ」

声が女の子だ!好奇心で聞いちゃえ
「失礼ですが年齢はいくつですか?」

「私のことなどどうでもよかろう?それより汝らは何をお求めだ…盗賊を連れて」

面の隙間から赤い眼光が見える。

「それは…スキルですか?」

「そうだがただのスキルでは無い…お前には効かない様だが…
何者だ貴様…」
また赤い眼光を飛ばす。

「そんな怪しいものでは無いですよ!
彼らは外で待機させておきます…要件と言うと…ただ今着ている制服の改造は出来ないかなぁ〜と…ははは」

少女は腕を組み、
「可能だが…要は本当にそれだけか?」

「それと、この服を預けている間の代わりとなる服をセットで買います」

少女は金色に目を輝かせた
「今…汝は…服と申したな?それもセットで!」

「…え?」
僕は困惑した。

「運がいいな貴様!私が特別に用意した魔導服がある!
是非買ってくれ!」

「それは男物…ですよね?」

「あたりまえであろう?ただし…高くつくぞ?」

フンと鼻息を漏らし、ドヤ顔を決めて
「いいですよ、2アダマンタイト払います※200万円」

仮面の少女はものすごく目を光らせている

「しかしそれはあくまでも特装服の価格だ。今汝が着ている服の改造となればもっと高くなるぞ?」

さらに鼻を高くし今期最大のドヤ顔で
「構いませんよ…いくらでも払いますとも」

少女は嬉しそうに、戸惑いなが
「…うぅ…んじゃぁ……ごっ……じゃなくて……10アダム!10アダマンタイト用意するのだ!」

僕は調子に乗り…
「じゃぁその二倍払うからソレ、なるはやで(キリッ」

「ななな、なるはや?ど、どういう意味だ?」

その言葉で一気に目が覚めてしまった。

僕は顔を真っ赤にして
「すいませんふざけて調子に乗ってすいませんでした!」

急に雰囲気が変わる少女…
「は?まさか払えないとは言わなかろう?」

「払います払いますから!なるはやの事は忘れてください!」
がま口財布から22枚をレジに置いてそのまま地面にずり落ちた。

「おほぉ♡………ゴホン、では先の言葉の意味だが?」

赤面を隠すように土下座をしながら…
「なるべく早く…です」

「急ぎの要求か、承知した。では服を受け取るが良い」

特装魔導服を受け取り、その場で早着替えが出来そうだったのでやってみた。

〜【変装Lv.MAX】〜
瞬時に所持している服に着替えることが出来る

すぐに着替えたので少女は驚いた…
「それは変装!盗賊のジョブスキルだぞ!?しかも一瞬!
貴様…レベルは!?」

「レベルまではわからないです…(嘘だけど)」

「少なくともLv.4以上はあった!まさかそのお金も!」

「違います…そもそもこれ程までにレベルが高い人がお金に困る事がありますか?スキルを有効活用して稼いだんですよ…」

「それも…そうだったな…悪いことを言ってしまった…」

「それより…いつ頃に完成しますか?」

少女は制服をしばらく見つめてから
「三日だ…待っていてくれるかな」

三日かぁ…この村についてもっと知りたいし、ちょうどいいかもしれない。
「はい、いいですよ!」

「ひとつ聞きたいんだが…この服、魔素繊維が使用されていない様だが…どこで手に入れた?」

「あぁ…それは…僕が通っていた学び舎で貰った服でして、
(正確に言えば親が少ない生活費を削ってまで買ってくれた世界で一番大切と言っても過言ではないくらい大切な服だ…)作り方は分からないのですが、思い出の服で…」

「では、魔素繊維を組み込むが問題は無いな?
なぁに、外見に支障は出ないよ…」

「お願いします…それと修繕機能とか付けられますか?」

「修繕?自動修復か、金は足りるとは思うが、一週間はかかってしまうな…」

「一週間!?主に何に時間が掛かるんですか?」

「移動時間だよ…この村に裁縫師で修繕付与出来るのはいないから…帝国にいらっしゃるミレー=L=ノアールさんの元に行かねば装備は作れないんだ…そうだ、先に【伝言】で連絡しておこう…少し待ってくれないか?」

「了解です(会話覗けないかな?)」

〜【盗聴Lv.MAX】〜
わずかな音、雑音と混ざった音も聞き取ることが出来る。


【伝言】ピロピロ〜
「あら、ミロちゃんね!久しぶり〜」

(彼がノアールさんか…ミロとは仮面の娘の事かな?)

「普通の対応ができないんですか?
ノア姉さん…何度も言ってるけど私はもう16歳だ」

(16!?思ったより若かった…)

「そんなに大人ぶっちゃって〜…で?私になんの用?」

「装備に修繕付与を求める客が来た、価格は20アダムって」

「20アダm…20アダマンタイト!?!?!???」

「うるさい!まぁ驚くのは無理もない話ですが…」

「またまた冗談を…全く可愛い妹ね!」

「現金は既に頂いてる…」

「え…ホントなの?そうやってまた姉ちゃんを騙すの?」

「またって何よ!私が一度でも姉ちゃんを騙したことあった?」

(口調が普通の女の子になった…)

「私は今お仕事で忙しいの!大人なら自分でなんとかして!」

(あぁ、見てられない…)

〜【割込Lv.MAX】〜
Lv.9以下の伝言魔法の会話に割り込むことが出来る

「お電話変わりましたエディと申します」

「ゔぉ!?」
幼女にしては見事な反応…

「ミロちゃん?誰なの?この人」

「オホン…彼は私の客だ…彼が修繕を要求しているのだ」

「という事はあなたが20アダムを?」

「正確には22アダムですけどね…」

「もちろん仕事は承りますが、私は最大レベル5の伝言を使用していますわ、つまり【割込】は最低でもレベル6は必要になりますわ」

「レベル6!?ありえない!そんなの人間じゃない!」

「(まずいな、強さを知られてしまえば国とかに狙われたりして仲間達が危険だ…なんとかごまかそう)
いいえ、アイテムを使用しているんですよ(大嘘)」

「なるほど…アイテムですか…20アダムを用意出来るほどの金持ちであればそのようなアイテムを所持していても不思議ではない…という訳ね…流石だわ」

「(転移魔法は使えるけど、今は吉川さんがこの世界に来て神さんが僕の元へ誘導してくれてるはずだから…今は動かない方が吉かな?)なるべく急いで欲しいんです…」

「空間魔法を使える人送料を支払えばすぐに届くけど?
それに修繕付与は得意なのよ、強化と含めて一日で済むわ」

その言葉でミロはショックを受けたように見えた。
まぁミロは三日かかると言っていたのを姉は一日で終わらすと言ったんだ…プライドはボロボロで当然か…可哀想に…
「では…それでよろしくお願いします…」

「またのご利用お待ちしておりま~す」

ピロリン
【伝言】が切れた

「というわけでミロさん…速達料2アダム渡しておきます…」

「あ…はい預かります…」
まだショックを受けているようだ…

空気を読んですぐに店を出た。

夕日で赤くなった空の下で盗賊達は腹を空かせていた。

クランクが
「エディさん遅いっすよ!おや?新しい服ッスね…」

続いてアーロンさん
「一体いくらしたんです?」

ワルディさんは、
「ンなことより腹減ったぜラーメン食おうぜ」

ほかの皆は次の目的地の話をしているがテイカさんは何も言わず僕の服をじっと見つめている…なんて言うか女の目線っぽくて…恥ずかしい…

僕はみんなに提案する
「よし!とりあえずみんなには元気になって欲しいから豪華なご馳走行くぞ!」

「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」

ニュクスが舌打ちをした。
「チッ…盗賊の名が聞いて呆れるぜ……俺はもうここにいる意味はねぇ…消えさせてもらうぜ」

【潜伏】で姿を消された様だが僕には丸見えだった。
でもニュクスには何か大きな物を背負っているような気がした。

アーロンが怒鳴る…
「あ!オイニュクス!てめぇどこ行きやがった!」

ウェルクさんもそのあとをついていき
「俺も、人の情けは受けない主義だ…人に頼るお前らほど俺は…弱くない…」
と言ってこの場を離れた。

「おい!ジーナ!!お前もかよ!クソッ!」
アーロンが悔しがる。

少しも表情を変えないストルクさんはどう思っているんだろう

「ストr…じゃなくてエルさんはどう思ってるんです?
(エルと呼べと言われてたの忘れてた…)」

「俺も長い間盗賊をやっているからニュクスやジーナの気持ちはわかる。盗賊というのは、ただ物を盗むだけではない…お金や人望もなく…本当に追い詰められ生きるすべを失くした者達が生き残るために選んだ道のことだ…
人との信頼は一切必要とせず…ただ自分が生き残るために悪事を働く。そうやって生き抜いてきたアイツらは、人の情けを受けると人生そのものが否定されたように感じるんだよ…」

「僕は楽な道があればそっちを選んだ方が人生は楽しいと思うんですが…」

無表情のエルが珍しく笑った
「ハッハッハ…分かっていないな青二才…お前は強いから分からねぇかもしれねぇが…人生ってもんは、出来ないことを必死に頑張って…そして努力して…出来るようにすることで楽しさを感じるんだよ…
最初っからオールマイティになんでも出来る超人程…退屈な人生はないもんだぜ…」

(それ…僕に言ってる?でも)
「あなたが仰っていることは正しいです…でもここにいる皆さんを見てください…」

エルが顔を上げる…

「アーロンさん、ハルザックさん、クランクさん、テイカさん、ワルディさん、ヨーノルドさん…
みんなとっても良い顔していますよ!」


────Episode2 《A dependent companion》────
────────────END────────────

あとがき
どもども〜シュラで〜す!ブイブイ ︎ ︎
アブノーマルワールドエピソード2いかがでしたか?
主人公のスキルを一個一個設定するのすごく大変で
テスト期間中もずっと考えてました…
おかげで点は壊滅的でした…トホホ…
そんなことはどうでも良くて、
皆さんは輪廻転生を信じますか?
解脱は嫌ですが誰もがその存在を信じていると思います!
なぁに…自分もその中の一人さ…
海外で前世の記憶が残ったままこの世に生を受けた人がいた話を聞いたことがあるかね?
実はその話を元に輪廻の仕組みを考えて
世界設定を作っています!
これ以上話すと長くなるので続きは次回のお楽しみ〜♪
ではまた次回お会いしましょう。

次回 Episode3《A true feeling》とべこんちぬえd

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