良く見ると、世界は汚く美しい。
~ニリンス森林にて、其の弐~
さて、今日も1日が始まった。回りには四人の仲間たち。
マヒト、コシャントさん、ソティア…ん?あれ?俺含めて五人?いやいや、そんなはずは…もう一度数えてみよう。俺だろ?マヒトだろ?コシャントさんだろ?ソティア…
やっぱり五人!?しかも気づいてるの俺だけなのか!?っておい!みんな雑談してる場合じゃないでしょ!?その明らかな不定形生物誰なの!?可愛い女の子に擬態してるけど体が青いしゲル状だよ!?隠しきれて無いよ!?スライムの類なのか!?ってかなにさらっと混じっちゃってるの!?溶け込んじゃってるの!?スライムだから?って誰が上手いこと言えと!?
なんて心の中で一人でボケと突っ込みを繰り返していると、マヒトが話しかけて来た。
『透馬様、この方はミラスさんです。なんでもこの森の主だそうで。色々と話を聞いていたのです。主に昨日の黒いスライムのことを。』
「へ?あ、うん?昨日のアイツの?ことを?」
『はじめまして、えっと…透馬さん。この森の主のミラスと言います。突然のことで驚かせてしまったようで…すみません。』
「あ、はい、どうも、視上 透馬と申します…あ、えっと、それで、昨日の黒いスライムは一体…?」
『それが申し訳ないことに…全く分からないのです。分かることと言えば、戦闘力が大幅に向上していることだけ…』
「えっ?そ…それだけなんですか?なにか他に…そうだ、【呪術】とかいうスキルの事とか…」
俺が【呪術】という言葉を発した途端、ミラスさんの表情が凍り付いた。
『…すみません、聞き間違いかも知れませんので、もう一度言って頂けますか…?』
「え…?い、いや、【呪術】って…」
『…どこで、その言葉を?』
「…あ、あの黒いスライムを倒したときに…黒いモヤモヤが出てきて…そこで…」
『…そうですか。…本来は口外してはいけないのですが…いずれ分かってしまうのでしょう。今、話しておきます…。…その、【呪術】というスキルは、魔王トリネマオ様の…いいえ、様なんて付けて呼ぶのも吐き気がするほどの、非道な魔王の…魔王トリネマオの、固有スキルです。そのスキルを掛けられたら最後。術を掛けられた者は、文字通り一生魔王トリネマオの…操り人形と化すのです。今まで何度も解呪に挑戦してきましたが、一度も成功した試しがありません。………その者を殺す、という方法以外では。』
「…え?魔王?しかも解呪方法が…そんな方法で?」
『致し方無かったのです。詳しくは説明出来ませんが…あのままでは、この森が…ニリンス森林が、滅んでいました。ああする他、無かったのです…。』
「…そうか…すまなかった。」
『いえ…どのような理由であれ、私達も同胞を殺すという非道なことをしたのは事実です。恨まれることはあっても、謝られるようなことなどありません。』
「……………」
─────沈黙。口を開くことは出来なかった。何を話せば良いのか、分からなかった。そんな沈黙を破ったのは、ソティアの一言だった。
「…ミラスさん。さっき『口外してはいけない』って言っていたけど、あれは…なんでだったの?」
『…脅されていたのです。『このことを口外すれば、お前もあいつと同じように一生奴隷にしてやる』と…。しかし、あの黒いスライムを倒した透馬さん達ならば、あの魔王トリネマオを倒すことが出来る。と、思ったのです。しかし、私はその言葉に反し、あなた達にスキルのことを話してしまったのもまた事実…。いつスキルを発動されるかも分かりませんし、もしかするともう操られているかも知れません。どうかお願いです。透馬さん、マヒトさん、ソティアさん、コシャントさん。あの憎き魔王、トリネマオを…倒して下さい。』
「…あ、ああ。だが、そのトリネマオとやらの居場所が分からなければこちらも手出しは出来ない。居場所は分からないか?」
『あちらの方に進んだところに、洞窟があります。テポパット洞窟という洞窟です。その中に、魔王トリネマオはいます。しかし、その洞窟には数多くの罠が仕掛けられています。もしも行ってくださると言うのであれば、どうか気を付けて…』
すぐさま俺は透視を使った。近くにそれらしき洞窟を発見出来た。
「…分かった。あっちの方にある洞窟だな?…そのトリネマオとかいう腐れ外道、ぶっ倒して来てやるから。」
『…!……はい。どうか、御武運を。』
「…ありがとう。」
『さて、行きますか?透馬様。腐れ外道の魔王、トリネマオを倒しに。』
「…ああ。行くぞ。準備はいいか?皆!」
「「『はい!(うん!)』」」
そこから洞窟までは直ぐに着いた。
恐らく五分も経っていない…が、先程の道からは目視出来なかった。透視を発動したので位置は分かっていたが、発動していなかった時は何も見えていなかった。
恐らくなにか妨害系のスキルか何かでカモフラージュしているのだろう。厄介なことだ。
「さて、ここがそのトリネマオとやらのアジトって訳か…その割には、随分と普通の洞窟だな。まぁ…カモフラージュしてるのも明らかだし、そこかしこに罠が設置されてるし…どうやら間違いないようだな。」
「…え?わ、罠なんてどこにあるんですか?私には何も見えませんよぅ…」
「ん、ああ。透視を使うと[見えない]っていう概念ってか特性ってか…それすらも透かして見ることが出来るみたいで…まぁ要するに、見える物を見えないようにするだけじゃなくて、その逆にも使えるみたいだな。」
「へぇ…お兄ちゃんのスキルってそんな効果まで着いてたんだね…。僕の魔狼の王の索敵でも罠なんて感知出来てないのに…。むぅ。」
なにこいつかわいい。なんて言っている場合ではない。なんとか罠に掛からないように移動しなければ…………あっ。丁度いい諺があるじゃないか。
「みんな、着いてこいよ?【君子危うきに近寄らず】!」
スキルを発動した瞬間、視界の中の罠に掛かるようなところが赤くなった。そのなかで色の変わっていない部分を辿って行くと、見事に回避出来た。すると、なにやら大広間のような場所に出た。
前方には大きな扉。その前には…なんだアレ?なんかトカゲみたいな奴がいる。もしかしてリザードマンとかいうアレだろうか。これまた厄介そうな気が…
『む、貴様らは何者だ!?魔王トリネマオ様に害為す者ならば、リザードマンの名に懸けてこの門番、容赦はせぬぞ!』
「え、ちょっと待て。ここで聞くことじゃ無いかも知れないが、名前無いのか?固有名詞の?もっと捻りのある名前を期待してたんだが…」
『何を言うておるか!普通の魔物など種族名だけであろう!AやBのほうがよっぽど操り易かろうが!』
「おい、今【呪術】とやらを使ってるだろ?トリネマオさんよ。」
『!?…な、何故分かった!?』
「普通の魔物が操り易いとか言うはず無ぇだろ?頭の切れる奴だと思っていたが、意外と抜けてるみたいだな。」
『ぬ、ぬおぉぉぉぉぉぉ!我を侮辱しおったなぁ!?そのような無礼を働いたこと、地獄で永遠に後悔するが良いわ!』
そう言い放つと、前方にいたリザードマンが猛突進してきた。人間は怒ると攻撃が直線的になるとどこかで聞いたが、どうやら魔物や魔王にも同じことが言えるようだ。
「そんな真っ直ぐな攻撃、当たる訳無いだろ?」
ひょいと避けた。どうやら力のセーブが出来ていなかったらしく、トリネマオがあやつっていたリザードマンは後方の壁にめり込んでいた。まるでギャグ漫画である。
「…一応、動けないようにしとくか。えーと…縄は…あった。これでぐるぐる巻きにして…と。…あとは、この扉の奥に…例の魔王がいるって訳か。皆、準備はいいか?」
「私は大丈夫!」
「僕もいける…。」
『あ、待って下さい、透馬様。渡すのをすっかり忘れておりました。昨日拾った鉱石で作った剣です。やはり魔法剣になりました。…なったの、ですが…』
マヒトの表情が曇る。
「え?なに?なんか変なことにでもなったか?」
『いえ…あの…属性がですね…[無属性]の剣なんです…。』
「え、無属性?」
『はい。得意な属性も苦手な属性もない…いわゆるオールラウンド的なアレですが…悪く言えば、器用貧乏ということに…』
「いやいやいや、良いじゃん!無属性!属性無効化とかもされなさそうだしちゃんと使えるじゃん!」
そう言うと、マヒトの顔がぱぁっと明るくなった。
『ほ、本当ですか透馬様!』
「本当に決まってるだろ?嘘つくことは無いだろ!ほら、早くそれを見せてくれ!」
『で、ではえーっと…はい!どうぞ!これが完成した剣です!』
「こ、これは…完全なる日本刀!?」
『と、透馬様の頭の中の剣をイメージして作ったのですが…どうでしょうか?』
「うわ…これ、マジで日本刀だよ…!あ、ありがとうマヒト…!」
『!!!透馬様!』
思いっきり抱きついて来た。いつもなら引き剥がしているが今なら許せる。俺が密かに憧れていたあの日本刀を完全に再現してくれたからだ。
…思い出したが、今魔王のいる部屋の扉の前に居るわけだよな?魔王、もしかしたらイラついているかも?急ごう。どっかの決闘に遅れてくる武士じゃないし。
「ありがとな、マヒト!早速こいつの試し切りをさせてもらうぞ!」
『ええ、透馬様!存分にやっちゃって下さい!』
そして俺たちは、魔王の部屋へと続く重い扉をゆっくりと開けた。
マヒト、コシャントさん、ソティア…ん?あれ?俺含めて五人?いやいや、そんなはずは…もう一度数えてみよう。俺だろ?マヒトだろ?コシャントさんだろ?ソティア…
やっぱり五人!?しかも気づいてるの俺だけなのか!?っておい!みんな雑談してる場合じゃないでしょ!?その明らかな不定形生物誰なの!?可愛い女の子に擬態してるけど体が青いしゲル状だよ!?隠しきれて無いよ!?スライムの類なのか!?ってかなにさらっと混じっちゃってるの!?溶け込んじゃってるの!?スライムだから?って誰が上手いこと言えと!?
なんて心の中で一人でボケと突っ込みを繰り返していると、マヒトが話しかけて来た。
『透馬様、この方はミラスさんです。なんでもこの森の主だそうで。色々と話を聞いていたのです。主に昨日の黒いスライムのことを。』
「へ?あ、うん?昨日のアイツの?ことを?」
『はじめまして、えっと…透馬さん。この森の主のミラスと言います。突然のことで驚かせてしまったようで…すみません。』
「あ、はい、どうも、視上 透馬と申します…あ、えっと、それで、昨日の黒いスライムは一体…?」
『それが申し訳ないことに…全く分からないのです。分かることと言えば、戦闘力が大幅に向上していることだけ…』
「えっ?そ…それだけなんですか?なにか他に…そうだ、【呪術】とかいうスキルの事とか…」
俺が【呪術】という言葉を発した途端、ミラスさんの表情が凍り付いた。
『…すみません、聞き間違いかも知れませんので、もう一度言って頂けますか…?』
「え…?い、いや、【呪術】って…」
『…どこで、その言葉を?』
「…あ、あの黒いスライムを倒したときに…黒いモヤモヤが出てきて…そこで…」
『…そうですか。…本来は口外してはいけないのですが…いずれ分かってしまうのでしょう。今、話しておきます…。…その、【呪術】というスキルは、魔王トリネマオ様の…いいえ、様なんて付けて呼ぶのも吐き気がするほどの、非道な魔王の…魔王トリネマオの、固有スキルです。そのスキルを掛けられたら最後。術を掛けられた者は、文字通り一生魔王トリネマオの…操り人形と化すのです。今まで何度も解呪に挑戦してきましたが、一度も成功した試しがありません。………その者を殺す、という方法以外では。』
「…え?魔王?しかも解呪方法が…そんな方法で?」
『致し方無かったのです。詳しくは説明出来ませんが…あのままでは、この森が…ニリンス森林が、滅んでいました。ああする他、無かったのです…。』
「…そうか…すまなかった。」
『いえ…どのような理由であれ、私達も同胞を殺すという非道なことをしたのは事実です。恨まれることはあっても、謝られるようなことなどありません。』
「……………」
─────沈黙。口を開くことは出来なかった。何を話せば良いのか、分からなかった。そんな沈黙を破ったのは、ソティアの一言だった。
「…ミラスさん。さっき『口外してはいけない』って言っていたけど、あれは…なんでだったの?」
『…脅されていたのです。『このことを口外すれば、お前もあいつと同じように一生奴隷にしてやる』と…。しかし、あの黒いスライムを倒した透馬さん達ならば、あの魔王トリネマオを倒すことが出来る。と、思ったのです。しかし、私はその言葉に反し、あなた達にスキルのことを話してしまったのもまた事実…。いつスキルを発動されるかも分かりませんし、もしかするともう操られているかも知れません。どうかお願いです。透馬さん、マヒトさん、ソティアさん、コシャントさん。あの憎き魔王、トリネマオを…倒して下さい。』
「…あ、ああ。だが、そのトリネマオとやらの居場所が分からなければこちらも手出しは出来ない。居場所は分からないか?」
『あちらの方に進んだところに、洞窟があります。テポパット洞窟という洞窟です。その中に、魔王トリネマオはいます。しかし、その洞窟には数多くの罠が仕掛けられています。もしも行ってくださると言うのであれば、どうか気を付けて…』
すぐさま俺は透視を使った。近くにそれらしき洞窟を発見出来た。
「…分かった。あっちの方にある洞窟だな?…そのトリネマオとかいう腐れ外道、ぶっ倒して来てやるから。」
『…!……はい。どうか、御武運を。』
「…ありがとう。」
『さて、行きますか?透馬様。腐れ外道の魔王、トリネマオを倒しに。』
「…ああ。行くぞ。準備はいいか?皆!」
「「『はい!(うん!)』」」
そこから洞窟までは直ぐに着いた。
恐らく五分も経っていない…が、先程の道からは目視出来なかった。透視を発動したので位置は分かっていたが、発動していなかった時は何も見えていなかった。
恐らくなにか妨害系のスキルか何かでカモフラージュしているのだろう。厄介なことだ。
「さて、ここがそのトリネマオとやらのアジトって訳か…その割には、随分と普通の洞窟だな。まぁ…カモフラージュしてるのも明らかだし、そこかしこに罠が設置されてるし…どうやら間違いないようだな。」
「…え?わ、罠なんてどこにあるんですか?私には何も見えませんよぅ…」
「ん、ああ。透視を使うと[見えない]っていう概念ってか特性ってか…それすらも透かして見ることが出来るみたいで…まぁ要するに、見える物を見えないようにするだけじゃなくて、その逆にも使えるみたいだな。」
「へぇ…お兄ちゃんのスキルってそんな効果まで着いてたんだね…。僕の魔狼の王の索敵でも罠なんて感知出来てないのに…。むぅ。」
なにこいつかわいい。なんて言っている場合ではない。なんとか罠に掛からないように移動しなければ…………あっ。丁度いい諺があるじゃないか。
「みんな、着いてこいよ?【君子危うきに近寄らず】!」
スキルを発動した瞬間、視界の中の罠に掛かるようなところが赤くなった。そのなかで色の変わっていない部分を辿って行くと、見事に回避出来た。すると、なにやら大広間のような場所に出た。
前方には大きな扉。その前には…なんだアレ?なんかトカゲみたいな奴がいる。もしかしてリザードマンとかいうアレだろうか。これまた厄介そうな気が…
『む、貴様らは何者だ!?魔王トリネマオ様に害為す者ならば、リザードマンの名に懸けてこの門番、容赦はせぬぞ!』
「え、ちょっと待て。ここで聞くことじゃ無いかも知れないが、名前無いのか?固有名詞の?もっと捻りのある名前を期待してたんだが…」
『何を言うておるか!普通の魔物など種族名だけであろう!AやBのほうがよっぽど操り易かろうが!』
「おい、今【呪術】とやらを使ってるだろ?トリネマオさんよ。」
『!?…な、何故分かった!?』
「普通の魔物が操り易いとか言うはず無ぇだろ?頭の切れる奴だと思っていたが、意外と抜けてるみたいだな。」
『ぬ、ぬおぉぉぉぉぉぉ!我を侮辱しおったなぁ!?そのような無礼を働いたこと、地獄で永遠に後悔するが良いわ!』
そう言い放つと、前方にいたリザードマンが猛突進してきた。人間は怒ると攻撃が直線的になるとどこかで聞いたが、どうやら魔物や魔王にも同じことが言えるようだ。
「そんな真っ直ぐな攻撃、当たる訳無いだろ?」
ひょいと避けた。どうやら力のセーブが出来ていなかったらしく、トリネマオがあやつっていたリザードマンは後方の壁にめり込んでいた。まるでギャグ漫画である。
「…一応、動けないようにしとくか。えーと…縄は…あった。これでぐるぐる巻きにして…と。…あとは、この扉の奥に…例の魔王がいるって訳か。皆、準備はいいか?」
「私は大丈夫!」
「僕もいける…。」
『あ、待って下さい、透馬様。渡すのをすっかり忘れておりました。昨日拾った鉱石で作った剣です。やはり魔法剣になりました。…なったの、ですが…』
マヒトの表情が曇る。
「え?なに?なんか変なことにでもなったか?」
『いえ…あの…属性がですね…[無属性]の剣なんです…。』
「え、無属性?」
『はい。得意な属性も苦手な属性もない…いわゆるオールラウンド的なアレですが…悪く言えば、器用貧乏ということに…』
「いやいやいや、良いじゃん!無属性!属性無効化とかもされなさそうだしちゃんと使えるじゃん!」
そう言うと、マヒトの顔がぱぁっと明るくなった。
『ほ、本当ですか透馬様!』
「本当に決まってるだろ?嘘つくことは無いだろ!ほら、早くそれを見せてくれ!」
『で、ではえーっと…はい!どうぞ!これが完成した剣です!』
「こ、これは…完全なる日本刀!?」
『と、透馬様の頭の中の剣をイメージして作ったのですが…どうでしょうか?』
「うわ…これ、マジで日本刀だよ…!あ、ありがとうマヒト…!」
『!!!透馬様!』
思いっきり抱きついて来た。いつもなら引き剥がしているが今なら許せる。俺が密かに憧れていたあの日本刀を完全に再現してくれたからだ。
…思い出したが、今魔王のいる部屋の扉の前に居るわけだよな?魔王、もしかしたらイラついているかも?急ごう。どっかの決闘に遅れてくる武士じゃないし。
「ありがとな、マヒト!早速こいつの試し切りをさせてもらうぞ!」
『ええ、透馬様!存分にやっちゃって下さい!』
そして俺たちは、魔王の部屋へと続く重い扉をゆっくりと開けた。
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