人外転生、いきなりテイム!? 〜黒の狼と白い少女と【強い】意味〜

カイリ

10話 黒い狼と少女の戦争ルンルン

数日後
早朝

 俺たちの言い分は見事にギルドに通り、冒険者1000人の選りすぐりの人達が集まった。

『こんなに集まんのか……』

 正直言って、10人集まればいい方だと思っていたが案外集まった。これは嬉しい誤算だ。
 現在俺たちは、街の門から始まりの森が見える程度の所にいる。

「クロ〜楽しみだね」

『そうだな……そろそろ来る気がする』

「およよ、見えてきたよ!」

 始まりの森にかかる霧から薄っすらとオークの大群が見えてくる。

 冒険者の軍団からリーダーらしき男が一体の前に出て冒険者を鼓舞して行く

「今回の噂は本当だったようだ、コレはもう噂ではなく真実の戦争が始まる! 目を見開け! 全身を奮い立たせ、己の刃でこの街を救うぞ!」
「「「うおぉぉぉ!!」」」

「おーー」

 コレは興奮する。

『カモがネギを背負ってきたぞ、俺らで全部相手にするつもりで行くぞセラ!』

「うん!!」

「あ、ちょま!」

 俺とセラは集団の合図を待たず一気に相手の軍に向かって突き進む。

「【メテオラッシュ】!」

 石に火を纏わせて降り注がせる魔法【メテオラッシュ】、オークの大群に直撃すると一気に絶命。

 集団にはこの魔法を使うようにセラには伝えている、しっかり守るなんて偉いぞセラ!!

(俺も行くか……【咆哮】)
「アオぅぅぅぅ!!」

 俺は空に向かって叫ぶ。この技は相手のヘイトを集める技。

(【ビックスラッシュ】)

 俺の放った大きな波動は、オークの体を次々と真っ二つに。

 俺とセラはこの魔法、技を繰り返し放つ。
 オークの大群はみるみる真っ赤に染まって行く。

「俺たちも続けーー!!」

 遅れたきた冒険者が加わり、更に空間が殺伐となって行く。

『セラ、次行くぞ』

「了解」

 邪魔者(冒険者)が増えたにで俺たちは森の中に入る。

「貴様らがこの計画を邪魔するやからk……」

 森に入るとユニーク個体のオークが群がっていた。

「あーー、言わせてあげなきゃダメだよ〜!」

『すまんすまん、イラッときたからつい』

 俺は敵の言葉を最後まで聞かず、ユニークオークの首を切断した。

 この光景に周りのユニークオークどもは騒然としているが、俺とセラは……

「ユニーク個体は初めてだなぁ」

『ユニーク個体といってもコイツらは雑魚に変わりない。さっきよりも少し威力を上げて森を突っ切るぞ』

「りょうーかい!」

 オークに構わず……殺戮を開始した。



「アレがこの計画を邪魔する張本人か。おい、四天王ども。此奴らはすぐに我の元に来る、準備をしておけ……無傷で勝てる相手ではないことを心得ておけ」ニヤリ

 森を抜けた先にいる黒いオーラを放つオークがこう言い放つと。かしずいていた4つの黒い影がすぐに消えていった。

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