人外転生、いきなりテイム!? 〜黒の狼と白い少女と【強い】意味〜
6話 黒い狼と少女のランクアップと受付嬢
次の日朝、ギルド
「セラちゃーん! こっちおいで〜♡」
おいおい、そこだけピンクオーラが違うぞ……
「ねぇねぇクロ! あそこだけ色が違うよ!」
『そうゆう事は口で言わんでいい』
『ねぇねぇクロ! あそこだけ色が違うよ!』
『念話使って言えとは言ってないだろ!』
俺とセラの茶番が終わり俺たちは受付嬢がいるカウンターまで足を運ぶ。
「はい、昨日の報酬分」
「ありがとうございます」
「いえいえ、あといい依頼が2枚きてるの。聞く?」
「ほんとですか!? 聞きます!」
ふーん、いい依頼が2枚もきてんのか。けどセラの顔をみて受付嬢がずっとニヤニヤしてるのが気になるな……
「まずはこれ!
【ゴブリン上位種を倒してちょんまげ!】
これは、ここから少し先にある森にゴブリンの上位種3〜5体の団がいるから狩っちゃって! というクエストよ」
「森の中にいるから安心なんじゃないの?」
確かに、森の中ならなんの危害もないと思うがな。
っと、クエストの名前に関してはツッコミはしんぞ、慣れろ!
「それがね、上位種がいる縄張りが流通機関で運搬者が通る道なのよ」
「へーー、大変ですね」
「もう一つが
【昇格クエスト:受付嬢の中から専属受付嬢になってくれる人を見つけてなってもらえ!!】です。
このクエストを受け、成功する事によって冒険者ランクが1上がります! って言うクエストです! 専属受付嬢とは、同じ人が対応してくれる人のことです!」
「それならもう依頼が完了してますね!」
ランクアップクエストがコレなのか? もう完了の意味もわからんが。
「セラちゃん……そればどうゆう意味?」
『ほら、受付嬢も戸惑ってんじゃんか、顔を青ざめて今にも死にそうな顔してんぞ』
「え? だってお姉さんが専属受付嬢でしょ?」
「へ?」
『はぁ?』
「え? 違うの?」ウルウル+上目遣い
成る程、そうゆう事ね。てかその涙目上目遣いは反則ではないのか?
「ええ! そうよ! 私は[アン・ジェシカ]って言うの。よろしくねセラちゃーーん♡」
す、すごい。受付嬢から今まで以上のピンクオーラが溢れ出ている!
「うん、よろしくねアンちゃん! あと上位種ゴブリンのクエスト受けるね」
「はーい、セラちゃん! お気をつけて!」
まぁ、なんだかんだでセラに友達? が出来た事はいい事だ。
「行ってきます!」
◇
「クロ、森に着いたよ」
『ああ、そうだな』
セラの言ったとうりに俺たちは森の目の前まで来ていた。木が生い茂る森、この森の名は【はじめの森】らしい。なんでも新人冒険者がよく来る森だかららしい。
「早速入ろっか」
『そうだな』
森の中に入り上位種ゴブリンを探す。運搬者が通る道に縄張り引っかかってるのだから、すぐに見つかるはずだ。
「クロ、あそこにゴブリンが」
『お、ビンゴだセラ』
セラが早速見つけたゴブリンの後を追う。するとゴブリンが別のゴブリンと合流した。
「5体いるね」
『どれもジョブ持ちだな。右から剣士、弓使い、賢者、剣士、盗賊だと思うが』
「どうする?」
『相手の戦力のバランスがいいな。多分剣士二体が前衛タンクで盗賊が中陣でヒットアンドアウェイ、賢者が前衛の剣士回復の基本的な戦法だろ』
ゴブリンだからと言って侮ってはならない。上位種の集団ならなおさらだ。相手も戦法を持ち、勝ちパターンでこちらを潰しんかかるに決まっている。
『剣士は俺が相手をする。セラは盗賊を中心に賢者に詠唱の隙を与えないように立ち回れるか?』
「うん、盗賊なら50秒……いや1分で倒せるよ」
『俺は剣士二体を30秒で片ずける。だから盗賊をかたずけたら残った賢者もやってくれ』
「わかった」
『じゃぁ、セラの先制攻撃で戦闘開始だ』
「うん……ファイヤボール」
セラから放たれた炎の玉が剣士ゴブリンの背中に直撃。
「ギャギィ(ええ、痛い!)」
っと言ったと思う。すかさず俺はゴブリンの近くまで近寄り。
(【スラッシュ】)
ほぼゼロ距離のスラッシュ。爪から出る波動を首にめがけ振るう。だがゴブリンの剣で受け防御される。
「ギャーギ」
スラッシュを受けたゴブリンがヨロヨロと後ずさりする、だがもう一体の剣士ゴブリンが斬りかかる。
俺は襲いかかったゴブリンの方を向き影に向かって飛びこむ。
(【影移動】!)
ゴブリンの振るった剣が地面に突き刺さる。俺がいない事にゴブリンが見つめ合って首を傾げているところに、ゴブリンの背後の影から飛び出て。
そのうなじを……喰いちぎる。
「ワフゥ(まじい肉)」
空中で舞いながら飯を食うのも通だが、俺は間髪入れずにうなじを喰われ今にも頭が落ちそうなゴブリンの頭めがけ。
(【スラッシュ】)
俺のスラッシュはゴブリンのうなじを捉え頭と体を分離させる事を成功させる。
「ギャガヤガヤ!」
もう一体のゴブリンがこちらに向かって来る。仲間を殺されて怒っているようだ。
地面い着地し剣士ゴブリンの方を向く。
(【闇化】)
このスキルは闇を纏うスキル。レベル1の為、爪に纏わせ物理、スラッシュの威力を上げる程度にしかできない。
俺はその状態から。
(【闇包(やみほう)スラッシュ】)
ネーミングセンスはどうでもいい(いいのあったら教えてくれ)が、今までスラッシュとは色、大きさが違うスラッシュを奴に放つことが出来た。
スラッシュの出す形を縦に出すように意識して出す。
そのスラッシュはの大きさは……ゴブリンの全長と同じ。
「ギャ!」
ゴブリンの剣を真っ二つに割り、身も二つに分離する。
(脆い剣だな)
ゴブリンから出る血しぶきを浴びる。獣の本能か、悪い気がしない。元人間の俺だがもう、人間の感覚がなくなっているのだろうか。
セラの方も終わったらしい。
「もう、クロったら! ……【シャワー】」
『すまんすまん』
シャワー:水魔法の一種で主に洗浄用として使う
セラの魔法によって血を落とす。そしてブルブル!
「ワン!(クーー!!)」
俺はこの一瞬のブルブルのために生きてるんだともう。
「クエスト完了だね!」
『おう、戻ってメシだ!』
なんとかクエストを終えることができた。俺たちは剥ぎ取りを終え、ギルドに向かってある行っていった。
「セラちゃーん! こっちおいで〜♡」
おいおい、そこだけピンクオーラが違うぞ……
「ねぇねぇクロ! あそこだけ色が違うよ!」
『そうゆう事は口で言わんでいい』
『ねぇねぇクロ! あそこだけ色が違うよ!』
『念話使って言えとは言ってないだろ!』
俺とセラの茶番が終わり俺たちは受付嬢がいるカウンターまで足を運ぶ。
「はい、昨日の報酬分」
「ありがとうございます」
「いえいえ、あといい依頼が2枚きてるの。聞く?」
「ほんとですか!? 聞きます!」
ふーん、いい依頼が2枚もきてんのか。けどセラの顔をみて受付嬢がずっとニヤニヤしてるのが気になるな……
「まずはこれ!
【ゴブリン上位種を倒してちょんまげ!】
これは、ここから少し先にある森にゴブリンの上位種3〜5体の団がいるから狩っちゃって! というクエストよ」
「森の中にいるから安心なんじゃないの?」
確かに、森の中ならなんの危害もないと思うがな。
っと、クエストの名前に関してはツッコミはしんぞ、慣れろ!
「それがね、上位種がいる縄張りが流通機関で運搬者が通る道なのよ」
「へーー、大変ですね」
「もう一つが
【昇格クエスト:受付嬢の中から専属受付嬢になってくれる人を見つけてなってもらえ!!】です。
このクエストを受け、成功する事によって冒険者ランクが1上がります! って言うクエストです! 専属受付嬢とは、同じ人が対応してくれる人のことです!」
「それならもう依頼が完了してますね!」
ランクアップクエストがコレなのか? もう完了の意味もわからんが。
「セラちゃん……そればどうゆう意味?」
『ほら、受付嬢も戸惑ってんじゃんか、顔を青ざめて今にも死にそうな顔してんぞ』
「え? だってお姉さんが専属受付嬢でしょ?」
「へ?」
『はぁ?』
「え? 違うの?」ウルウル+上目遣い
成る程、そうゆう事ね。てかその涙目上目遣いは反則ではないのか?
「ええ! そうよ! 私は[アン・ジェシカ]って言うの。よろしくねセラちゃーーん♡」
す、すごい。受付嬢から今まで以上のピンクオーラが溢れ出ている!
「うん、よろしくねアンちゃん! あと上位種ゴブリンのクエスト受けるね」
「はーい、セラちゃん! お気をつけて!」
まぁ、なんだかんだでセラに友達? が出来た事はいい事だ。
「行ってきます!」
◇
「クロ、森に着いたよ」
『ああ、そうだな』
セラの言ったとうりに俺たちは森の目の前まで来ていた。木が生い茂る森、この森の名は【はじめの森】らしい。なんでも新人冒険者がよく来る森だかららしい。
「早速入ろっか」
『そうだな』
森の中に入り上位種ゴブリンを探す。運搬者が通る道に縄張り引っかかってるのだから、すぐに見つかるはずだ。
「クロ、あそこにゴブリンが」
『お、ビンゴだセラ』
セラが早速見つけたゴブリンの後を追う。するとゴブリンが別のゴブリンと合流した。
「5体いるね」
『どれもジョブ持ちだな。右から剣士、弓使い、賢者、剣士、盗賊だと思うが』
「どうする?」
『相手の戦力のバランスがいいな。多分剣士二体が前衛タンクで盗賊が中陣でヒットアンドアウェイ、賢者が前衛の剣士回復の基本的な戦法だろ』
ゴブリンだからと言って侮ってはならない。上位種の集団ならなおさらだ。相手も戦法を持ち、勝ちパターンでこちらを潰しんかかるに決まっている。
『剣士は俺が相手をする。セラは盗賊を中心に賢者に詠唱の隙を与えないように立ち回れるか?』
「うん、盗賊なら50秒……いや1分で倒せるよ」
『俺は剣士二体を30秒で片ずける。だから盗賊をかたずけたら残った賢者もやってくれ』
「わかった」
『じゃぁ、セラの先制攻撃で戦闘開始だ』
「うん……ファイヤボール」
セラから放たれた炎の玉が剣士ゴブリンの背中に直撃。
「ギャギィ(ええ、痛い!)」
っと言ったと思う。すかさず俺はゴブリンの近くまで近寄り。
(【スラッシュ】)
ほぼゼロ距離のスラッシュ。爪から出る波動を首にめがけ振るう。だがゴブリンの剣で受け防御される。
「ギャーギ」
スラッシュを受けたゴブリンがヨロヨロと後ずさりする、だがもう一体の剣士ゴブリンが斬りかかる。
俺は襲いかかったゴブリンの方を向き影に向かって飛びこむ。
(【影移動】!)
ゴブリンの振るった剣が地面に突き刺さる。俺がいない事にゴブリンが見つめ合って首を傾げているところに、ゴブリンの背後の影から飛び出て。
そのうなじを……喰いちぎる。
「ワフゥ(まじい肉)」
空中で舞いながら飯を食うのも通だが、俺は間髪入れずにうなじを喰われ今にも頭が落ちそうなゴブリンの頭めがけ。
(【スラッシュ】)
俺のスラッシュはゴブリンのうなじを捉え頭と体を分離させる事を成功させる。
「ギャガヤガヤ!」
もう一体のゴブリンがこちらに向かって来る。仲間を殺されて怒っているようだ。
地面い着地し剣士ゴブリンの方を向く。
(【闇化】)
このスキルは闇を纏うスキル。レベル1の為、爪に纏わせ物理、スラッシュの威力を上げる程度にしかできない。
俺はその状態から。
(【闇包(やみほう)スラッシュ】)
ネーミングセンスはどうでもいい(いいのあったら教えてくれ)が、今までスラッシュとは色、大きさが違うスラッシュを奴に放つことが出来た。
スラッシュの出す形を縦に出すように意識して出す。
そのスラッシュはの大きさは……ゴブリンの全長と同じ。
「ギャ!」
ゴブリンの剣を真っ二つに割り、身も二つに分離する。
(脆い剣だな)
ゴブリンから出る血しぶきを浴びる。獣の本能か、悪い気がしない。元人間の俺だがもう、人間の感覚がなくなっているのだろうか。
セラの方も終わったらしい。
「もう、クロったら! ……【シャワー】」
『すまんすまん』
シャワー:水魔法の一種で主に洗浄用として使う
セラの魔法によって血を落とす。そしてブルブル!
「ワン!(クーー!!)」
俺はこの一瞬のブルブルのために生きてるんだともう。
「クエスト完了だね!」
『おう、戻ってメシだ!』
なんとかクエストを終えることができた。俺たちは剥ぎ取りを終え、ギルドに向かってある行っていった。
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