中学生の帝国建国記

ギース

アルマから見た戦争

ひどい戦争だった。その一言に尽きる。
近くの素晴らしい立地を見つけたとのことでさらに詳しく調べさせたら集落があった。
それで脅しをかける意味で降伏勧告したら考えさせてくれとのことだった。
その時の様子から相手の技術はうち以下だと思っていた。だから次の日の攻略も簡単だと思った。
次の日。最後に認めたらいいなぐらいの気持ちで勧告したらクラスメイトの山下くんだった。
流石に想定外だった。それでやはり拒否された。だから攻撃をかけたのだけど、、、
ここからがひどかった。主力部隊は全方位攻撃で壊滅。しかも一方向は警戒できたはずの森からだった。最後の奇襲部隊も止めるべきだったのに攻撃命令を出してしまった。そしてやはり壊滅。これで私の戦力の95パーセントが撃破。
またもう敗北は時間の問題だった。
それで自分の集落に困っていたけど攻撃がなかった。でも戦力のほとんどを失っていたから狩りができず食料難になった。それでも採取はできるので向かわせていたら全員行方不明になった。流石に耐えきれず生き残りを出してしまったのが運の尽き。森は燃えて攻撃を受け脱出した者は全員捕まった。 
詰んだ。このサーバーはダメかと思ったら、自治領となったとの通知。何故併合しないんだろうか。まあ生き延びれただけマシだろう。

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