異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

75話 夢幻 修正済み

┏┠75話 夢幻┨┓

ここはとあるお城
紅くて蒼い、謎に包まれているお城
庭は綺麗に手入れしてあり綺麗な薔薇が咲いている、外見だけ見たら完璧だ
だが中に入った瞬間に完璧という言葉は頭の中から消え去る
血なまぐさい臭いに、色々な色の薔薇が咲いている

現在門の前に、王都から派遣された聖騎士達がいる
その聖騎士達は、お城の奥深くにいる髪が金色でとても長いとある男ベルツァ、という人を狙っている

「今日の薔薇も美しい.........」

ベルツァは赤色の薔薇を人差し指と中指で取った

「邪魔者が来たようだ」

ベルツァは赤い薔薇を持ったまま、美しく転移を使って聖騎士たちの前まで来た

「っ!いたぞー!!」

「構えろ!!」

「我の子供達薔薇けがれてしまうであろう」

ベルツァは手に持っていた薔薇を聖騎士の心臓に投げた

「ウッ!!グッグォ」

薔薇は聖騎士の心臓に刺さり、そこから体内に毒が回り始める

「この薔薇は心が汚れている者のみ刺さる」





「って話知ってる!!!?」

っとリアが言った

「へぇー.........少し戦ってみたいなぁー、ベルツァっか.........カノ?何処にいるかわかる?」

一応カノは情報屋だ

「んーこの話都市伝説みたいなもんなんだよねー、色々噂はあるみたいだけど1番有力なのは別世界にいるってさ」

「別世界?」

とナギラが聞く

「そう......でも行き方は謎に包まれているんだって」

「ねぇ僕達で別世界行ってみない?」

っと提案してみる

「面倒臭いですわ」

「いやだぞっ!第1行っても勝てないんだぞっ!」

「じゃ、じゃあナギラは来るよ.........「行かないよ、まず行けないじゃん」」

「そんなもん創ぞ......何でもない......」

僕は普通に創造魔法って言っちゃいそうになった
カノとナギラ以外には、俺が神様だってことを伝えてない

「ねぇリート夢幻って知ってる?」

ナギラが急に真面目な表情で言い出した

「えぇーっとスキルの名前だよね......」

「そう体温から気配まで全て消せる幻術魔法」

それは昨日の少女に当てはまっていた

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コメント

  • 久留米天狗

    75話、誤字報告『生き方がわからない』?内容的に…異世界への『行き方』かな?

    3
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