61話 神様の仕事

┏┠61話 神様の仕事┨┓

「まさか...............」

(いや流石に考えすぎか.........)

僕は一旦その事を忘れカノのところに戻った

「どこ行ってたの？」

「あぁー.........カノに魔法を撃った人を捕まえに行ってた」

「魔法？私に？」

「あ、あぁ.........」

(気づいてない？まさか隠蔽魔法............？)

っとのその時、後ろから声をかけられた

「君がリバート君？」

それは1度見た事のある顔だった

金髪の髪に、緑色の目、年齢は僕と同じくらい

確か、魔物の城潰しの時に会った人............に似ている

「あっ、はい」

「良かったぁー、僕はナギラって言うんだ！」

ナギラ.........

「ナギラ...あっ.........って言うか何で僕がリバートだって分かったんですか？こっちでは、偽名を使ってるんですが...............」

「君は神様だよね？」

「はい？」

そして横からカノが疑問そうに聴いてくる

「ちょっと待って、リート君がリバートだとか、神様だとか.........」

「そうか、リバート君は他の人には教えてなかったのか」

「そうえばさっき自分の事をナギラだって言ってたけど、僕の知ってるナギラは20歳位だぞ.........」

「あぁー、それは成長魔法を使ったからだよ、本来の年齢は君たちと同じだよ、それと創造神から伝言だよ！『話したい事があるから神界に来い』ってさ」

「............行った方がいいか？」

「そうだねー、行った方がいいんじゃないかなー」


「..................分かった」
僕は目を閉じてまた開く
今回のお迎えはいなかった
僕はいつもの席に着く

「おぉー来たのぉー」

「話したい事って何ですか？」

「お主が神になった事についてじゃ」

「はい.........」

「神様になったお主は神様の仕事がある、それは勝者を決める仕事だ、大きな戦争に出向いてどっちが勝つかを決めるのじゃ、それとお主は偉大神になる、今までは7人いた偉大神じゃがお主を含め2人増えて9人になる、ちなみにもう1人は平和・敗北の神じゃ、そしてその神の名前はナギラ、お主が先程あった人物じゃ」

「は、はぁー」

「以上じゃ、そうえばナギラとそなたの婚約者のリアも魔法学院に入るらしいぞ」



そして後日、今日は魔法学院の受験日だ