異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

53話 邪神

強制転移フォーストゥワープ」  

僕がそう言うと男性と男子は何処かに飛んでった

「強い......?」

「ん?何が?」

「い、いや、な、何でもない!助けてくれてありがとう!」

「?う、うん」

「それで確か邪神についてだっけ?」

「そうそう」

「えっーと5000年前にとある神が居んだけどーー」

っと長々と話して言った
結論をまとめると
5000年前に神がいて
その神が闇に堕ちてしまった
そしてその神を倒すために勇者が立ち上がった
不老不死魔法を使っていたその勇者は2000年かけて戦って勝った
はずだったがその邪神はとある魔族によって蘇ってしまう
でもすぐにまた勇者が邪神を倒した
でも正確には倒した、ではなく封印した
そしてその封印が今解かれようとしている

「なるほどね!ありがとう!お代はいくらかな?」

「タダでいいよ!」

「え?でも......」

「いいの!助けてくれたんだし!!」

「そっ、そう......じゃあお言葉に甘えようかな!」

「そうえば邪神の話なんて聞いてどうすんの?」

「いやー邪神を倒そうかなーと......」

「はぁ!!??さすがにそれはまずいよ!もし仮に邪神を倒したとしても邪神はこの世界の器の一部分」

「それはどういう事?器の一部分?」

「そう!邪神はこの世界の器の一部そして私達はその中に入ってる水!んで邪神と言う名の器の1部が欠けたらそこから水が流れ落ちる!簡単に言えば邪神が倒されたら私達は滅んでしまうわ!」

「そうか.........それなら大丈夫そうだ!!」

「え!?人の話聞いてた!?」

「聞いた上で言ってる.........邪神の器が欠けたらそこは僕で補えばいい!」

「はぁー...貴方、自分が神にでもなったって言いたいの?」

「ん?そうだよ!」

「もういいわ流石に付き合ってられない.........」

そう言って彼女はどこかへ行ってしまった




今回は少し短いです

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