異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

10話 魔法使い

┏┣10話  魔法使い┫┓

今日も森にいくことにした
もう真冬になったので森の中はとても寒かった
森の奥の方で人の気配がしたので行ってみることにした

▦▦▦▦

「あの、あなたは誰ですか?」

見た目からして魔法使いだ.........

「ん?」
少し驚いていた

「君こそこんな森の奥で何をしているんだい?」

「あ、僕は.........魔法の練習に......」

「魔法の練習?」

「そうか!じゃあ俺が魔法を教えてあげるよ!」

「え、でも.........」

少し困惑した
どこから来たかも名前すら分からない人に魔法を教えてもらうのだから.........

「あぁごめん名前を言ってなかったね!」

「僕の名前はラン・テン・ガルムって言うんだ!!
気軽にランと呼んでくれて構わないよ!」

「あ、僕の名前はリバートと言います...............
訳あって姓は名乗れません.........」

「そっか!ちなみに何歳だい?」

「4歳です.........」

「そっかーじゃあまだ5歳の豊富は受けてないのか.........」

「はい.........」

「まぁいい!じゃあ1回魔法使ってみてくれる?」

僕は劣級の水鉄砲アクアカンオンを使った
控えめにやったつもりだがすぐ近くに滝ができてしまった.........

「............」  「............」

「今の劣級魔法だよね?」

「その.........つもり、です」

そうするとランはパチン!と指を鳴らした
すると謎の場所へ飛ばされた

「ここは?」

「さっきの魔法を見ていたら森だとやばいかなって!」

男は笑いながら言った
白黒のチェク柄の床に壁のない空間
普通の人間でないことはすぐに分かった

「あなたの種族はなんですか.........?」

「それは...............ごめんね...言えない」

「まぁそんなことより早く魔法の練習をしよう!」

「あ、でももうそろそろ帰らないと」

もう向こうだと朝日が登ってくるくらいの時間だ

「大丈夫この世界は時間が進まないから.........」

もっと人間じゃない気がしてきたけどとりあえず答えた

「はぁ......分かりました.........」

それから体感で10ヶ月くらいだろうかずっとそこで修行していた

「じゃあそろそろ帰りな!」

「分かりました!
今までありがとうございました!」

男がパチン!と指をまた鳴らすと僕は自室のベットの上で寝ていた

「夢......だったのか?」

その時ドアが開いた

「朝食が出来ました!自室にお持ち致しますね!」

どうやらリンらしい

「ありがとう.........」

(不思議な夢だったな.........)

コメント

  • キャベツ太郎

    神じゃね?((まぁ違うと思うけど)まだ、続きを見てません)

    2
  • ペンギン

    時空魔法?

    1
  • 帆楼

    姓ではないのですか?

    4
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