Messiah

嘉禄(かろく)

New SAKURA


「なあー、新入り入る予定ねーの?」


俺は任務終わりに百瀬に訊ねた。
百瀬は机から顔を上げずに答える。


「今のところ予定は無いわ、どうして?」
「任務でほとんどチャーチにいない俺が言うのもあれだけど、サクラが出払った時にここが襲われたらやばいだろ。あん時みたいにさ」
「まあねぇ…」


あん時とは、ワールドリフォーミングが事実上の撤廃になり突然チャーチに襲撃があった時のことだ。
俺はそこで生死をさまよった。
あの時はチャーチが手薄で、皇浦と浅葱が帰還していなければよりまずかった。


「いつもは『お前勝手なことしやがって』って思うけど、今回ばかりは連れてこねーかな誰か」
「うーん…ちょっと掛け合ってみましょうか」
「ん、頼んだ。来るって時は教えろよー」
「はいはい」


その答えを聞いて俺は係長室を出た。
さーて、どんな奴がくるかなー?



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