Messiah

嘉禄(かろく)

The mermaid who is drowned


藍浦心白。身長172cm、血液型B型。
元は一般企業に所属していたが、研究者兼ドクターとしてフォークス機関に訳あって異動。
その後チャーチとの戦闘に巻き込まれ死亡、秘密裏に鴉に保護され蘇生後チャーチへ。
藤堂颯空と異父兄弟で、俺のメサイア雪斗と昴さんとは顔見知り。

チャーチに来てからというもの、蘇生体に興味があるようで好奇心を満たすべく衛や草薙、雪斗に声をかけているらしい。
雪斗は生きているが、成長した方法を聞いたり俺の身体を見せろと言っているとのこと。

そのデータを見つつ、雪斗に言いつけられてその人の研究室に向かう。
数日部屋から出てきていないらしく、倒れてるんじゃないかと。
少し『なんで俺が』と思いつつ部屋の前に立つ。
ノックをして返事を待つ。


「藍浦さん、大丈夫ですか」


案の定返事はない。
溜息をついて仕方なくドアを開けて中に入る。


「入りますよ…って…」


藍浦心白は一嶋さんに我儘を言って部屋に大きな水槽を用意させたらしい。
魚でも飼うのかと思ったけど、今のところ何も入っていない。

部屋に入ると嫌でも目に入るそれの中に、白い髪が舞っていた。
藍浦心白その人が、水に沈んでいたのだ。


「え、ちょっと?!」


慌てて引き上げると、冷え切って呼吸も弱くなっていた。
暖めつつ人工呼吸を試みると、すぐに目を開いた。


「…おや、気を失っていたか」
「あんた何してんですか、このバカ!」


怒鳴るも意に介さずへらっと笑う。
ほんっとにこの人は…!


「いやあ、蘇生体でも息が止まって死ぬのかなって」
「当たり前だろ!」


その後体温が戻ったのを見届けて、キツく二度とそんなことをしないように言ってきた。


「ったく…雪斗に報告して、しばらく監視だな」

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