Messiah

嘉禄(かろく)

My expecting it…



-夢で終わってしまうのならば  
    昨日を変えさせてなんて言わないから 
    また明日も君とこうやって笑わせて


『俺はさ、お前とずっとメサイア組んでたいんだ。
それが俺が叶えたいこと!』

「…嘘吐き。
僕が死ぬはずだったのに、お前が死んでどうするの?」


僕の体の中にいるメサイアに問いかける。
意図せずして一心同体になったメサイアに。


「馬鹿みたい…僕は死ぬはずだったのに。
そんな僕に懸けてどうするの?
上手くいかなかったらどうするつもりだったの?」


泣かないと決めていた。
笑っていようと思ってた、いつも通り…何も変わらないように。

なのに…体が勝手に泣く。


「…ほんとに、馬鹿みたい」


何が神だ、メサイアすら救えないで…。

…僕も所詮人間か。
いつも通りお前の笑顔が見れると信じて疑わなかった。
命は有限だと、誰より知っていたはずなのに。


「…生きていて欲しかった、僕の分も」


そんな僕を置いて、月は沈み陽は昇る 。
だから、明日を嫌って過去に願う。
それで、もう如何どうしようも無くなって叫ぶんだ 
明日よもう来ないでよって…。


「僕は、闇を照らす魁星じゃない。
僕は、お前がいないと明日へ向かえないよ…」 


僕は太陽でもない。
お前こそ、太陽だったんだ-



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